【アークザラッドR】ハト徹底解説&考察&戦闘動画&関連情報まとめ(キャラ紹介/2021年6月版)
ハトが『アークザラッド R』に実装されたのは2020年9月でした。
古の七勇者の一人であるハトは、1996年発売の『アークザラッドII』にて名前と姿とが個別に登場。そしてアークRへは、キャラ実装に先行する形で、期間限定イベント『燃え尽きぬ炎~浄化編~』にて初登場しました。
今回はハトの戦闘動画や関連情報をまとめつつスキルやキャラ性能などを徹底的に解説する他、ハトに関する考察も進めていきます!
なお、この記事でも一部触れていますが、『七勇者』については別記事で詳しく情報をまとめたいと思います。
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ハトのキャラクター紹介(概要)
【キャラ名】ハト
【CV】三木眞一郎さん
【所属】ー
【シリーズ初登場】『アークザラッドII』 ※“名前”と“姿”は個別に登場
【アークR登場話】『燃え尽きぬ炎~浄化編~』、メインシナリオ、他
【キャラシリーズ】通常/フェス限定キャラ
【キャラ実装】2020/9/11『フェスガチャ』
【衣装】★5/覚醒
【ロール】タンク
【攻撃種】物理攻撃
【育成上限】LV70、覚醒
【性別】無性
【相性】自然
【タイプ】古の七勇者/格闘家/獣型
【別verキャラ】なし
【関連装備】守護獣のおまもり(魂装備)
【スキル(★5)】ワイルド・ボイス/ツリーオブライフ/ガーディアン/ブレッシングオブパワー
【スキル(覚醒)】ワイルド・ハウル/ブレッシングオブライフ/ガーディアン/ブレッシングオブパワー
ハトは『アークザラッドII(以下アーク2)』が、シリーズ初登場でした。
作中にて「ハトは七勇者の一員である」との情報を確認可能。ただしハト含め七勇者関連の描写は“確認せずとも物語を進行可能な箇所”に少し存在したのみということもあり、作中では詳細がほぼ不明な存在となっていました。
アークRでは、ノル実装時(2018年9月27日)のお知らせに掲載された紹介「◎古の七勇者とは」にて、「守護獣ハト」という表記と、ハトと思われるシルエットを初確認できました。
実際にその姿が物語へ初登場したのは、2020年8月31日から開催された期間限定イベント『燃え尽きぬ炎~浄化編~』。こちら予告なしのサプライズ登場だったこともあり、驚いた方も多かったのではないでしょうか。その後に公開されたメインシナリオでもハトの姿を確認することができます。
2021年6月現在も「本来なら3000年前の存在であるはずのハトが、なぜ現代に登場したのか」という点をはじめ、謎が多く残されているキャラです。
アークRのプレイアブルキャラとしての実装は、2020年9月11日。
2021年6月時点の性能は、群を抜いた耐久力を持つ上、ある程度の範囲攻撃から味方のサポートまで幅広くこなせる万能キャラです。また全キャラ中で素の「速さ」が最も高いため、戦闘で先手を狙いやすいでしょう。
1人何役もこなせるハトを編成すると、戦闘が安定しやすくなります。特に装備が揃っていない序盤でも強い味方となるため、「これから始める方がリセマラで狙うキャラ」としてもおすすめです。
初心者の場合、どんな場面でもハトの安定力が輝きます。
上級者の場合も、状況によっては編成の有力候補に入ってくるでしょう。
※詳しくは、シリーズにおけるハト/キャラ性能(↓)などで解説。
ハトの戦闘動画
ハトが実際に戦う姿や、スキルムービーなどを含む動画です。
■ハト戦闘動画(全レア度/全アクティブスキル+通常攻撃使用)
【公開日】2021/11/17 【長さ】2分
【内容】アークR『ハト(★5/覚醒)』戦闘動画です。全レアリティの全アクティブスキル/通常攻撃/反撃を発動。スキルムービーあり。
