【アークザラッドR】凶敵襲来ギミック&攻略法解説【動画あり/随時情報追加/アークR】
アークザラッドRの『凶敵襲来』は、通常の特殊依頼よりも難易度が高く、“凶敵”と呼ばれる強力なボスが待ち受けるクエストだ。
ただし必ず“攻略法”が存在するため、仮に正攻法が難しくとも、有効なキャラクターや立ち回りを見つければ討伐が可能となるだろう。
今回は、凶敵襲来の各クエストの仕様と攻略法を解説する。
【関連記事】
凶敵襲来とは?
凶敵襲来は、強力なボスが待ち受ける常設クエストだ。
それぞれの凶敵クエストには「敵の数に応じてボスが使う攻撃スキルが変わる」「数体のボスがお互いをサポートし合う」といった特徴的なギミックが見られ、必ず攻略法が存在する。
特殊依頼の期間限定イベントとして開催される【超級】よりも難易度が高く、しっかり準備をして挑まないと討伐は難しいため、有効なキャラや装備を編成しする必要がある。
期間限定ではなく、いつでも挑戦可能な常設コンテンツだが、初登場の2018年11月15日時点は消費行動力が100と高く、なかなか挑みにくかった。それが2019年8月1日からは消費行動力が20と大幅に減少されたことで、気軽に出撃しやすくなったといえるだろう。
“煉獄の魔狼”ガルム襲来の攻略解説
2018年11月15日に登場した『”煉獄の魔狼”ガルム襲来』は、アークRで初めて実装された凶敵襲来クエストとなる。当時の敵としてはHPも10万と高く、攻撃スキルも強力で、とても難易度が高かったといえるだろう。
なおガルムは、凶敵襲来以外にも、
・特殊依頼『手配モンスター(“大喰らいの”ガジャ)』復刻版
・遺跡キャンペーン中の『古代王の地下遺跡』5Fが稀に変化する『凶敵の間-ガルム-』(※ガルム=レガシーとして)
に出現した。ただし凶敵襲来以外のガルムは弱体化されている。
■凶敵ガルムの攻略動画
<チャプター>
00:00 スタート
00:05 戦闘1 出現する敵の詳細確認
00:30 戦闘1 即死スキルで敗北確定する場合 /「黄昏の審判」発動
01:39 戦闘2 ガルム討伐 /「神の鉄槌」発動
■凶敵ガルムの仕様(ギミック)
ガルムは基本動かず3ターンに1回だけスキル攻撃を仕掛けてくる。この際に使われるスキルは2種類あり、うちひとつは即死レベルの強力なものだ。
3ターン目のガルム攻撃時、雑魚の数が奇数(1 or 3体)
→ガルムは、アクティブスキル『神の鉄槌(範囲内の敵に攻撃力の100%のダメージを与える)』を使用。
3ターン目のガルム攻撃時、雑魚の数が偶数(0 or 2 or 4体)
→ガルムは、アクティブスキル『黄昏の審判(範囲内の敵を状態変化を無視し0にする)』を使用。フィールド全体の即死攻撃で、発動したが最後こちらに逃げ場はなく、全員戦闘不能&敗北が確定となるはずだ。
雑魚敵は毎ターン追加され、その時に敵が何体いたとしても、必ず合計4体に調整される。そのため特に「3ターン目でどのように行動するか」がガルムの攻撃スキルを決定する要だ。
■凶敵ガルムの攻略法
このクエストの勝利条件は「ガルムを倒す」、敗北条件は「味方部隊が全滅する」である。攻略法は主に2種類だ。
攻略法1つめは、火力で押し切ること。
凶敵ガルム初登場時に比べ、強力なスキルを使えるプレイアブルキャラや装備が充実し、簡単に大ダメージを与えられるようになった。
とにかく大ダメージを与えられるキャラや装備を編成し、3ターン目のガルム行動時までにボスのガルムを集中攻撃すれば、撃破は難しくないはずだ。
攻略法2つめは、3ターン毎のガルムの攻撃に耐久すること。
ポイントは「ガルム攻撃時に残る雑魚の数」だ。雑魚が奇数なら攻撃(神の鉄槌)が弱いので耐久しやすくなり、雑魚が偶数なら攻撃(黄昏の審判)が即死確定となる。よって勝利には「ガルムに黄昏の審判を発動させないこと」が絶対条件なのである。
王道の攻略法は
・基本は、雑魚を巻き込みながら、ボスのガルムのHPを削る。
