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「TKda黒ぶち/Re:Dream」感想

半年近く遅くの感想になるが、2024年6月8日にTKda黒ぶち4枚目のアルバム『Re:Dream』が配信限定でリリースされた。 TKda黒ぶちの特徴として、言葉の埋め方と言葉の空間の入れ方など音の作り方が非常に上手く、日本語HIPHOPの初心者にとてもオススメしたいラッパーだ。さらに、初心者だけでなくとも色々海外の音楽も聴いてきた人も安心して聴ける楽曲が多い。何度か実際にライブを観に行ったことがあるが、TKda黒ぶちの幕間に挟まれる話が、より歌詞に深みを与えてくれる内容とな

    • 「句潤&DJ Watarai/Allwell」感想

      本日ALLWELLの2nd AnniversaryにてDJ Wataraiと句潤が同じステージに立つと聞いて、このアルバムの感想を書くことにした。 アルバムジャケットは実際にALLWELLの店舗で撮った写真が使われており、もし店に行く機会があるなら、ジャケットと比べてみるのも面白いかもしれない。 店の紹介をしておくと、クラフトビール・アウトドア用品・アパレルを取り扱っている店だ。神奈川県にある日ノ出町駅のすぐ目の前にあるので、気になった人は是非行ってみてもらいたい。 ア

      • 「GOTIT&呼煙魔/SAIKAI 再開/再会」感想

        GOTITと呼煙魔は同じく茨城出身で、UMB2023ではGOTITのセコンドとして呼煙魔が来ていたのが記憶に新しい。この二人のタッグによって、過去にも多くの曲が生み出されている。 今回「SAIKAI」を選んだ理由について、先日開催された【WHO's REAL vol.10】にて「SOUL CUT'S」を購入した。その後調べたところ、「AUTMATIC」を入れてGOTIT&呼煙魔の三部作となっていることを知った。 それならばと思い、三部作の一つ目である「SAIKAI」から、

        • 「句潤&呼煙魔/句が呼ぶ煙」感想

          2024年2月7日に「句潤&呼煙魔/句が呼ぶ煙」が公開された。ラッパー句潤とビートメイカー呼煙魔の組み合わせと言えば、『火灯し頃』や『さぁ行こうMY MAN』がある。 今回のアルバムには『火灯し頃 Pt.2』があり、2人を追っている人はタイトルを見た瞬間、湧いたのではないだろうか。同時に『1.2.3 -KING OF KINGS 2021-』を見て、KOK2021の句潤vsHI-KING TAKASEと結びついた人は、きっと嬉しかったことだろう。句潤の認識がMCバトルだけだ