■ハト紹介動画(実装直後版)
【公開日】2020/9/13 【長さ】10分
【内容】「ハト」LV70覚醒時のスキルやステータスを実際に戦いつつ紹介。
■エルク記憶浄化「燃え尽きぬ炎」(ハトは浄化編のみ登場)
【公開日】2021/6/29 【長さ】59分
【内容】エルク記憶浄化「燃え尽きぬ炎~記憶編~」「燃え尽きぬ炎~浄化編~」をクリアしました。※基本は登場キャラ編成だが一部例外あり
■メインシナリオ6章3幕(ハトは6章3幕4話から登場)
【公開日】2021/5/30 【長さ】36分
【内容】編成するのは登場キャラのみ。アークR本編であるメインクエスト(メインシナリオ)6章3幕をひたすら駆け抜けます。
■その他、ハトを編成した戦闘動画
ハトの衣装と関連装備
ハトはフェス限定キャラということで
2021年6月現在、衣装は『★5』『覚醒』の2種類のみです。
■★5衣装
★5衣装は、エルク記憶浄化となる期間限定イベント『燃え尽きぬ炎~浄化編~』にて初登場した時の姿となります。
アーク2にてドット絵で登場した際(あれは本物ではありませんでしたが)や、ファンクラブ会誌の表紙で描かれた際の姿にも近いですね。
■覚醒衣装
覚醒衣装(2021年6月現在は物語未登場)は、★5の色違いになっています。カラーリングが黄金ベースに変化した他、装飾品の色も変わりました。
こちらハトの衣装変更画面。いや~大きいですねぇ。
物語登場時のサイズ感そのままに、衣装変更画面でここまで顔が見切れてしまうほどの大きさで実装されたのは、ハトが初めてではないでしょうか。
※ハト実装は2020年9月。他に衣装画面で顔が見切れるキャラには、2020年11月実装の「エアライダー ハルト」(エアバイク込みのユニット)が存在。
■ハトの関連装備
【装備名称】守護獣のおまもり
【レア度】★★★★★
【分類】アクセサリ
【装備可能キャラ】全員
【入手】魂装備/ショップで『ハトの魂』500個と交換、交換回数2回
【装備効果】戦闘開始から5ターンの間、自身に移動力が1上昇する『移動力上昇』と攻撃力が30%上昇する状態変化『攻撃力上昇』を付与する。この装備の特殊効果は重複しない。
フェス限定キャラの魂装備ということもあり、+5まで改造強化を行った際の攻撃力上昇値がアクセサリではトップクラス。
付与できる状態変化『移動力上昇』『攻撃力上昇』(持続5ターン)も非常に有用なため、2021年6月時点の最強アクセサリの1つだといえるでしょう。
ハトのステータスとスキル(LV70/覚醒)
ハトLV70/覚醒時のステータス(装備無し)と、通常攻撃範囲。
限定キャラのLV70タンクとしては、全体的にステータスが高めです。
特に「速さ」「HP」「防御力」が高くなっています。
通常攻撃は『物理攻撃』で、範囲は前方横3マスと広めです。
性別『無性』、相性『自然』、タイプ『古の七勇者』『格闘家』『獣型』と非常に珍しい分類を多く持っています。
“無性+自然+獣型”という組み合わせはパンディットと同じですね。
【ハトのオートスキル(覚醒)】
では、ハトのオートスキルを見ていきましょう。
■オートスキル『ガーディアン』(覚醒)
オートスキル『ガーディアン』は、
・範囲内の味方の物理防御&魔法防御を50ずつ上昇
という効果のスキルです。
効果範囲が広く、範囲内に味方を収めるのは難しくありません。ただしバフでパラメータを強化する場合、上昇値には上限がある点に注意が必要です。
※従来の強化上限は「元のパラメータ値の3倍」だったが、2020年9月24日に実施されたバトル調整アップデートで強化効果上限値が再設定された。
■オートスキル『ブレッシングオブパワー』(覚醒)
オートスキル『ブレッシングオブパワー』は、