・3ターン目は、雑魚敵の数が「ガルム攻撃時に奇数」となるよう調整。
というやり方だろう。
ガルムの攻撃は『神の鉄槌』だけなら、HPや防御力の高いキャラなら十分に耐久できるはずだ。雑魚敵が与えてくるダメージも、キャラによっては致命傷となる可能性があるものの、回復役がいればそこまで脅威ではない。
ただしアークRには“反撃”という仕様がある。雑魚のHPが低いこともあり、「うまく雑魚を奇数に調整できたはずが、うっかり反撃で1体倒して偶数になってしまった……」なんて可能性もある点には注意が必要かもしれない。
“連鎖する”三霊影襲来の攻略解説
2018年11月28日に登場した『“連鎖する”三霊影襲来』。Rのクエストにはボスがいたとしても基本は1体(複数体のクエストもあるが少数)なのだが、こちらは「ボスが3体も出現し、サポートし合う」という珍しい仕様だ。
なお三霊影は、凶敵襲来以外にも、
・特殊依頼『手配モンスター(“鎧砕きの”ゴーガス)』復刻版
・遺跡キャンペーン中の『古代王の地下遺跡』10Fが稀に変化する『凶敵の間-三霊影-』(※エリス=レガシー、ハウメア=レガシー、マケマケ=レガシーとして)
に出現した。ただし凶敵襲来以外の三霊影は弱体化されている。
■凶敵三霊影の攻略動画
<チャプター>
00:00 スタート
00:05 戦闘1 出現する敵の詳細確認
00:45 戦闘1 ボスの連携攻撃への敗北例
01:52 戦闘2 対策しての討伐例
■凶敵三霊影の仕様(ギミック)
三霊影は「エリス」「ハウメア」「マケマケ」という3体のボスが協力し、スキルでサポートし合う形の戦闘スタイルだ。全員が強力なフィールド全体攻撃も持つため、対策なしでは簡単に全滅させられてしまいかねない。
また、ボス3体それぞれが「既定のターンになるか、自分が攻撃を受けると動き出す性質」も持っている。
3体のボスの特性は以下となる。一見複雑だが、行動パターンをふまえて、適切な順番にて各個撃破することで、連携を防ぎやすくなるだろう。
エリス(※黄色いボス)
・1ターン目から行動
・アクティブスキル『爆ぜる』:強力なフィールド全体攻撃
・アクティブスキル『腐れる』:状態異常を付与する単体攻撃
・オートスキル『星辰の壁』:ラヴィッシュ無効化、状態異常への耐性上昇
・オートスキル『反する』:マケマケの反撃率100%上昇
ハウメア(※青いボス)
・3ターン目から行動/攻撃されるとその前に行動
・アクティブスキル『ファイナルブロウ』:状態異常数でダメUPの全体攻撃
・アクティブスキル『ラブ&ヘイト』:敵に単体攻撃、味方か自分のHP回復
・オートスキル『星辰の壁』:ラヴィッシュ無効化、状態異常への耐性上昇
・最初の行動終了時にエリスが生存なら、エリスに『ウォール(永続の『無敵』/ハウメアを倒すと解除)』付与
マケマケ(※赤いボス)
・5ターン目から行動/攻撃されるとその前に行動
・アクティブスキル『罪の炎』:強力なフィールド全体攻撃、自傷ダメあり
・アクティブスキル『魂砕き』:状態異常を付与する単体攻撃
・オートスキル『星辰の壁』:ラヴィッシュ無効化、状態異常への耐性上昇
・最初の行動終了時に他エレメント(エリス、ハウメア)生存で、他エレメントに『自由の翼(永続の『弱体化無効』/マケマケを倒すと解除)』付与
オートスキル『星辰の壁』の状態異常耐性は、ボス3体とも共通で以下だ。
・状態異常『攻撃不可』の耐性が80%上昇
・状態異常『沈黙』の耐性が20%上昇
・その他状態異常の耐性が10%上昇
この効果は、ある意味「状態異常『沈黙』を活用することでも攻略できる」というわかりやすいヒント、と解釈することもできるだろう。
そしてボスたちとともに、雑魚敵も1種類出現する。
デブリ(※オレンジの雑魚)
・倒しても、毎ターン最大3体が追加で出現
・アクティブスキル『ブレークアップ』:『強化無効』を付与する範囲攻撃
・オートスキル『邪心』:ラヴィッシュ無効化
