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C105振り返り②博士アンソロ準備編

忘備録を兼ねてのC105振り返り。

ことの発端

そもそもなぜ博士アンソロを作るに至ったのか。
①修士アンソロの存在(2023 C103 で購入)
 博士版もいつか作りたいなーと考え始める。
 博士課程中は研究室の小さな社会の中で生きることが多く、他の研究室は?先輩たちはどう進路決定した?という情報が少ない(と感じている)。特に地方大だとなおさら。アカデミックポスト以外を含め、博士取得後の筋道、生き方を紹介する本を書きたい(というか私が読みたい)と考えていました。また、博士の合同誌、アンソロとして、あるあるネタで合意を狙う面白さよりかは、「こういう生き方があるんだ」という選択肢を示したい。将来の選択にあたり「選択肢を知っている事」ってかなり重要だと考えています。

②「作りたいなー」の気持ちを呟いたら捕捉され執筆をそそのかされる。

 おもバザ(11/3)翌日、東京観光をした帰り道のことでした。ロジウムさん( https://note.com/_rhodium_ )の唆しの効果もあり、その気になった私は募集を開始しました。(今思えば「同人誌の友人」ってなんだ。)
 参加募集をnoteに挙げたのが11月9日のこと。アンソロを1か月の短期間で作ることを決定(決心)しました。
 他のアンソロや合同誌の製作期間を知った今では、1か月で作成するのはやや狂気めいているかもしれません。後程、著者の方から「どのみち締め切りギリギリに書いたと思うから3か月前でも1か月前でも同じかも」とあり、激しく合意したのと同時に救われましたが。(ただ、もう少し早ければ参加して頂けたかもしれない方を後程知りましたので、次回はもっと早めに告知させていただきます。)

作り始め

 元素学たんさん(@gensogaku)や、ききぉさん(@munimuni0071)、のりめいやさん ( https://note.com/nmcreatex )に早期から参加表明頂けて安心したことを覚えています。
 知名度低めのアカウント(開始時はフォロワー数60弱)でしたので、これまでの即売会で知り合った方や、参加開始ツイートにRTやいいねを押していただいた方に寄稿のお願いもしました。1か月の短期間にも関わらず快諾いただけた著者の皆様、本当に感謝しております。
 短期間でしたが締め切り(12/14)までに私を除く全員の原稿が集まり、むしろ私が原稿間に合っていなかったので急ぎ書き、ちょっとばかり編集を行い、両端揃えが勝手に左揃えになる事象が頻発するワードと奮闘し、無事入稿(12/18)しました。主だった誤字の訂正と、インデントを揃えたりはしましたが、それ以外はほぼ著者原稿のままです。皆様の文章を校正できる力は私にはありませんでした。
 表紙はBlenderで作成しました。著者の皆様の推しだったり、博士課程で印象深かったもの達をモチーフに作成しました。次回もやるなら同じように続けたいです。

部数

 かなり悩みました。原稿の時点でいい本になる確信はあったので。
・今回(C105)だけでなく、次回(C106)でも頒布するため多めに印刷したい
・C102・C103において私のサークルの頒布数は1冊当たり20~30冊
・他の著者の影響力
・宣伝tweetのいいね・RT数
・Dr.SKYさん(お誕生日席配置)委託分、見本誌・著者分
から考え、
★見本誌・著者分:15部
★当日:50部頒布できればうれしい(Dr.SKYさんへの委託含む)
★その後のイベント:55部
の120部印刷かけました。
 これまではコピー本だったので、初めての印刷会社への入稿でした。頒布数少なかったら…と考えつつ入稿ボタンを押しました。
[栄光印刷、サンバセット、書籍用紙90 kg、本文62ページ、表紙ppクリア、背幅4.2 mm]

そのほか

 タイトル(Tales of Doctors)はDr.SKYのDr.Yas(@Dr_SK2Y)さんからいただきました。某ゲームが由来らしいですが、表紙にも、本の趣旨にもぴったり合うような気がして採用させていただきました。
 今回はポスターも準備しました。配置が島端(お誕生日席)の2つ横、大きな通路にも近いところでしたので、一定の宣伝効果はあった様子。
 アクキーもギリギリ入稿して、体調を崩さないことに集中して年末まで耐えました。
 当日の振り返りは次回。

次回に向けての覚書

・もし合同誌をするなら、早めにスタートする。募集(11/9)から入稿(12/18)まで1か月で終わったのは奇跡だと思う。著者の皆様がすごい。
・表紙の作成、文章の確認は想像以上に時間がかかるので締め切り以降一度は土日を挟みたい。(今回は有給をつかった)
・著者分を先に配布するのであれば、分納を依頼し、直接搬入と著者分を分けて送ってもらう。
・ワードのぬりたし。これについてはページ全面にイラストを使わなければ、栄光さんの場合、ぬりたしがないことを了承済みであることを明記すれば問題なく印刷できる。上下ブレも少なかった。表紙はテンプレート通りにGIMPで作成。さすがにillustratorの導入はしていない。
・pdf変換の際の行ずれに気を付ける。
・文章のノリについては、私も未知数だったので、説明できなかった。次回があれば、今回の冊子を見本に説明できるかも。「こんな感じに皆さん自由に書いてますよ」となるかもだが。
・テンプレートと話題を一部指定をしたのは、統一性があってよかったと思う。(まるで学会要旨、今回は無かったが、所属としてTwitterやBoothのアカウントを乗せるのもありだと思う)
・文章だけでなく、アンケート集計もやりたい。

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