・範囲内の味方に、状態変化『攻撃力固定値上昇』付与
という効果のスキルです。
このスキルで付与できる『攻撃力固定値上昇』は、対象(味方)に付与されている状態変化の数により、「Lv」と「上昇する攻撃力の量」が変わります。
確認したところ、付与には以下のような法則があるようでした。
付与できる『攻撃力固定値上昇』のLvは
・ブレッシングオブパワー発動時の「対象に付与済の状態変化の数」で決定
・付与時以外は変動しない(付与後に状態変化の数が増減しても変化なし)
という形でした。
なお『ブレッシングオブパワー』発動は行動終了時のため、『ブレッシングオブライフ』で付与される状態変化4個もカウントされます。
また「既に『攻撃力固定値上昇』付与状態の味方」が対象の場合、
・付与される『攻撃力固定値上昇』の効果(Lv/持続ターン)は上書き
という形でした。
例えば「他の状態変化の効果が切れたタイミングで上書きされた場合」など、状況によってはLv&攻撃力上昇量が下がる可能性もあります。
狙う効果により、付与タイミングや配置を工夫する必要があるでしょう。
【ハトのアクティブスキル(覚醒)】
続いては、ハトのアクティブスキルをご紹介します。
■アクティブスキル『ワイルド・ハウル』(覚醒)
アクティブスキル『ワイルド・ハウル』は、
消費MP30で、
・自身に、状態変化『攻撃力上昇』『HP自動回復』付与
・範囲内の敵に、攻撃力の350%のダメージを与える
という効果の攻撃スキルです。
■アクティブスキル『ブレッシングオブライフ』(覚醒)
アクティブスキル『ブレッシングオブライフ』は、
消費MP40で、
・範囲内の味方のHPを 攻撃力の40%分回復
・範囲内の味方に、状態変化『最大HP上昇』『HP自動回復』
『MP自動回復』『弱体化無効』付与
という効果のスキルです。
ハトのキャラ性能(詳細解説)
ハトは、防御面のステータスが高く
ロール通りタンクとしての役割を安定してこなせるだけでなく、
味方のサポート・ある程度の攻撃まで幅広くこなせる万能キャラです。
始めたばかりの初心者なら、どんな場面でもハトの安定力が輝きます。
攻撃を受けても倒れにくいハトを編成すれば、敗北しにくくなるでしょう。
また装備が揃いにくい序盤はMP確保が大変なのですが、ハトが付与可能な状態変化『MP自動回復』を活かせば味方がスキル連発しやすくなります。
ハト自身も、ロールがタンクでMP回復ボーナス恩恵が大きいこともあり、消費MPが低めの攻撃スキル『ワイルド・ハウル』を連発しやすいです。
キャラや装備が揃った上級者なら
高耐久力と『ワイルド・ハウル』を活かしてのクエスト周回や、
『MP自動回復』でのスキル発動用MP確保をはもちろん、
『攻撃力固定値上昇』で与ダメアップを狙うこともできます。
全キャラで最も「速さ」が高いため、闘技場の“最速囮”にも適役です。
2021年6月現在のハトは、
装備が揃っていない序盤でも戦力を底上げしやすい上、
装備が揃ってからもオンリーワンで有用な能力が活躍しやすいこともあり、
もしリセマラする場合は有力候補の1人だと言えるでしょう。
■ハトのステータス
防御面に影響する「HP」「物理防御」「魔法防御」が高いため、
耐久力が求められるタンクとしての立ち回りをしっかりこなせます。
全キャラで最も「速さ」が高いため、各種クエストで先制しやすいです。
闘技場(先制が断然有利なコンテンツ)の“最速囮”にも適役でしょう。
ただし「攻撃力」はタンクとしては高いものの、
アタッカーはじめ他ロールの高攻撃力キャラに比べると低めです。
ただし攻撃力を大幅上昇できる装備&スキルも多いことから、
編成や立ち回り次第では、そこまで気にならないかもしれません。
■ハトのスキル
