BOOX LEAF2 おすすめジェスチャー設定
boox leaf2 を購入して一年半、長く使っていてわかってきた事もあるのでおすすめの設定をまとめておきます。備忘録も兼ねていますが、BOOX人口が増えると嬉しい。boox pageにも使えるはず。
おすすめの設定の方向性としては、マストな機能を割り振りつつ、誤操作によるストレスを徹底的に避け、尚且つ直感的にという方向性です。
(BOOXを使う上であまりに基本的なことは既に詳細な記事がありますから、説明を省略した箇所もあります)
前提:BOOXはカスタマイズが豊富過ぎる
BOOX、すっかり愛機なのですがそれは使い込んでいるからこそという面があり、ちゃんとカスタマイズしないと不便だったりします。
BOOXはいくつかシリーズがあり、このLEAFシリーズはページ送りのための物理ボタンが搭載されている点が特徴的。
カスタマイズ項目が豊富
ややこしいのはBOOXLEAF2のカスタマイズ項目は大きく5つもあること。
それぞれ
・ジェスチャー
・物理ボタン(実は音量ボタン)
・ナビゲーションボール(ナビボールとも)
・Eink設定(アプリ毎)
・アプリの最適化(同じくアプリ毎)
となります。下2つはアプリごとの調整機能です。これらはすでに詳しい記事が沢山上がっていますので、本稿では少し触れるに留めます。
ということでジェスチャー、物理ボタン、ナビボールの3つが本旨になります……が、これらのうちナビボールは後述しますがシンプルに邪魔なため私は使っていません。
カスタマイズ①:ジェスチャー
本記事のメイン、ジェスチャーです。
boox leaf2はアップデートが重ねられ、ジェスチャー機能が多彩になりました。よく使う機能はジェスチャーに集約すると便利。
ボトム(底辺)&ナビゲーションバー
まずボトム(底辺)。これは底辺から上に引っ張るようにスワイプするジェスチャーです。
ボトムは左下、中央下、右下の3位置にそれぞれ設定可能。
私は中央のみ使用しています。3つあると紛らわしい上、領域を間違えて誤操作するとストレスが溜まりそうなので。同じ機能で埋めるも良しかと思います。
私はこの中央にEinkセンターを設定しています。これはリフレッシュモードなどの設定画面を表示する機能。スクロールして本を探すときだけスピード、本を読み始めたらノーマル、と変更することもありますから、手軽に呼び出したい。特にBOOX使い始めのうちは頻繁にいじることになるでしょう。
ここにはホームに戻るを設定する案もあります。iphoneなど普通のスマホのジェスチャーと同じなのでそのほうが直感的かもしれません。ただ操作に両手が必要な点は注意。ボトムの物理ボタン側ならちょっと辛いですがぎりぎり持ち手のみで操作可能です。
ちなみにAndroidらしくジェスチャーの代わりにナビゲーションバーを設定することもできます。常に表示領域が狭まりますので私は使用していませんが、お好みで。ホーム、EINK設定、画面リフレッシュ、戻る、マルチタスク(現在起動してるアプリ一覧を表示)の5つから順番含めて選択するカスタムも可能。
サイド(上下のジェスチャー)
サイド(側面)。上下にスワイプ×両側面と中央に向かってスワイプ×両側面で4つ割り当てられます。
上下にスワイプは最低片方はブライトネスがおすすめです。ブライトネスはバックライトの明るさの調整のことで、暗い場所で読書する際に使います。このジェスチャーに配置する他はコントロールセンターを開かないと調整できません。
ちなみに私が左側に設定している色温度は、上にするとバックライトが暖色に、下にすると寒色になります。
正直スクロールしようとした際などに一番誤操作するのがこの上下スワイプジェスチャーですが、誤操作しても大した問題がないのが良いところ(?)。物理ボタンがページ送りに取られるので(音量)ボリュームを設定するのも良いですが、やはり誤操作しやすい点に注意。
サイド2:左右のジェスチャー
側面から中央に向かってスワイプするジェスチャーですが、これが個人的には一番重要。というのも、物理ボタン側が持ち手になる関係上、このスワイプは片手で完結します。
私はこの物理ボタンがある側(左側)にホーム画面に戻る、を設定しています。片手でホームに戻れるのはかなり便利です。両手で操作しているときも、片方の手であれこれやりつつ持ち手でさっとホームに戻ってアプリを切り替えられるのは便利。
