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名画座にゆこうか

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都内名画座で観た古い映画の感想 音楽・漫画・本 その他 気が向いたらなにか
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#シネマヴェーラ

この映画の「本当の主人公」は誰か あるいは マージナルな存在 〜 「模倣の人生」…

シネマヴェーラ 「模倣の人生」、原題 Imitation of Life ジョン・M・スタール監督、1934年を…

nankado
5年前
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「ひろしま」1953年、日教組の制作した原爆映画

シネマヴェーラ 「ひろしま」1953年、関川秀雄 監督。日教組の制作した大作映画である。 冒頭…

nankado
6年前
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(これもまた)手塚治虫に感想をきいてみたい作品 〜 「復讐鬼」1950年、マンキウィ…

シネマヴェーラ 「復讐鬼」1950年、ジョゼフ・L・マンキウィッツ監督。原題は「出口なし」また…

nankado
5年前
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★【名画座でしか観れない作品】 これが日本、どこへ行っても同じ 〜 渋谷実 監督…

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nankado
5年前
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短評:平成も終わったいま、全然変わっていない 〜 「赤い水」1963年、山本薩夫 監…

シネマヴェーラ 「赤い水」1963年、山本薩夫 監督 伊藤雄之介と西村晃の特集のうち、伊藤の作…

nankado
5年前
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【名画座でしか観れない作品】 橋本忍 原作の社会ドラマ、伊藤雄之助 vs 佐田啓二 …

シネマヴェーラ特集「名脇役列伝IV 伊藤雄之助生誕百年記念 怪優対決 伊藤雄之助vs西村晃」が…

nankado
5年前
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短評:松本清張 原作のアンデルセン童話 〜 渡邊祐介 監督 「黒の奔流」1972年

シネマヴェーラ 「黒の奔流」渡邊祐介 監督、1972年。 松本清張 原作のサスペンスである。ファム・ファタールに岡田茉莉子。けっこう面白かったが映画でありながらTV的な外連味が大きい。TVドラマ的な劇伴の使い方や演出。ジングルが鳴ると、ついCMに切り替わるかと身構えてしまう。 ネタバレを避けるために詳しくは書かないが、最後まで観ると、アンデルセンのあの有名な童話が物語の骨格になっている。物語の骨格は説話的で、それに法律や社会などのコロモをまとわせて話を仕上げている感じがあ

★短評:一種モダン・ホラー的なアレンジ 〜 豊田四郎 監督 「四谷怪談」

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nankado
5年前
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短評:三島由紀夫作品の成功した映画化のひとつ 〜 「肉体の学校」木下亮 監督、196…

シネマヴェーラ 「肉体の学校」木下亮 監督、1965年。三島由紀夫の小説を映画化した作品である…

nankado
5年前
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短評:谷崎潤一郎原作と新藤の脚本の食い違い? 〜 「堕落する女」1967年、吉村公三…

シネマヴェーラ 「堕落する女」1967年、吉村公三郎 監督、新藤兼人 脚本、谷崎潤一郎 原作。 …

nankado
5年前
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短評:ヌーヴェルバーグ的要素の不発 〜 「牝」(1964年、渡邊祐介 監督)

シネマヴェーラ で「牝」(1964年、渡邊祐介 監督)をみた。 渡邊監督は「桃色の超特急」がい…

nankado
5年前
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菊田一夫 原作の忘れられたエンタテインメント人気作 〜 「都会という港」(島耕三 監…

シネマヴェーラ で「都会という港」(島耕三 監督、1958年)をみる。 島耕三 作品であるし「…

nankado
5年前
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江戸初期のマリー・アントワネット 〜 「千姫御殿」三隅研次 監督、1960年

シネマヴェーラ 「千姫御殿」1960年、三隅研次 監督をみた。これはなかなか面白かった。 山本…

nankado
5年前
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短評:オー・ヘンリー原作のオムニバス映画「人生模様」

シネマヴェーラ 、ハワード・ホークス特集で「人生模様」を観る。 原題は「オー・ヘンリーのフルハウス(O.Henry's Full House)」、1953年。 オー・ヘンリーの短編5作を複数の監督(ヘンリー・コスター 、ヘンリー・ハサウェイ、ジーン・ネグレスコ、ハワード・ホークス、ヘンリー・キング)が担当したオムニバス作品であり、狂言回し役としてなんとジョン・スタインベック本人が登場する。 第一話「警官と聖歌」チャールズ・ロートンが主役。マリリン・モンローがチョイ役で登場