最大の特徴は、味方や自身に多数の状態変化を付与可能という点です。
特に貴重な状態変化は、
『ブレッシングオブパワー』で付与できる『攻撃力固定値上昇』でしょう。
・付与されている状態変化の数に応じ、最大2500も攻撃力を上昇可能
・『ブレッシングオブパワー』が広範囲のため、非常に付与しやすい
ことなどが魅力です。
『攻撃力固定値上昇』効果値は、付与済の状態変化数で決まります。
効力を最大に引き出すには、状態変化を10個以上付与する必要があるため、
編成によっては活かすのが難しくなってしまいます。
とはいえ2021年6月現在は
・戦闘開始時に状態変化を付与できる装備やスキル
・自身や味方に状態変化を付与できるスキル
が多数存在します。
ハト自身も『ブレッシングオブライフ』で味方に状態変化4個を付与可能なこともあり、手持ちの装備やキャラのスキルを見直してみることで、
案外、ハトの能力を引き出せる組み合わせが見つかるかもしれません。
『ブレッシングオブライフ』で付与できる状態変化も場面により有用です。
特に貴重なのが、行動終了時にMP回復する『MP自動回復』。
アークRの戦闘では「スキル発動のためのMP確保」が非常に重要となるため様々な場面で輝きやすいのではないでしょうか。
敵オートスキルの弱体化効果を無効にする『弱体化無効』も見逃せません。
難易度が高いクエストでは厄介なスキルを持つ敵も多いです。
敵が面倒であればあるほど、この状態変化が活きやすくなるでしょう。
アクティブスキル『ワイルド・ハウル』は、
スキルダメージ倍率も350%とそこそこ高い範囲攻撃の上、
自身の攻撃力や耐久面も底上げできるスキルです。
消費MPが30と少なめで、ハト自身がタンクでMP回復しやすいこともあり、
オートでのクエスト周回時にも連発しやすいはずです。
ただし『ワイルド・ハウル』使用後は通常、このスキル自体や
『ブレッシングオブパワー』の状態変化付与モーションが入ります。
1秒でも時間短縮したい場合(高速周回など)には向かない攻撃でしょう。
なおハト自身はタンクのため、素の攻撃力はそこそこしかありません。
ですが高攻撃上昇スキルや装備と『ワイルド・ハウル』を組み合わせれば、高難度クエストでも雑魚敵を一掃する攻撃役として活躍できます。
アークザラッドシリーズにおけるハト
ここからは、シリーズ作品におけるハトについて見ていきます。
■『アークザラッドII』でのハト
ハトという存在が初登場したシリーズ作品は『アークザラッドII』です。
ただし本人が登場したわけではありません。
また七勇者に関する直接ハトが描写されているのは以上2ヶ所のみと思われます。
・ペイサス図書館の本『伝説の七勇者』に、『ハト』という名前のみ記載
・空中城にて、ゴーゲンが対峙する七勇者の一員として登場(※偽物)
なお、空中城で“偽物”が見せた際には名前が表示されていないこともあり、アーク2の作品中では名前と姿すら一致していません。
あくまで「七勇者の一員である『ハト』という名前」と、「七勇者の一員である獣の姿(のちにこの姿がハトだと分かる)」が個別に描写されたのみ。
また作品内で七勇者とされる名前を合計9つ確認できてしまうこともあり、『ハト』含め、アーク2の段階での七勇者描写には謎が多かったです。
■『アークザラッド R』でのハト
アークRでは、2018年8月23日のサービス開始直後の段階で
『七勇者』に関連すると思われる要素がいくつもありました。
まず特筆すべきは、ノル実装時(2018年9月27日)公開の情報でしょう。
このお知らせで公開された「古の七勇者とは」「精霊の加護深きノルとは」という文章は、シリーズにおける七勇者を考察する上で見逃せません。
「古の七勇者とは」は、3000年前の七勇者について説明する文章です。