スクショを大量に撮る方はここにスクショでも良いかもしれません。私はめったにスクショ撮りませんが(※leaf2だとスクショ撮るのに1、2秒ほどかかります)。
もしiphoneに合わせたいならばここをバックにするのがおすすめ。
物理ボタン側は指の置き場所があるので、ジェスチャーを誤操作することはあまりないです……が、無料漫画アプリなど物理ボタンでページが送れない場合に画面左端をタップ、ないしスワイプでページめくりをしようとするとこの機能と干渉するときがあります。その場合は要相談、というか、ストレスになるのでここに機能を割り当てないほうがいいでしょう。先に紹介したボトム中央のジェスチャーが代替案になるかと。
物理ボタン反対側にはキャッシュのクリアを入れました。leaf2はRAMが少ないので必須に思えましたが、実際には時折気分で使う程度ですのでここはご自由に。こちら側は両手で操作することになるので多用する操作は避けたいところ。
ちなみに左右ではなく物理ボタンがある側と書いたのは、leaf2では左に物理ボタンが標準だったのに対しpageでは右側標準に変更されたためです。ただこれは好みの問題で、画面を回転させるだけで変更できます。(ケースのせいで結局固定されますが)
カスタマイズ②:物理ボタン
数種類あるBOOXの中からなぜLeafシリーズを買ったのか。きっと、物理ボタンが魅力だったからでしょう。実際便利です。
基本的にページめくりに使用しますが、これもカスタマイズできます。
物理ボタン短押し(サイドボタン)
物理ボタンは基本音量ボタンです。各リーダーアプリでは大体において音量ボタンでページめくりをする、という設定項目があり、これを設定することで意味を発揮します。
下でページを送るのか、上でページを送るのか選択可能。お好みで。
またページめくりしないアプリでは、アプリごとに短押しを別の機能に割り振ることもでき、例えば物理ボタンでスクロールさせることができます。これは下を押したら下に80%(変更可能)下にスクロールしてくれる、というような機能で、ブラウザなどに割り振るといいでしょう。
(短押し機能に「ぺーじめくり」という項目がありますが対応アプリはほぼありません。BOOXの標準アプリのみじゃないかなと。使わなくて問題ないです)
物理ボタン長押し
物理ボタンの上下それぞれの長押しに機能を割り振ることもできます。カスタマイズ的にはこちらが大事。片手で完結する動作なので重要度が高い機能を入れたい部分です。
まず、長押しの割り当てはバックがおすすめ。物理ボタンは基本的に常に指を添える状態になります。無意識に実行する回数が一番多いのはやはりバックでしょう。また、ホームに戻るのときも同じようなことを書きましたが、片方の手で作業しながら持ち手でさっとバックできるのは結構便利。
上下どちらかという問題になりますが、読書時に一番押すのはページおくり。ときには無意識に長押ししてしまうこともあろうか、と考えるとページおくりにバックを設定して誤操作するのはストレスがたまりそうです。
ページ戻しの方に長押しでバックを設定すると、性格も似ていますし、誤操作もほぼ無く良いかと。
私はページ送り側の長押しにはフルリフレッシュを入れています。うっかり間違えて長押しした時にリフレッシュならストレスないですから。ちなみにフルリフレッシュとは、Einkの特性上画面切り替えじに画面に蓄積する残像を消す機能です。自動でもやってくれるのですが、特に漫画だと残像が気になるときがあり自分で実行します。リフレッシュは読みを中断せずに行いたいのでジェスチャーよりボタン長押しに設定するのがおすすめです。
長押しは長押し時間も設定可能。私はせっかちなので0.5秒にしてますが、より誤操作を防ぎたければ0.5秒・1秒・1.5秒・2秒の4つから選択可能。
ジェスチャーその他
ジェスチャーには「その他」の項目に、3本の指でスワイプするとスクショという機能があります。私はオフ。全然直感的じゃないし、画面がどんどん汚れそうなので…… これはお好み次第でしょう。
アップデートで選択できる機能が増えれば、使い道はあるかもしれません。
ジェスチャーまとめ
