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研究授業でした #社会科教育④

前回の社会科教育についての記事はこちら


1.偶然にも今日は阪神淡路大震災から30年
そんな日に研究授業をしました。

前回の記事にも載せた指導案をもとに授業しました。

研究授業っていいですよね。子どもたちが緊張します。そして、いつもは手を挙げない子も頑張って手を上げようとします。

子どもたちが頑張る姿を見られるのって嬉しいです。

今回の単元は【自然災害を防ぐ】です。

まず最初に自然災害が日本には多いことと、それは気候や地形と関係していることを年表からおさえました。

次に、阪神淡路大震災の時の高速道路を提示しました。その後現在の高速道路を提示しました。

子どもたちは高速道路の柱が太くなっていることに気づきます。

災害を防ぐ、備えると言う視点と、それは国や都道府県の取り組みによるものだと気づきます。

そして、他の災害ではどうなのだろうかという学習問題を一緒に考えました。

2.予想をする

学習問題を立てた後は予想です。

5つの災害の気候や地形との関係や、国や都道府県の取り組みについて予想しました。

どの子も自分の予想を頑張って考えていました。

すべての災害を予想する必要はないけれど、この後の単元の見通しをもってもらうために全体像を板書で表現しました。

3.いろいろな批判や改善点はあるが

事後の協議では、学習問題の立て方がとてもあっさりしていたことや、支援が必要な子への手立てである情報へのアクセスのしづらさなどの意見が出ました。

その点も含めてやって良かったなと感じます。

経験が浅い頃は、自分が一生懸命作った授業を批判されるのはとても嫌でした。辛かった。

でも今は不思議といろいろな見方を聞いて、充実した気持ちを持つことができるようになりました。

自分がやるだけやったという気持ちに嘘はない。

少し自分を肯定するのがうまくなったのかもしれません。

4.研究授業の意味

人によって違うことと思います。また、よそ行きの授業になりやすく本当に意味はあるのかと言う会議の声も聞かれます。

でも自分自身は本腰入れて授業を考えその授業にいろいろな批判を受けるのはとてもためになる機会だと感じています。

お客さんが来たら気を遣いますよね。

その気遣いの授業だから、いつもと違う雰囲気で当たり前だと思います。

その雰囲気の中でいつもと違う一面を見られる子が存在する。

その事実は研究授業で試行錯誤した経験のある人にしか分かりません。

若い先生方!いや全先生方、機会があったら研究授業やりませんか?

ベテランになるとやりづらいかもしれませんがいつでも俺はやるぜの精神でこれからも生きていこうと思います。

研究授業の内容よりも心の持ちようの話になってしまったでしょうか。
お付き合い頂きありがとうございました。

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