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次年度の準備をいつから始めるか#働き方改革19

前回の働き方改革
次年度の学校のことを考える時期が来たと思います。始まってからでは日々の業務に忙殺されてしまいます。

この時期に哲学を固めていく意味も込めて、考えていく必要があります。

1.次年度の準備いつから始める問題

自分は匂わされた段階から次年度の準備を始めてもいいんじゃないかと考えています。

実際校内人事が決まるのはまだまだ先ですが、何年かやっていると次はこの辺にハマるのではないかという予想ができてきます。

自分は学年の教材研究はこの時期に、仕事の隙間に進めています。

これは何が良いかと言うとまずは仕事に押し込まれない感覚を持てると言うことです。

能動的に仕事と関わるにはこの気持ちが大事だと思っています。

もし自分の予想と校内人事が違ったとしても、次学年を構想することで何を大事にした授業作りなのかをイメージできます。

2.今年度のテーマは振り返り

自分が前年度から作ったのは振り返りシートでした。自分の学級経営や授業づくりにプラスワンの視点をもつことで、他の学年であっても力を入れたいと思うところは明確になります。

それが振り返りです。

振り返りシートをスプレッドシートを作ったことで他者参照しながら子ども達の思考が深まったり、評定に残す評価をつけたりするのに非常に重宝しました。

3.次年度の視点は協働的な学びのデザイン

今年度はタブレットを使って自分の問いを解決していくことを重視しました。

45分の中で子ども達の思考の回転は格段と速くなりました。

情報収集と整理分析の学習過程を明確にすることで情報の取捨選択を個人でできるようになり、低位の子も学習参加ができるようになりました。

逆に課題としては、練り合う力でした。

子ども達が議論して概念化や一般化をしていくことを意識的にしていかないと、子ども達のアウトプットが弱くなることを実感しました。

そして、学校に来る意味をもう一度問い直す一年でもありました。

子ども達の学習意欲は高まりました。

その追究意欲はおそらく1人学習にも生かされることでしょう。

でもみんなで学ぶ意味を問い直したいと考えています。

必要感を持って話し合う。

だからこそ課題意識が明確になった問題を1人1人が考え、それが本当かどうかを話し合う場面を設定していきたいと思います。

端末上での他社参照も有効ですが、本当に教師が意図するところを見ているのかが明確ではない授業が多々ありました。

アウトプットは自分自身の言葉で。

主体的・対話的で深い学びのデザインをいろいろ用意する。それを今年度中に着手したいと思っています。

それが次年度の仕事の時短にもつながります。

お付き合い頂きありがとうございました。

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