ジェスチャーのおすすめ設定を紹介してきましたが、もちろん正解があるわけではありません。しかしホームに戻る、バック、フルリフレッシュ、EINKセンターの4つはどこかしらに配置しておくことをおすすめします。
カスタマイズ③:その他
その他と雑にまとめてしまいましたが、あまり中身のない見出しです。本体のおすすめ設定が本旨なので以下について簡単に紹介したいと思います。
・ナビゲーションボール
・E-INK設定
・アプリの最適化
(下2つはそれぞれのアプリによるところが大きい上、好みが関わるので細かいけれども大事なところだけにしておきます)
ナビゲーションボール(ナビボール)
殆ど本体の機能ですが、アプリとして存在しており、そこから設定します。
オンにすると常に画面上に表示され、タップすると更にメニューが展開して複数の機能にアクセスできます。
先に書きましたが、やはり邪魔です。ナビボールを使う場合は読書中も表示されます。一応、放置すると画面外に隠れる設定もあるのですが、その際ちょびっとだけ半円が飛び出た表示となり、却って気になる。
タップにも干渉します。ナビボールを置いている場所をタップする必要があれば、いちいち移動させないといけません。
常時表示に目をつむるなら、便利です。必要な機能はここに集約できるので迷いません。
おすすめはWi-Fi、Bluetooth、スクショ、ホームに戻る、ライト、画面の回転(画面の回転を手動でする場合)、Eink設定。
他、ダブルタップでホームに戻る機能や、ボタンの透明度など、細かな設定が可能です。
アップデートでジェスチャーに置き換えることができたので、私はナビボールをお役御免としました。
コントロールセンター
通常のAndroid、iphoneと同様に、画面右上を下にスワイプするとコントロールセンターが出てきます。(左上をスワイプすると通知欄が出ます)
これは大したカスタマイズではないですが、ジェスチャーに収まらない分はここでカバーします。呼び出すのはそれほど手間でもないですし、使うタイミングが限られている機能はナビボールよりこっちで行うのが良いと思います。
コントロールセンター展開時の右上、鉛筆マークを押すと、どの機能を優先して表示するか選ぶことができます。
私は、Wi-Fi、Bluetooth(使っていませんが)、画面の回転(手動)、スクショはここからアクセスするようにしています。逆に位置情報や機内モードなどはほぼ使う機会がないといっていいでしょう。
その他
・本体の設定ではなくアプリの設定ですが、リーダーアプリ毎に「音量ボタンでページをめくる」の設定をオンにしないと物理ボタンが使えません。ページめくりアニメーションも、オフにしましょう。動きのある表示はEinkに向いてません。
・ページめくりのアニメーションが切れないアプリはEink設定→リフレッシュモードの[その他の設定]から「ページめくり時間でアニメーションをフィルタリングする」の値を上げることで、画面の動きを抑えることができます。
・前述しておりますが、Einkは特性上書き換えを繰り返すと残像が残ります。そのため時折フルリフレッシュを挟みます。[その他の設定]から操作回数に応じてフルリフレッシュするタイミングを選べます。少し明滅するので毎回はやめたほうがいいでしょう。ジェスチャー等にフルリフレッシュを設定しておけば手動で実行もできます。私はページ送り10回毎に1回にしてますが、漫画だとものによっては3回くらいで残像が気になることもあります(ベタ塗りに弱い)。
・リフレッシュモードはノーマルからRegal、スピード、A2、Xまであります。右に行くに従って画面が粗くなり残像も残るようになる代わりに表示速度が上がります。完全にお好みですが、A2辺りからは流石に実用的じゃない。
・アプリ長押し→出てくるメニューで最適化、Eink設定→最適化、などでアプリの最適化メニューが出せます。細かい設定になります。
ブラウザアプリなどは「その他タブ」からカスタムサイドボタンをスクロールに変更するといいでしょう。物理ボタンでスクロールできるようになります。スクロール距離も調整可能。
アプリ毎に問題があればDPI設定をいじることもあります。DPI設定:アプリのデフォルトDPIを使用をオン、が基本ですがいじらなくても特に問題が起こらないことも多いです。表示領域が収まっていない場合などに使用。
