あまのシェフ
エンパナーダという言葉はスペイン語で「パンの中に具を入れた。」、「パン生地で包んだ。」と言う意味があります。 南米の国・チリにいた時に出会ったこの料理は独特な感じがして焼いたり揚げたり調理方法も多様だったので色々なお店の味を楽しんでいました。 巻き寿司であったり、餃子・春巻き・パイ包み焼き・エンパナーダなど食材を包みこんでから調理する食べ物ってその国ならではの文化があったり近くの国にも影響があったりと面白い食べ物だと思っています。 巻き寿司の例だと分かりやすいですね。
アッサラーム・アライクム(アラビア語の挨拶) あまのシェフです。 パレスチナ問題と言う言葉は昔からあったと思いますが、今はその中心になってしまったのはガザ地区で毎日テレビでも報道されていると思います。 イスラエル国内でパレスチナ人が住んでいる地域は基本的にガザ地区とヨルダン川西岸と言う場所です。 1948年にイスラエルの建国によって故郷を追われてしまったパレスチナ人は周辺の国にも多くの方々が難民として暮らしています。 昨年10月7日にガザ地区でハマスという組織がイス
今から10年以上前の2013年12月に和食がユネスコ無形文化遺産になった時に、日本政府代表部で料理を作らせていただいていたのは自分にとっては誇りに思う良い思い出です。 その時には(今もですが)4人の公邸料理人がいて、仲良くご飯を食べて飲んでいたのも懐かしいなぁと思う時もあります。 その4人のうちの1人がパリで日本文化を伝えたいとお店をオープンしたのが昨年で今年にはもうミシュランで一つ星✨を取りました‼️ 本当に尊敬します。 自分は山梨県出身で、日本酒では『飛露喜』という
10月を過ぎるとフランスでも暑い日々が落ち着いてだんだんと秋の雰囲気が始まります。 『秋と言えばジビエ』と言う事でパリでも沢山の美味しい秋に出会ってきました。 ジビエと言うと鴨とか鹿とかイノシシとかウサギなど動物を想像する人が多いと思います。 もちろん秋が旬の動物をジビエと言うのですが大雑把に括ると茸類もジビエの仲間になります。 フランスの動物達は9月中旬以降に狩猟解禁日が始まって本格的にジビエの季節になります。 日本では11月から2月くらいまでですね。 これから
飲食業界の仕事をしているとよく耳にする人離れと若者のアルコール離れ。 時代の変化と共に興味・関心は移り変わり、古き善き話をしている間もないくらい対応する柔軟性の大切さを実感しています。 挑戦し続ける覚悟を持って努力している中で想像を超えてしまう環境に身を置いてしまい、ちょっと後悔する時もあります。 ミサイルが飛んで来てしまう日常から離れるために、先日フランスの友達に会いに行ってきました。 食の都・パリで日本の文化を広げながら今年ミシュランで一つ星を取る快挙を達成して本
こんにちは。 あまのシェフです。 人生において忘れられない経験をした事は皆さんあると思います。 その経験も人それぞれだと思いますが、自分の人生にとっても忘れられない1日がやってきたのでnoteに残しておこうと思いました。 10月1日。 この日はお昼にお客様が来られる予定があったので朝から準備をしていました。 何気ない、いつもの日常でした。 10月上旬は母の誕生日なので放蕩息子にとっては日頃の感謝を伝える貴重な時期です。 前日に母が喜んでくれそうなプレゼントを選んで
こんにちは! あまのシェフです。 中東情勢、ドンドン悪い方向に行ってしまっていて心配ですね… イスラエル🇮🇱はこれから何処に向かって行くのだろう…。 現地に居ながらも心配しています。 報復合戦に巻き込まれて不幸に見舞われなければ良いですが…。 今回は気を取り直してエルサレムのお話です✨ イエス・キリストの『最後の晩餐』と言うとレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画が有名ですね。 でも現在残っている建物は11世紀に十字軍によって建て直した物みたいです。 イエスが処刑の前
