本との関係性について
私にとって本は、会話相手。知らないことをたくさん教えてくれる人。
画像や動画などのたくさんの情報で溢れる現代社会でなお、自分のペースで思考し、言葉を受け取ることができる。だから私は文章というメディアがすごく好きだ。
疲れている時は本を読めない。それも私のバイタルサインになっている。帰宅の電車の中で本を読む気になれないとき、私は疲れている。そういう日は、たくさんご飯を食べて早く寝た方がいい。
インターネットに、面白いコンテンツが少なくなってきたなと思う。即物的で、短くて、わかりやすく、刺激的なもので溢れている。そういうコンテンツは、刺激的で脳にドーパミンが送られるけれど、面白くはない。面白くないけれど見ているし、時々面白い。
私は刺激に疲れて、自分のペースで自分の時間を過ごせる本と過ごす時間が好きだ。
ちょうど大人数の会食が苦手で、少人数の人とゆったり深く会話するのが好きなように、著者と深くコミュニケーションできることが心地よいのだろう。
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