#15|善意の行動とは
献血が趣味のひとつ、という友人たちがいて。
継続して行くとグッズとかもらえるらしく。
何回かその友人たちに付き添ったのですが。
私は人生で10代の時に1度しか献血出来たことが無い。
一応、経験した上で。
たぶんこの先やることはない。
否定したいわけではない。
献血するための条件っていくつもある。
個人情報を書き記しサインまでする。
なのに、採血の時点で止めておきましょう、と。
献血出来ずに終わることもある。
私は声を大にして言いたい。
アレルギーの人って大抵協力できない!
私は昔からアレルギー体質で乾燥肌。
当時アトピーじゃなくてもアレルギー持ちの私は、ひじの内側のかさつき、でお断りされた。
アレルギー疾患については、治療薬が悪影響を及ぼすおそれがあるため、とか。採血による症状の悪化の恐れ、とか。
服薬してなくてもダメなときはダメなのさ。
花粉症の人はOKのこともあるようだけど。
献血出来ずに友人を待つ時間のヒマなこと…。
そして居たたまれない気持ちになる。
お菓子もジュースもどうぞ、
って優しくすすめてくれるけど。
何もしてないのに手を伸ばす気も起きず。
こんなことを5回ほど経験し、献血出来たのは1回。
友に付き合うだけの軽い気持ちは善意とは言わず。
本当に、心から献血をしよう、やろう!
と思う友の様な人たちの意思を善意というべきで。
そんな私は献血に対し善意を持ち合わせておらず
行くべきでない、行かないとの結論に至ったのだ。
友人たちにそんな話すると、わかる!と言ってくれて。
寄付とかもさー、家に余ってるものは寄付なのかな。
本当に寄付しようって思うなら、新品買って譲るべきだと思うの。
でも、そこまでの気持ちを持ち合わせてないのよね、と。
もちろん、そんな考え方だけじゃないことはわかってる。
どんなことでも初めの1歩は大事なのだ。
「善意」って言葉に重きを置かなければ良いのかもしれないけれど。
「善意の押し付け」ってことだってある。
始めの1歩になるかもしれないからこそ、考えてしまう。
偽善って言われても貫ける気持ちがあってこそ、善意の行動が出来ると思うんだ。
大型ショッピングセンター内での献血の呼び込みに対して、行ってみたいと言ったお子に対して、私は言う。アレルギーは献血出来ないよ、と。
出来ない理由を、帰宅後に赤十字のHP見せながら伝えるよ。
まずは知ることからだ。