【映画感想】劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

ようやく鑑賞してきました!

公開してかなり経つのに、いまだに席はいっぱい…本当に凄い人気ですね。さすが興行収入歴代1位!

【今だからこそ】

アニメのクオリティやストーリーがまず純粋にクオリティが高いというのはありますが、やっぱりコロナ禍の今年にこれだけこの映画が流行ったのには、意味があるように思いました。

己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ 
歯を喰いしばって前を向け
君が足を止めて蹲っても 
時間の流れは止まってくれない
共に寄り添って悲しんではくれない

煉獄さんのこのセリフは映画が終わってからもずっと胸に残っていました。そういう人が他にも多いと思います。

鬼滅の時代のように自分が訓練を積むことによって強くなるという設定とは違うので、自分の弱さに落ち込むとかそういうのはないけど、今年はコロナで何もかもが変わってしまって、少なからず思い通りに行かないことや悔しい思いをしたことが皆あるんじゃないかなぁと思います。

この抗いようのない大きな敵に対してどうしていいか分からないし、最初は1ヶ月くらいと思っていた現象が半年続き、ついに1年経とうとしている。状況は良くなるどころか毎日記録更新していく感染者数や、第三波による自粛要請などで悪くなっていく一方、私ももちろんですし国民がそろそろ疲弊してきているのでは?と思います。

ただ、そんな時だって時間は待ってくれない。寄り添ってくれない。だから歯を食いしばって前を向くしかないよね。と、煉獄さんに背中を押してもらったようなそんな気持ちでした。

そしてなにより、炭治郎を始めとして、煉獄さんや、周りの仲間たちがみんな本当に良いヤツなんですよね。。自分に起きた過去の悲しみや苦しい経験で腐ることなく、いつも努力を怠らず周りに優しく、1人でも多くの人を救うために日々前に進んでいて、本当に本当に偉いな、尊いな、と思わされます。

自分はここまで出来た人間にはなれないけど、でもせめて少しでも前に進めるように頑張らなくっちゃな!と思いました。

煉獄さんの母親が、こんなことを言っていました。

なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか
弱き人を助けるためです
生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者はその力を世のため人のために使わねばなりません
天から賜りし力で人を傷つけること私腹を肥やすことは許されません
弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です
責任を持って果たさなければならない使命なのです

素晴らしい教訓だな、、と思いました。

別に自分が何かに秀でていることは何もないけど、でも健康に毎日暮らせているだけで恵まれていると思うので、少しでも世の中のためになることをし続ける責任があるんだろうなと思います。

仕事に文句を言わず、できることを少しでも探すポジティブな向き合い方をできるように頑張りたいです!

2020年の終わりに良い学びがありました。

終わり

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