番外編:BOOXを活用するためのアプリ(紹介)
BOOXの大きな特徴はやはりAndroidで動き、Playストアでアプリをインストールできること。でも、BOOXに向いているアプリは限られています。その上LEAF系統はチップセットが貧弱だし、Wi-Fi使用時はバッテリーがゴリゴリ減ります。E inkの特性上動画やスクロールしまくるのも苦手です。
そう、基本BOOXはリミテッドな使い方しかできません。読書をする時にはノイズがなくていいのですが、3万も出したので、もっと活用したいところ。
(実をいうとおすすめのアプリについてはどう活用しているか私が聞きたいくらいで、なにか便利なものがあればコメントなどでお聞きしたい)
読書
サービス内容に深くは触れませんが、私はhontoメインに落ち着きました。アプリの動作という点ではhontoが1番良いように思います。楽天KOBOも順当です。Kindleは問題なく読めますがアプリ自体がちょっと使いづらく、画面に動きが多いのもあって普通のスマホ向けという印象があります。
ちょっと難点があるのはbookwalker。ページめくりはサクサクですが代わりに重いみたいで、スリープ復帰時に開いていた本が勝手に閉じちゃうことがあります。RAMが3gbに増えたboox pageなら問題ないでしょう。セール時はひたすらお得なので時々使います。
ところでGoogleに手数料を取られるのを避けるために、殆どの電子書籍アプリはストア機能がありません。各ストアを検索して、WEBページをアプリ化しておくのが便利です。購入自体は画面遷移が多くなるのではBOOXよりスマホかPCでやるのがいいです。
UNEXTも使います。UNEXTを使っていない方は驚くかもしれませんが、同サービスで電子書籍を購入できるんですよね。これが意外にも、booxで安定して動作します。UIがEink向きじゃないので沢山本を入れると遡るのが大変ですし、起動するとホーム画面からなのでやや手間ですが、物理ボタンにも対応しており、付箋などの細かな機能はないものの便利に使えます。
なおU-NEXTには雑誌読み放題もついていますが、7インチで雑誌は流石に厳しいですね。
私は自炊はしないので、PDFビュワーなどのおすすめはありません。申し訳ない。たまに使う程度なら、BOOXのデフォルトのビュワーで充分ではあります。PDF 7インチでA4を基準に作られたドキュメントを読むのは厳しいものがありますが。
Pocket(Web記事のブックマークアプリ)
スマホで文字を読むのは大変だし、中身があると出先で読む時間がない。で、ひたすら溜まっていくのがWEB記事というもの。
そんなときPocketが便利だと思っています。これ、記事自体はスマホとかPCで見つけます。Twitterで流れてくることも茶飯事でしょう。それをとりあえずpocketに共有します。
あとはBOOXをオンラインにしてPocketを同期すればいいのです。PocketとBOOXの組み合わせには2つ良いところがあります。
・ポケットに共有した記事はオフラインに保存されます。
スマホと違い基本オフラインのBOOXですが、いつでも好きな時に読めるわけです。それからもう一点、
・保存された記事はリーダーモードに変換される。
どういうことかというと、サイトの装飾を取っ払って、読みやすい状態にしてくれます。文字と画像のみです。読みやすいだけでなく、BOOXでの表示に向いています。複数ページにまたがる場合も一つにまとめてくれます。これがすっごく良い。物理ボタンをスクロールに設定すると読みやすいです。
ただ難点はあり、リーダーモードに変換するせいか稀に文章が途中で終わってしまったりします。記事部分がどこからどこまでが分からないときがあるようですね。リンクも保存してくれているのでそういうときは普通のブックマークとして、リンクを踏んで読むことになります。無念。
でも補ってあまりある便利さがあります。
なお、Chromeブラウザをインストールしないと上手くログインできないのでご注意。
無料漫画アプリ
Android搭載のBOOXを選んだ理由に無料マンガアプリを上げる方は少なくないかと思います。
実際のところ……使えはします。