・オートスキル『ケスラーシンドローム』:範囲内の敵の攻撃力50%低下
1体ずつ相手にするぶんには大したことないが、複数体に囲まれてしまうとなかなかに面倒だ。攻撃力を50%×敵の数だけ低下されるうえ、状態異常『強化無効』を付与されると味方からの攻撃UP効果なども無効化される。
結果として、こちらの攻撃手段を封じられてしまう可能性もあるので、余力があれば近づかれる前に倒してしまうのがよいだろう。範囲広めの攻撃スキルなら、ボスに攻撃しつつデブリを巻き込んで数を減らせるはずだ。
■凶敵三霊影の攻略法
このクエストの勝利条件は「ハウメア・マケマケ・エリスを倒す」、敗北条件は「味方部隊が全滅する」である。攻略法は主に2種類だ。
攻略法1つめは、火力で押し切ること。
凶敵三霊影のHPは55000とボスの割には低い。とにかく大ダメージを与えられるキャラや装備を編成し、敵の面倒な状態異常付与や弱体化効果を食らう前に各個撃破するのは難しくないはずだ。
このとき、早めに動き出す&敵スキルのサポート効果が噛み合う、
エリス(黄)→ハウメア(青)→マケマケ(赤)
という順に1体ずつ倒すことで敵の連携を断ち切りやすいため、安定クリアの確率を上げることができるだろう。
攻略法2つめは、ボス同士の連携を防ぎつつ耐久すること。
・アクティブスキルが使えなくなる状態異常『沈黙』
・オートスキルが使えなくなる状態異常『封印』
を三霊影に付与できれば各スキルが発動しなくなり、ボス同士のサポートを断ち切れるため、こちらに有利な形でバトルを進めやすくなるはずだ。
ただしボス3体にはそもそも状態異常への耐性があり、こちらのスキルも付与成功率が100%ではないものがあることから、確実に『沈黙』『封印』を付与できるとは限らない。
なるべく早く撃破できるよう
・味方の攻撃力などをUPできるバッファー
・大ダメージを与える攻撃役(アタッカー or 他の役割を兼ねるキャラ)
も編成したうえで短期決戦を目指せば、勝率をUPしやすくなるだろう。
エリス(黄)→ハウメア(青)→マケマケ(赤)
という順に各個撃破する、というのは先の攻略法と共通である。
“冥跡の呪詛”ペル・アア襲来
2018年12月14日に登場した『“冥跡の呪詛”ペル・アア襲来』。当時のあらゆる状態異常を大量に付与してくるうえ、有効な攻撃種別(魔法/物理)が変化するという特性もあり、非常に厄介な相手だろう。
なおペル・アアは、凶敵襲来以外にも、
・特殊依頼『“双璧”の鉄人討伐』復刻版
・遺跡キャンペーン中の『古代王の地下遺跡』15Fが稀に変化する『凶敵の間-ペル・アア-』(※ペル・アア=レガシーとして)
に出現した。ただし凶敵襲来以外のペル・アアは弱体化されている。
■凶敵ペル・アアの攻略動画
<チャプター>
00:00 スタート
00:05 戦闘1 出現する敵の詳細確認
00:43 戦闘1 ボスへの敗北例
01:43 参考 「あらゆる災厄」発動を確認できるクエスト
02:17 戦闘2 対策しての討伐例
■凶敵ペル・アアの仕様(ギミック)
ペル・アアは、様々な状態異常をこちらに付与しまくる攻撃か、HPを0にする即死確定攻撃のどちらかを毎ターン使おうとする。行動の度に有効な攻撃種別も変わるため、ダメージを与えるタイミングも狙わなくてはならない。
特徴1つめは、有効な攻撃種別がペル・アア行動時に毎ターン変わること。
まずは戦闘開始時に「ペル・アア自身に状態が付与される形」で、魔法攻撃のみが有効となる。その後は「ペル・アア行動時に、物理攻撃有効/魔法攻撃有効が交互に切り替わる形」で有効な攻撃が変化する。
その状態を除去するとデフォルト(防御力が高すぎてダメージをほとんど与えられない)になってしまう点にも注意が必要だろう。
特徴2つめは、ペル・アアの移動力が2と低いこと。
多くのキャラの移動力はだいたい4前後なのだが、ペル・アアの移動力はなんと2しかない。よって移動力を2低下すれば、1歩も動かなくなるのだ。
