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脱ゲームをしたいゲームデザイナーが副業をするために最初にしたこと
どうも、デザイナーの南極珈琲です。
前回も書きましたがこういう文章を書くのは10年ぶりなので、どうかお手柔らかにお願いします。
最初に簡単な自己紹介と、この記事の紹介です。
ここでは本業ゲームデザイナーなのに、ゲーム以外のデザインの仕事をしたい私が。
ゲームの仕事以外の作品実績を作るために副業をしていく中で行った活動の記録を、アウトプットとしてまとめています。
またそもそもどうしてゲーム以外の仕事をしたいのか?などの経緯が気になる方は、前回の記事をご覧ください。
副業をするために最初にしたこと
さてここからが今回の本題。
たいていの人はそうだと思うのですが、副業を始めるにあたってまず最初に考える事は、なんの副業をはじめるか?だと思います。
そのためにはまず、副業で使えそうなスキルをリスト化していくことから始めました。
副業で使えそうなスキルリスト
・イラスト
・漫画
・動画
・サイト・広告デザイン
・ゲームデザイン
単発バイトやUberなどを入れれば他にも考えられなくも無いのですが、とりあえずはこの5個が私が副業で使えるスキルです。
さて、実際にこのうちのどれを使って副業をするのか、1つ1つ考えてみます。
どのスキルで副業するのかを選ぶ
副業を決める前に、デザイナーが仕事をえる為に必要なものがあります。
それはポートフォリオと呼ばれる、今まで作った作品を載せる事で実績や力量の提示ができる資料のことです。
ここに載せる作品の完成度によって、案件を獲得することができます。
しかし1つ問題がありまして、私のような商業デザイナーが作る作品は、版権が絡んでいるものが多いので安易にポートフォリオに載せられない事が多いです。
作品な事には変わりないよ、載せちゃえばいいじゃん。と思われる方もいると思いますが。
会社間での契約や守秘義務がありますので、1社員が独断で表に出せるものでもありません。つまりゲームデザイナーとして仕事で作った作品はポートフォリオには載せられないのです。
それを踏まえた上で、どのスキルで副業をしていくのかを決めていきます。
動画やサイト・広告デザイン
残念ながらこちらの2つは、今まで仕事で作った版権用の作品しかないのでポートフォリオに入れる事ができません。
なのでもしこのスキルで副業をするならば、新たに作品を作る必要があるので、今すぐには始められません。
ゲームデザイン
こちらは脱ゲームがしたい私にとっては考えに反するものなので、今回は省きます。
イラストと漫画
どちらも個人の趣味でTwitterやpixivに載せている作品があるので、ポートフォリオを作ることはできます。
また、一般のゲームデザイナーというものはUI・UXを生業にしており、UI用のグラフィック制作を得意としている方が多く。人物などのイラストは描けない方が多いのですが。
実は私は他のゲームデザイナーが描けないキャラクターイラストや背景、漫画を描けることを売りに仕事をしていたので、副業を決意した際には真っ先にそれらで食っていこうと決めていたのでした。
しかしイラストと漫画を副業にするにはとても大きな問題がありました。
それは、私がオタ活をしていた時代の腐の遺産......
つまり私が趣味で描いていた作品の大半が、版権もののアニメキャラクターのイラストや漫画ばかりだったのです。
さすがにポートフォリオが版権キャラクターだらけ(しかも同人)というのは気が引けますし、出す勇気はないです。
それに私にはゲームデザイナーから脱却して、レジャーやエンタメ系の広告で使える作品を作る目標があるので、できればコテコテのアニメ絵は封印したいところです。
とはいえ他に売れるスキルもないので、初めての副業はイラストや漫画を売りにしていく事にし、ポートフォリオ用には新たな作品作りをしていくことにしました。
なんだけっきょく新規の作品作るなら、動画や広告でもいいんじゃないか?という声も聞こえて来ますが。
私にとって動画や広告デザインは作業量の多さからモチベーションが上がらない作業であるのに対して、
イラストや漫画での副業は作業量も少なくモチベーションが上がる作業だったのです。
さてさて(少々無理やりですが)副業で使うスキルが決まったところで、今回の記事はここまでです。
次回は、イラストと漫画を副業にするためにしたことについて書いていきますので、よかったら次回も見てやってください。
南極珈琲