この中に七勇者の一員として「守護獣ハト」との表記を確認できます。
「精霊の加護深きノルとは」は、七勇者のノルについて説明する文章です。
この中に「ミナルディアの守護獣」がノルと仲良くなったとの記載あり。
先の文章をふまえると、この“守護獣”はハトを指していると考えられます。
あわせて掲載されているのが、七勇者と思われるシルエット+ノルの絵。
この段階で、「1番右の獣型らしきシルエット=ハト」と考えられます。(そのキャラ以外が明らかに人型のため、消去法で考えた場合)
2020年5月19日、突如としてカウントダウンサイトが公開されました。
・見覚えあるドット絵キャラ(ハト含む)
・ロマリア文字で「3000 years ago …」と書かれている
など、明らかに七勇者の時代を思わせます。
【参考動画】当時のカウントダウンサイト紹介
その2日後の2020年5月21日、カウントが止まり発表されたのは、七勇者らが活躍した3000年前を描く新たな物語『トキワタリノ方舟』でした。
同時に公開されたトキワタリティザーサイト&PVでも、
七勇者の物語紹介とともに『守護獣ハト』という表記や、
ハトのシルエット(ノルのお知らせ掲載とおそらく同じ)を確認できます。
【参考動画】「トキワタリノ方舟」ティザームービー
【参考動画】登場キャラのみで『トキワタリ前日譚1~3幕』攻略
残念ながら『トキワタリノ方舟』は前日譚1~3幕のみの公開となったため、
実際にトキワタリ内でのハトの活躍を確認することはできませんでした。
アークRにて初めてハトが登場したのは、2020年8月31日から開催された期間限定イベント『燃え尽きぬ炎~浄化編~』です。
こちらはエルク記憶浄化としての開催で、ハトに関する事前予告もなかったことから、驚いた方も多かったのではないでしょうか。
2020年9月11日には、ハトがプレイアブルキャラとして実装されました。
『燃え尽きぬ炎』はメインストーリー4章から繋がる話ということもあり、
この物語でエルクらと合流したハトは、その後メインストーリーにも登場。
現代においては、同じく七勇者であるゴーゲンやソルとも合流しました。
気になるハトの考察3選
2021年6月現在では
・ハトを含む七勇者ら3000年前の存在が、なぜ現代に現れたか
をはじめ、物語上では明らかになっていない謎がいくつも存在します。
またハトは物語での描写が少なく、直接語られていない部分も多いです。
ここではソースを出せるものを中心にいくつか考察してみたいと思います。
ハトの考察1/『ハト』とは何者?
シリーズを通して、ハトに関する情報は決して多くありません。
ここではハト関連の描写や台詞を抜き出しつつ、考察してみましょう。
■『ハト』の見た目はモンスター?
Rにハトが初登場したのは、エルク記憶浄化『燃え尽きぬ炎~浄化編~』。
このイベントでは当初、ハトの名前表記が「モンスター」です。
※エルクが初対面のハトをモンスターと勘違いしているため
当イベントにおける、ハトへの反応をピックアップして集めてみました。
エルクは当初、ハトを「キメラ」呼ばわりしています。
ですがハトの行動を受け「モンスター」へと認識を改めました。
対して“ガルアーノ”は、ハトを見た瞬間に「モンスター」と判断。
あわせてリーザの関与を疑っています。
彼は厳密に言えばガルアーノではないですが、
“記憶や能力をすべて引き継いだクローン”のためキメラ等には詳しいはず。
そんな彼がモンスターと即座に判断したのですから、おそらくハトの外見は
「この世界で一般にモンスターと判断される分類」なのでしょう。
ただし「ただのモンスターではあるまい?」「喋れんのか?」などとハトに尋ねているあたり、何かしら感じ取るものがあったのかもしれません。
■ハトは毛並みに自信あり!
