チチノイボ

揖保乃糸の発音でお読みください。

右の乳の上部にイボができました。

最初は別に点でしかなかったのに、気づくと成長をアピールしています。

おまえ、いつのまにそんなに。

離婚して3年あっていない子供を偶然道で見かけた。というシチュエーションならまだしも、

自分の身体でありながらとんと不覚にもほどがあります。

なんかでっかくなってるし、痒いし、表面が多少ぽこぽこしています。

病院行きなさいよ。よくないものなら困るよ。

常識人選手権があれば6位入賞は固い夫より、度重なる進言を受けながら、右から左へ聞き流していましたが、痒みにムヒで対応するのも限界で、皮膚科に行きました。

皮膚科の先生に、素早く健全にイボを見せるため、ブラトップを着用して肌の露出を控えめに、Tシャツを捲り上げて、ブラトップの襟ぐりを指でちょっと下に下ろすというやり方を、
鏡台の前で練習していきました。

受診時、あまりの久しぶりの外来に先生から

で、どうしました？と聞かれて

右胸上部にイボがありまして。悪いものだと嫌だなと。痒みもあります。とお伝えして、

ばっ、しゅ、ぺろ。と患部を晒しました。

先生が、触ります。というため、武士の魂でいかようにも。の顔で頷きました。

先生は触って1秒で、イボ。と診断しました。

悪い？と聞くと、良性のウイルス性イボ。と言いました。

自分の中で広がる可能性はある。放っておいてもいいし、焼いてもいい。焼くなら来週もきてね。と言われて、焼きます。と即断。

液体窒素で焼かれるのですが、その際、私が左手でブラトップを下に下げるのを年配の看護師さんに、

両手は下。そこは任せて！と指導されて、気をつけ！の姿勢を求められました。

姿勢良く　イボを焼かれる　夏の終わり

プールにも入ってないのに、大人の水イボ風。

ウイルスは皮膚の奥にいるので、来週は奥にヒットするように焼くそうです。

チチノイボ。

揖保乃糸の発音で読んでください。

#note
#日常