さらに“発動条件”をクリアすれば、ペル・アアは攻撃範囲の狭いスキルしか使わない。その範囲さえ避ければ、ボスから全くダメージを受けない立ち回りも可能だ。詳しくは後述する。
特徴3つ目は、ペル・アアは状態異常に耐性があること。
ペル・アアのオートスキル『ピラミッドパワー』は、
・ラヴィッシュと『物理防御無効』『魔法防御無効』を無効化
・『攻撃不可』『沈黙』の耐性が80%上昇
・その他の状態異常の耐性が25%上昇
という効果を持つ。ただしスキルによっては耐性を気にせず状態異常を付与できることから、無効化されている2つ以外は、状況に応じて有効だろう。
特徴4つめは、ペル・アアが使うスキルが状態によって変わること。
ペル・アアに状態異常が付与されている→『王者の怒り』使用
ペル・アアに状態異常が付与されていない→『あらゆる災厄』使用
アクティブスキル『王者の怒り』の効果は、
・対象範囲は前方横3マスの敵
・範囲内の敵のHPを状態変化を無視し0にする(※無敵や不屈で対抗不可)
アクティブスキル『あらゆる災厄』の効果は、
・対象範囲はフィールド全体の敵全員
・範囲内の敵に攻撃力の20%のダメージ
・100%の確率であらゆる異常を付与
なお、『あらゆる災厄』で付与できる状態異常は、おそらくペル・アア登場時に存在した状態異常すべてではないかと思われる。
■凶敵ペル・アアの攻略法
このクエストの勝利条件は「ペル・アアを倒す」、敗北条件は「味方部隊が全滅する」だ。攻略法は、攻撃面と防御面に分けることができる。
攻撃面の攻略法1つめは、各キャラの攻撃種別が有効な瞬間を狙うこと。
ペル・アアに有効な攻撃種別は毎ターン変わる。よって、各キャラの攻撃種別(魔法攻撃/物理攻撃)が有効なタイミングを狙って攻撃すれば、大きなダメージを与えることができるのだ。
そのときに有効な攻撃種別は、「毎ターン出る特殊演出」か「ペル・アアの詳細を長押しすると見られる“キャラクターの状態”」でも確認可能だ。
攻撃面の攻略法2つめは、自身に状態変化『防御無視』を付与すること。
敵に付与する状態異常『防御無効』はペル・アアに効かない。だが攻撃側が自身に付与する状態変化『防御無視』は効果を発揮する。(たぶん仕様上、ペル・アアのダメージカット障壁が防御力に依存しているためだろう)
対象となるスキルとしては、これらがある。
ハルト『参の断』:自身にアクティブスキル使用時に敵の防御力を無視する状態変化『防御無視』を付与し、攻撃力の400%のダメージを与える、クリティカルが発生しやすい攻撃。
ハンターの道を歩む者 アレク『インパルスボム』:自身に、アクティブスキル使用時に敵の防御力を無視する状態変化『防御無視』を付与し、範囲内の敵に攻撃力の300%のダメージを与える。
防御面の攻略法1つめは、スキルでペル・アアの移動を0にすること。
ペル・アアは素の移動力が2と低いため、移動を2低下してしまえば全く動けなくなる。以下のように陣取れれば、戦闘の難易度は大きく下がるだろう。
オートスキルの移動低下効果(低下2以上)持ちのキャラを、即死攻撃『王者の怒り』射程範囲外に、スキル効果発動する形で配置する
他のユニットも『王者の怒り』射程範囲外から攻撃する
移動低下効果のオートスキル持ちはタンクに多い。『王者の怒り』の射程範囲外に配置しやすいスキルとしては、例えば以下がある。
グレーゴル『デトラクトレンジ』
ヂークベック『デトラクトレンジ』
グレーテ『デトラクトレンジ』
防御面の攻略法2つめは、状態異常を付与されたら早めに回復すること。
以下を心がければ、状態異常による実質ダメージはほぼなくなる。
状態異常回復スキル持ちのキャラの速さを調整し、ペル・アアの次に行動できるようにしたうえで、毎ターン状態異常回復スキルを発動できるようMPを調整する
ミルダの状態異常回復スキルの範囲内に収まるよう味方を配置する