ハトの台詞には、「毛」に関するものがいくつかあります。
きっとこだわりがあるのでしょう。確かに触り心地が良さそう……!
■『ハト』の“ツノ(角)”と“目”
アクティブスキル『ワイルド・ボイス』/『ワイルド・ハウル』使用時、
ハトには「ツノ(角)」が生え、普段は隠れている「目」も確認できます。
スキル発動時、雄叫びを上げた瞬間にニョキッとツノが生え、
相手にぶつけた瞬間には消えるので、コマ送りでの確認がおすすめです!
■七勇者としての『ハト』
アークRでは、七勇者としてのハトに関する描写をいくつも確認できます。
またハト実装時の小山英二氏のTwitterによれば、「(ハトの喋りは)森の賢者のようなイメージ」とのこと。
物語における立ち振る舞いも、プレイアブルキャラとしての性能も
“守る”ことに重点をおいているあたり、まさに「守護獣」なのでしょう。
Rの物語では、ハトと他の七勇者とのやり取りはあまり描かれていません。
ですがキャラ図鑑での“七勇者の中でも常識人”との紹介、
ホームボイスでの「七勇者は癖のある奴ばかりでな」との語り、
様々なキャラとの会話などから、3000年前に繰り広げられたであろう
“他の七勇者との関係性や会話”も想像できるのではないでしょうか。
■『ハト』は「人間」をどう見ている?
『燃え尽きぬ炎~浄化編~』でエルクを助けに来たハトは、
エルクを混乱させまいと「獣のフリ」をしています。
最初から無言でしたから、エルクの反応を見て切り替えたわけではなく、
元から獣のフリをすると決めていたのではないでしょうか。
またエルクや“ガルアーノ”ら「人間たち」の反応に対し、
“ハトがあえて無言を貫いている”ととれる描写がいくつもあります。
そういった描写を見ていると、おそらくハトは
・人間の前で獣のフリをするのはこれが初めてではない
ような気がします。
もしかしたら過去に、人間の前で喋って混乱させてしまった経験や、
獣のフリをすることで混乱を防いだ経験があるのかもしれません。
またハトは6章にて、過去の経験から来るような発言が複数見られます。
おそらくハトは3000年前も現代も、一歩引いた視点から「人間」という存在を見続けてきたのでしょう。だからこその思いも色々ありそうです。
もしかしたら先のエルク記憶浄化における無言の描写でも、こんな風に過去を思い出しつつ、心の中で何かをつぶやいていたのかもしれませんね。
ハトの考察2/『ハト』と『ノル』
ここでは主に『ハト』と『ノル』の関係を表す描写を集めつつ考察します。
■アーク2/空中城
ゴーゲンの前に七勇者が現れた際、『ハト』と『ノル』の並びは隣同士。
しかもノルはハトに触れているようなポーズで描かれています。
他の勇者同士は基本一定の間隔を取っているあたり(バルダは少し近いですが)、ハトとノルとの特別な関係性が伺えるかもしれません。
※この時に現れた七勇者は偽物ではあるものの、ゴーゲンの反応を見るに、おそらく本来の関係性に基づいた姿ではないかと思われます。
■アークR/キャラ図鑑、ホームボイス
原則として3000年前のノルは、Rで主に登場する黒い服の姿ではなく、
オレンジの服の姿(命の声を聴く少女ノルの姿)として描写されています。
そして『ハト』のキャラ図鑑には
「ノルとは気心が知れていて行動を共にすることが多かった」
『命の声を聴く少女 ノル』のキャラ図鑑には
「守護獣のハトと仲が良い」
と、それぞれ記載されています。
またホームボイスにも、特別な関係性が伺える台詞が存在。
“背中”ではありませんが、『二人のノル』の冒頭の七勇者集合絵では、
ハトの肩に座るノルの様子を見ることができます。
■アークR/キャラ性能
プレイアブルキャラとしての性能に注目します。
『ハト』は、基本的に支援特化で、耐久力高め。