シャラーン。 あまのシェフです! 久しぶりに沢山のお客様が来られてのブッフェ料理作りでした。 昨年までは東アフリカの国、エチオピアだったので仕事の環境が違いました 1、アフリカでも内陸国なので新鮮な海の魚は手に入らない。 2、農業国なので野菜は比較的手に入るけれどその時の運要素が絡むのと近所の市場しか選択肢が無い。 3、調理場施設、道具が心もとない。 4、標高が高い場所なので火力調整が必要。 などがエチオピアでの料理環境でした。 イスラエルはニュースでの情報の
こんにちは! あまのシェフです。 まだまだ暑い日々だと思いますので今日は紅海の雰囲気を楽しんでもらえたらと思って投稿しています! いつも料理される前の状態の魚達を見ているのでたまには元気に泳いでいる生きた魚と触れ合うのも大切ですね〜
シャラーム(ヘブライ語の挨拶)。 あまのシェフです。 料理人と言えば新鮮な食材探しはとても大事な仕事の1つです! と言う事で今日はイスラエル🇮🇱の首都テル・アビブの地元市場の雰囲気です。 ちなみに日本のアニメも、もちろんイスラエルでも大人気です✨
シャラーム✨(ヘブライ語の挨拶)。 あまのシェフです。 イスラエル情勢、最近はイランやイエメンなど中東の国々との関係が悪化の一途を辿っていて心配ですね… イスラエルの人達が言うロケット弾と言う物が今夜も何処かに打ち込まれてしまうと警戒しています。 昨日から今夜が近所にも向かってくる危険があるみたいなので今夜は気分的に長い夜になりそうです… せっかくなので気分転換にnoteでもまとめてみようと思いました!(前向き・ちょっと意味が違いますね) もちろんサイレンが鳴った
お久しぶりです。 あまのシェフです。 イスラエルでの仕事が決まってからバタバタしてしまい、noteの投稿も出来ずにいます… でも今日は少ない時間の中でも気分転換を兼ねてよく行く場所を紹介したいと思います。 イスラエルと言えばエルサレムも有名で、見所の一つであるイエス・キリストが最後に十字架を背負って歩いた道の道中の雰囲気です。
「日本料理の素晴らしさを世界中の方達に贈る。」 一人の料理人が人生の使命に掲げてから早いもので10年の月日が過ぎた。 2024年5月27日、首都テルアビブにあるベングリオン空港に到着し自身にとって5カ国目の国として選んだのは今話題のイスラエル。 イスラエルと聞いてしまうと不安や心配、怖いイメージが先行してしまうと思う。 インターネットやテレビの情報はいつも偏った方向に落ち着いてしまいがちだと気が付いてはいるものの、自分も最初は不安の心で一杯だった。 世界的に悪者扱い
こんばんは。 あまのシェフです! 仕事先からの依頼で始まった今回のコラボレーションイベント、 今までの料理人人生においても初めての体験盛り沢山のチャレンジングな日々でした。 テ
今晩は。 あまのシェフです。 最近はエチオピアで有名な料理人さんと仲良くさせていただいています。 仕事場からの依頼を受けてエチオピアの魚を使って日本料理を表現するコラボレーションイベントを開催する事になりました。 三月十六日の本番に向けて色々と試行錯誤の毎日です! こういう創造力が必要な仕事は体力勝負ではない分、いつもと違った力が必要ですがエチオピアで三年目を迎えた自分にとっては良い経験になりそうだなと前向きに頑張っています。
今晩は。天野シェフです。 先月ですが2月4日にエチオピアの首都アディスアベバのJICA事務所にて、子供達の補習校の特別授業として「食育の授業」をさせていただきました。 挨拶から始まって、『いただきます・ごちそうさまでした』の挨拶の意味を一緒に勉強しました。 みんな良く分かっていていつも食べる前にキチンと言っているということで得意の笑顔いっぱいでした! 鰹節と昆布で出汁を引いて濾していると我慢出来ずに皆が周りに集まりだしました。(笑) 母校・辻調理師専門学校の一番出汁