今の自分に落ち着くまで②
大学は実家から片道2時間くらいかかるので寮や一人暮らしも迷いましたが、両親が高齢だったこともあり、実家に学生の間は残った方がいいかなと思って、4年間実家から通いました。
もう両親は年金暮らしの域だったので、バイトしながら奨学金もらえば親に最低限の迷惑はかけないかな、と思い、特に相談することもなく決めました。
この相談しないとか自分で決めちゃうっていうのも、もう小さい時から身についてしまったことですね。
実習のときは片道3時間近くかけて行ったり、なかなかハードなことをしてたと思います。
でも、特に親は私を褒めるとかはなかったので(別に褒めてほしい訳ではなかったけど)、お金かからないならいいでしょ、くらいのスタンスでした。大学行くのも奨学金もらうのが前提だったし(すでに高校生のときから奨学金探されてた)、中学や高校のときも成績が学年で一桁でも、通知表がどれだけ5でも、特に褒めてもらった記憶はありません。別に見返りを期待してた訳ではないけど、子供だったら親からそういう言葉の一つや二つくらいはもらえたほうが、自己肯定感は高くなるんじゃないのかな。
大学のときはもちろん初めからバイトに明け暮れました。学業2、バイト8くらいのときもあったかなー。バイトしてたら、家のことはその間は忘れられるし、バイトのメンバーが好きだったからとても居心地良くて、わたしの居場所はここだなと思い、家に帰るのはほぼ終電、大学行くのは乗り換えの始発に間に合うように(ローカルなので乗り換えた後1時間に1〜2本しかない)、という毎日を送りました。
ハードな毎日だったけど、それが楽しかったし、家に帰ったってどうせ親は早く寝てるし、家で過ごす楽しみが見出せなかった。お金がない家なんだと思ってたら、急に明日から家のリフォームするからと母親から告げられ、後々その請求書を見たら200万とか書いてるし、一緒に住んでるわたしに何の事前相談もなく、そんな大金をしてもしなくてもいいようなリフォームにはポンっと使って、そのお金あったらわざわざ奨学金借りなくても大学行けてるよねって思って。その前に、預けてたお年玉を私用で全部勝手に使われてたときもあったので、金銭面の不信感も持っちゃって、そういうのも母親を遠ざけ始めた理由です(もっと色々理由はあるけど割愛)。
母親は自分の育て方が正しいと思ってるタイプで、なんでも主語は自分。子供って、潜在的にやっぱり親から認められたいと思ってるので、少なからずそういう言動は大事だと思います。わたしは全く違う育てられ方をしてきたので、元々わたしの自己肯定感は低いです。
どういう育ちをしているかって、やっぱり人間形成の根幹だし、小さいときから身についてきたものは結局大人になっても変えれないし、変わりません。
いくら何かを頑張ったとしても、それを自分で認めることができない。褒めたり認めるポイントを教えられてないので、人を褒めたり認めることが苦手です。
この自己肯定感の低さ、愛情障害な部分が、大人になってからのわたしに多大な影響を及ぼします。
また、そのことは次に書きます。
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