那覇空港で大東寿司を購入
那覇空港の搭乗ゲート前の売店を通りがかるたびに「大東寿司は売り切れ」と表示されていて、知らなければ気にならないだが、いつも売り切れと言われるとどのようなものか気になる。
このたびたまたま大東寿司が販売されていたので、この機会を逃したら次にいつ食べられるかわからないということで、まんまと品薄商法に釣られて後先考えずに購入した。大東寿司といっても南大東島からの空輸ではなくラベルをみると那覇の会社の製品である。
せっかくなので機内で食べてみたが、空弁としては理想的なパッケージである。6個入り820円で、量も値段も空港でよく見かけるカツサンドと同じくらい。寿司は機内で醤油をかけるのが難しいが、大東寿司は鰆の醤油漬けなので醤油をかける必要がなく、まさに機内向けである。味も他の食べ物と違ってさっぱりしている。那覇空港で売っているおにぎりはポーク玉子おにぎりばかりなので、さっぱりした食べ物は貴重である。
鰆というのもよくできていて、漬け鮪のような赤身の魚だと時間が経つと黒く変色しそうだが、白身魚なら変色しにくい。空弁で扱うにはある程度素材が限られるのだろう。
これなら店頭に並ぶたびに目ざとい人が購入してすぐに売り切れるのもわかる。だったらもっと作ってほしいところだが、日持ちのしない生ものなので、在庫可能な時間が限られており、売れ残りを避けるためには、現状のように確実に売れる分だけ作って売り切るモデルにせざるを得ないのだろう。
気になったのは、箱の中におしぼりは入っていたが箸が入っていなかったことである。購入時にレジで箸をもらえたが、やはり箱に入っている方が持ち運びやすい。
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