ボスが『あらゆる災厄』を発動するよう、こちらの編成が状態異常をボスに付与しないような立ち回りにする
状態異常回復スキルとしては、例えば以下がある。特にミルダは自身も回復対象の上、消費MPが20と低いため、活躍しやすいはずだ。ただし範囲が狭い点には注意が必要だろう。
ミルダ『トータルリカバー』
ククル『グレイスプレアー』
ナヲ武闘衣『壮気陣』
“逆襲の鉄槌”ガイオン襲来
2019年1月21日に登場した『“逆襲の鉄槌”ガイオン襲来』。最大の特徴は、発生率100%&即死確定の反撃だろう。他にも面倒なギミック盛りだくさんで、当時は初見クリアの難易度が非常に高かったはずだ。
■凶敵ガイオンの攻略動画
<チャプター>
00:00 スタート
00:05 戦闘1 出現する敵の詳細確認
00:40 戦闘1 ギミック紹介と敗北例
01:50 戦闘2 対策した討伐例(ホムラ/ライカ/カイル/ハルト/ミズハ)
■凶敵ガイオンの仕様(ギミック)
ガイオンのクエストは、とにかく反撃周りが凶悪だ。
他にも「クエスト途中でボス2体目が追加登場」「時間差フィールド攻撃(+移動低下/移動不可付与、吹き飛ばし攻撃)」「細長く逃げにくいフィールド」など、組み合わさると対処が面倒になるギミックが複数ある。
出現する敵は以下の4種類だ。
ガイオン:1体目のボス、最初から出現
ガイオン:2体目のボス、途中で出現
マゴク:雑魚敵、最初に1体出現し、倒した後も追加出現
ゴグ:雑魚敵、最初に2体出現し、倒した後も追加出現
大まかな能力は、戦闘中に確認できる敵スキル詳細で確認可能。だが詳細に書かれていないギミックもあるため、その点にも注意が必要だろう。
特徴1つめは、ガイオンは反撃の仕様が特殊であること。
そもそも「反撃対象範囲(=通常攻撃の範囲)」が前方2×3マスと広め。
「反撃率(=反撃発生率)100%」でどの向きからの攻撃にも反撃する。
反撃が「必ず即死攻撃」になる。※状態変化『無敵』『不屈』で防げない
そのため基本は、こちらが隣接2×3マスから攻撃すると、通常攻撃/スキル問わず即死確定の反撃を受けてしまう。
他にもガイオンの攻撃スキル『ダイヤクラッシュ』も要注意だ。
・『鉱毒』:2ターンの間、最大HPの20%のダメージを受ける状態異常
を付与してくるうえ、与えてくるダメージも高く、耐久力低めのキャラなら一撃でやられる可能性がある。
特徴2つ目は、途中でガイオンがもう1体出現すること。
最初からいるボスだけでも対処が難しいのに、クエスト途中でさらにボスが増える仕様。さっさと1体目を倒しきれないとボス2体から挟み撃ちされる構図に持ち込まれやすくなってしまう。
それぞれが高ダメージの広範囲攻撃を持っており、(編成にもよるが)近距離で挟まれたが最後、耐久難易度が爆上がりしてしまうことだろう。
特徴3つめは、ガイオンが『炎』を呼び寄せる時間差攻撃を使うこと。
『炎』が覆う範囲にいると、1ターン後に『マグマライズ』で大ダメージを受けてしまう。このターンは、対象範囲を避けるよう立ち回るのが基本だ。
しかし例えば、以下のような条件が重なると、避けるのが難しくなる。
そもそもの移動力が低い(装備やスキルで底上げしていない)
ガイオンのオートスキル『巨人のプレッシャー』で、状態異常『移動低下』を付与される
マゴクのアクティブスキル『禁足事項』で、状態異常『移動不可』を付与される
ガイオン(3×3マス)などに挟まれ、移動可能範囲に逃げ場が無くなる
範囲から逃げたのに、ゴグのアクティブスキル『押し斬る』で2マス吹き飛ばされ、配置が変わってしまう
そもそもこのクエストはフィールドの形が細長く、障害物も無い。ボスの強力な攻撃から逃げるのも難しく、耐久するにはコツがいる。
特徴4つめは、面倒な状態異常を付与してくる敵スキルが複数あること。
『鉱毒』:ガイオンのアクティブスキル『ダイヤクラッシュ』で付与
『移動低下』:ガイオンのオートスキル『巨人のプレッシャー』で付与
『移動不可』:マゴクのアクティブスキル『禁足事項』で付与