ただ無料漫画アプリは広告やバーナーなどが大量に出る関係上BOOXには厳しいものもあります。サンデーうぇぶりとピッコマはホーム画面で何度も強制終了してしまいました(pageなら大丈夫かとおもうんですが、Leaf2では厳しい)。
それ以外のアプリは大体安定動作するんですが、いずれにせよアプリ起動に少しかかったり広告ページをめくるのがもっさりしたり、多少のストレスがあります。毎日一話、みたいな使い方は合いませんね。スマホでポイントを貯めて、一気に読むとかならいいかもしれませんが。常時ネット接続必要な点と、そのためにバッテリーがごりごり減る点、だいたい物理ボタン非対応な点にも注意が必要です。
その他基本的なアプリ
私が紹介するまでもないですが基本的なアプリを書いておきます。
・Google Chrome:言わずとしれたブラウザアプリ。これがないとログインできないアプリがたまにあります。
・G Board:推奨される日本語入力キーボード。Google謹製。とはいえBooxでフリック入力はややストレスがある。画面が大きいのでQWERTYでローマ字入力が良いと思います。
・Googleドライブ等、共有アプリ:やはりあると便利。BOOX DROPもありますがBOOXでPDFの編集などしない限りは、使い慣れたものが一番かと思います。
まとめ
以上がBOOX使用の助けになれば幸いです。BOOXの設定周りはあまり記事が無かったので。
すでに使っている方はそれぞれ拘りのカスタマイズがあるでしょうけれど、アップデートも重ねており、まだいじっていない便利な設定などに気づいたということがあれば嬉しいです。まだ所持していない方も、なにか妄想の助けにでもなれば……
(以下余談はひたすら余計な話です)
余談
ところでBOOX PAGEの新機種が出るとしたらどうなるんでしょう。個人的にはPAGEでRAMが3GBになったことでほぼ完成されていて、少しスペックが上がる程度は誤差なんですよね。何しろbooxを触る殆どの時間は読書をしているわけで、その点で不満はないわけですから。
しかしBOOXを製造販売する文石も企業ですから利益を出さねばならないわけです。消費を促進するために付加価値を加え続けなければならないのが現代企業の宿命ではないでしょうか? 今のスマホはほぼ過剰スペックだと思っていますが、同じことが起こらないかやや心配だったりします。
そもそもLAEFシリーズには様々な点で上位機種があります。スペック、サイズ、カラー、ペン機能など。読書専用端末としてスペックはこれ以上要りませんし、サイズは好みとバリエーションの問題。
カラー表示は魅力的ですが、これに関しては大は小を兼ねるの問題ではないかと思います。カラーは刺激が多くなるのが気になりますし、小説にせよ漫画にせよ、必ずしもカラーは必要ではないです。カラーになるより安価であってほしいところ。
とはいえカラーはまだ発色などの面で発展途上であり、新製品を出す甲斐のある部分でしょう。中国ではLEAF3Cという後継機があるようで、カラーが標準になるというのが一番ありえそうです。
もう一つありそうなのは物理ボタン付き7インチのNOTEシリーズが登場してPAGEの実質的な後継機に置き換わること。つまりペン機能標準搭載ということですね。個人的には価格次第ではあっても良い機能ですが、結局読書端末なので無くてもいい。余計な機能が増えると重くなりそうなのも心配。
実際のところleafシリーズのユーザーは後継機に何を求めるんでしょう……
私は、耐久性は上げてほしいですかね。慎重に使っているのでまだ綺麗ですが、防水、あと圧力に弱そうなので耐圧、耐衝撃辺りは魅力的な付加価値かもしれません。防水以外はケースで解決する問題ですが、ケースをつけると重量がちょっと増して、そのちょっとが辛いんですよね。
この話はつまるところLeafシリーズの身の置所、ということに着地しそうです。性能を上げれば上位機種のNOTEやタブレットに近づいてしまう。でも低価格という意味ではKindleやKOBOにやはり勝てない面がある。kindle&koboはそれぞれのストアで利益が出るので、本体は安価でよいのですよね。本を読むだけなので本体を進化させる必要もほぼありません。
BOOXは専用端末というには万能だし、万能というにはリミテッド。
現状が一番丁度いい、と私は思うのですが。
余談でした。