『命ノル』は、基本的に攻撃特化で、耐久力低め。
『ハト』は、味方が周囲にいれば、その味方を大きく強化可能。
『命ノル』は、味方が周囲にいれば、自身と味方を大きく強化可能。
ともに足りないところを補い合える上、
近くにいるとお互いの性能を大きく高め合えるということで、
同時編成し、並んで戦うと、戦力UPしやすい組み合わせになっています。
実際のハトとノルの関係性も感じさせる性能ではないでしょうか。
■アークR/トキワタリノ方舟、お知らせテキスト、他
3000年前を描く『トキワタリノ方舟』各幕のメインキャラがこちら。
・前日譚1幕/2020年5月28日公開:ミズハ、ソル、バルダ
・前日譚2幕/2020年8月11日公開:ミズハ、ゴーゲン、ウルトゥス
・前日譚3幕/2020年12月18日公開:ミズハ、グラナダ、ワイト、シン
この段階で七勇者のうち5名が登場済。
七勇者をR基準の7人で考えると、未登場は『ノル』『ハト』のみです。
ここで、2020年8月25日公開インタビュー『アークザラッド R』2周年記念、開発者特別座談会・後編に注目します。
小山英二氏によれば「前日譚の中で古の七勇者を全員登場させたいとは考えています。残りはノル、ハト、ワイト、グラナダですかね。」とのこと。
このインタビュー公開がトキワタリ前日譚2幕公開直後であり、その後3幕でグラナダ&ワイト登場済であることをふまえても、残りはノルとハトのみ。
2人の関係が特別なことを考えると、順当にいけばおそらく、前日譚第4幕はノルとハトがメインだったのでしょう。
(前日譚3幕までしか公開されていないため真相は不明ですが)
同インタビューの安藤浩之氏によれば「前日譚では物語の主軸というよりは世界をまず分かっていただくことを重要視しています。どういう場所があって、どういう人たちがいたのか予備知識を得た上で、本編に入ってもらいたいんです。」とのこと。
トキワタリのティザーサイトには、物語(Story)が掲載されていました。
見比べるとおそらく、こちらの内容をさらに詳しく描写している文章こそが、ノル実装時等に掲載された「古の七勇者とは」ではないでしょうか。
ノル実装時に掲載された「精霊の加護深きノルとは」を分割して要約すると
①ノルは出身不明だが、精霊とつながりが深く、特別な力を持っていた
②ノルはハト(守護獣)と仲良くなり、それが縁で使節団に加わった
③ノルは「七勇者の戦い」でも多くの危機を救ったとされている
④人類を危機から救った後、ノルは復興に尽力したと伝えられている
文末の表現が、①と②は断言、③と④が伝聞になっているあたり、
今後の考察のポイントの1つになるかもしれません。
おそらく③は「トキワタリ本編中で描かれるはずの時期の出来事」を、
④は「トキワタリ本編後の出来事」を描写しているのでしょう。
例えば『二人のノル』は④の時期に含まれるエピソードのはずです。
もし仮に「トキワタリ前日譚4幕がノルとハトの話であった」とすると。
前日譚1~3幕で他の七勇者らが描かれた時と同様に、前日譚4幕も「ノルとハトの紹介も兼ねつつ世界を紹介するような内容」だったと思われます。
上記の①と②は、まさにこれにあてはまるような内容ですね。
もしかしたらトキワタリ前日譚4幕では「ノルとハトの出会い」についても語られる予定だったのかもしれないなぁと!(あくまで予測ですが)
■アークR/ハトと黒ノルについて
2021年6月現在、ハトと黒ノルが出会うシーンは描かれていません。
そして黒ノル・ハトともに、お互いについて言及する描写もありません。
とはいえハトが七勇者のゴーゲンやソルと共に「人類側の陣営」に加わっている以上、“ノルが変わった事”も6章段階では知っているはずです。
6章時点の黒ノルは「人間に守る価値がない」と語ります。