『強化無効』:マゴクのオートスキル『絡みつく糸』で付与
毎ターンHPダメージを与えてくる『鉱毒』、こちらの移動を妨害する『移動低下』や『移動不可』は戦闘不能を招きやすい。特に“移動”は、アークRにおける戦略の要だ。何らかの対処が必要だろう。
特徴5つめは、ガイオンがHP30%以下でパワーアップすること。
こちらの攻撃によりガイオンのHPが30%を切ると、以下の効果が発動する。
攻撃力100%上昇:オートスキル『タイタンハート』の効果
移動力1上昇:オートスキル『巨人のプレッシャー』で自身に付与する状態変化『恨み骨髄』(※永続)の効果
ただでさえ攻撃力&スキル攻撃倍率が高いのに、攻撃力100%分が加わると(条件によるが)単純計算でダメージが2倍になってしまう。このクエストでの耐久難易度を上げる要因のひとつだ。
■凶敵ガイオンの攻略法
クエストの勝利条件は「ガイオンを倒す」、敗北条件は「味方部隊が全滅する」だ。火力で押し切るか、耐久メインかで立ち回りは大きく変わる。
まずは、火力で押し切る場合。
ガイオン初登場時に比べて装備が充実し、強力なスキルを持つキャラも増えた。安定して20万ダメージを出せる攻撃なら一撃で葬れるため、難しく考えず撃破してしまえばよいはずだ。
ただし火力がギリギリの場合、マゴクが持つオートスキル2つに注意が必要かもしれない。『人形の視線』には範囲内の相手の攻撃力30%低下効果が、『絡みつく糸』には強化無効付与効果がある。ボスへの攻撃前にマゴクだけでも倒してしまったほうが安定する可能性も考えられる。
そして、耐久メインの場合。
「耐久力の高い盾役」と「一定以上のHP回復ができる回復役」がいれば、ボスを誘導しての足止めが可能だ。このクエストはフィールドが細長く、ボスが大型であることから、盾役でボスの進路をふさぐのは難しくない。
なおガイオンはHP30%以下でステータスUP(攻撃力100%上昇/移動力1上昇)する。必要な耐久力や回復力を見積もる時はこの点もふまえておこう。
そしてガイオン最大の特徴は、反撃として「確定で即死攻撃」をしてくること。耐久メインの戦略では、ガイオンから反撃を受けないよう、編成ユニットや装備を選んでいくことになる。主な反撃対策法は、以下2つだ。
反撃範囲外から攻撃する:運営ヒントも出ている王道の倒し方。遠距離攻撃や広範囲攻撃のスキルを使えば、割と簡単に実現可能なはず。
ボスの反撃率を下げ、反撃の発生を防ぐ:ボスの反撃率は100%のため、スキルをうまく組み合わせれば発生率0%にすることができる。
反撃率低下スキルとしては、例えばライカ/カイルのオートスキルがあり、2つ組み合わせると反撃を完封可能だ。しかし、どちらも対象範囲が狭いため位置取りが少し難しくなってくる。
アタッカーを中心に遠距離/広範囲攻撃のスキルはかなり充実していることから、運営推奨通りに「反撃範囲外からの攻撃」を選ぶほうが遥かに実現しやすいはずだ。
2体目のガイオンが出現したら、できれば2体目が近寄ってくる前に1体目ガイオンを倒しきるのが理想だ。1体ずつ順番に対処することで、討伐難易度は大きく下がるだろう。
ガイオンが炎を呼び出した際、1ターン後に『マグマライズ』という強力なフィールド攻撃が時間差で発生する点も要注意だ。炎が発生したターンは全員が「炎の対象範囲から逃げる」という行動を選ぶと安定耐久しやすい。
ただし、敵に状態異常『移動低下』『移動不可』を付与される、逃げた後に「ゴグの吹き飛ばし」で炎の対象範囲に戻される、などの可能性もある。
ボスを足止めする際は「後で炎から逃げやすいか?」もふまえて位置取りしたり、雑魚をこまめに倒したり(状態異常付与などを防ぐため)するのも有効だろう。
※2024/04/15 その他の凶敵の情報は、随時追加予定
【関連記事】
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?