「この世界の全部」を壊し「もう一度理想の世界を新しく作る」と。
そして人類に味方する七勇者の『ゴーゲン』『ソル』へ、
ある意味では明確とも言える敵意をストレートにぶつけています。
特にゴーゲンに対してはキャラクエスト時点で既に「説教ばっかり」と表現していましたし、ソル以上に当たりが強いです。
ですが同じく人類陣営の七勇者『ハト』はどうでしょうか。
ノルは元々、人間も含め全ての生命を愛する存在でした。
人間を滅ぼそうとしている理由には、その愛があまりに強かったからこそというのもあるでしょう。
ハトは、本来のノルと特別に仲が良かった相手です。
そして先の「■『ハト』は「人間」をどう見ている?」でも触れましたが、
言動を見るにどうやらハトは、他の七勇者以上に「人間」という存在を冷静に観察し、色々と考え続けているような節があります。
そんなハトならば、黒ノルが「人間」へ抱く複雑な思いをも理解し、自然と受け止めることができるのではないでしょうか。
黒ノルを救う鍵は、ハトにあるような気がします。
【関連記事】
ハトの考察3/『ハト』と『ポコ』
ここでは主に『ハト』と『ポコ』に関する描写を集めつつ考察します。
■魂を継承する者?
初代の6名(アーク、ククル、ポコ、トッシュ、イーガ、チョンガラ)は、ゴーゲンを除く七勇者の6名の“魂を継承する者”的な存在だ……という説明をどこかで目にしたと記憶しています。
(うろ覚えのためソースが出せず。転生とはまた違うようです。)
誰が誰の魂を継承しているかは全て明言されているわけではありません。
ですが状況をふまえると、『ハト』の魂の継承者こそが『ポコ』だと考えてよいでしょう。
※この辺りについて詳しくは別記事(七勇者テーマ)で考察予定。
アーク2においてはハト自体の出番がほぼありません。
そのためここではアークRの『ハト』と『ポコ』について見ていきます。
■アークR/ホームボイス
ハトのホームボイスにはこのような台詞があります。
ハトがホームボイスで言及するのは、七勇者とパンディットとポコのみ。
七勇者は共に戦った仲間であり、パンディットは同じく獣型という繋がりがあることを考えると、わざわざポコに言及するということは、もしかしたら特別な何かを感じ取っているのかもしれませんね。
他にもこんな台詞があります。
こちらも、どことなくポコを思わせるのではないでしょうか。
■アークR/キャラ性能
プレイアブルキャラとしての性能に注目します。
ハト(タンク)とポコ(バッファー)とでは、性能の共通点は少なめです。
しいて言うなら攻撃力が低めに設定されており、支援寄りな点でしょうか。
ともに味方攻撃力UPスキルをもっており、味方を強化できるのが強みです。
■アークR/物語における『ハト』と『ポコ』
ハトがメインシナリオに登場したのが6章になってからということもあり、ハトとポコとが同時に登場するシーンは多くありません。
ただし同じ艦に乗っているらしい描写はあるため、描かれていないところで何かしらの会話をしている可能性は十分にあります。
ハトの公式関連情報まとめ
2020/8/22 アークR公式Twitterイラストにハトのドット絵も登場
2020/9/10 ハトの登場が予告発表されたアークR公式Twitter
2020/9/11(ハト実装日)
ハト登場をお知らせするアークR公式Twitter
2020/9/11 ハト新登場をお知らせするプレスリリース
2020/9/12 アークR公式Twitterのハト紹介
公式Twitterのハト関連装備紹介
2020/9/12 アークR公式Twitterのハト魂装備『守護獣のおまもり』紹介
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