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精神障害の啓発とその支援の変化と関わってきて〜第二幕・施設コンフリクトを経験して〜
はじめに第一幕で理解促進事業が始まりを書いて順調に啓発活動ができていたように感じると思います。啓発活動を重要視していきたいと考えたのはその数年前に施設コンフリクトを地域の中で体験したことが自分の中にはありました。啓発活動の重要性を考える上でとても大事なこととして施設コンフリクトについても書いておきたいと思います。
1.施設コンフリクトとは施設コンフリクトについては野村が「コンフリクト」とは、違う
精神障害の啓発とその支援の変化と関わってきて〜第一幕・理解促進事業の始まり〜
はじめに詠み人知らずは精神障害者支援を行ってきてもう30年近くになります。この間精神障害者の支援環境は大きく変化していると思っています。しかし変わっているところだけでなく変わっていないところもあるのは事実で、まだまだ精神障害は世の中では知られていない障害であると言わざるを得ません。今回は私がソーシャルワーカーとして生きてきた歴史的な流れとその中で関わってきた啓発に関わるソーシャルワークについて私見
もっとみるMHSW表記についての回答?をいただきました・・・これでいいのか?こんなもんなの?
以前アップしたMHSW表記について意見をちゃんとした形で意見を出したらこんな回答が返ってきました。
これは私としては意見募集していたことに対して意見を出したにもかかわらず、理事会で正式ではない回答ということで意味が分からないものをいただいたなあ・・・と半年以上の間なにかしら理事会での見解を待っていたのですが、これ以上の回答はないようなので、どなたが書いたのかは言いませんが、これを読んでPSWはどう
コロナストレス……こんな時は一人でもみんなでもできる「コンプリメント」をしてみませんか?
緊急事態宣言、自粛、こんなこといつまでやるんだろ?終わりが見えない。「家にいる子どもたちはこんなに家でいてじっとしていなきゃいけないなんてかわいそうだ」
「仕事やらなきゃ食べていけない、通勤電車怖い」
「周りの人もみんなコロナウイルスが怖いはずなのに……なんで自粛と言われてる中、働きに出かけないといけないなんて怖い……」
「国が経済的補償をしてくれたら働かずに家にいることができるのに」
「医療従事
精神障害リハビリテーションでのソーシャルワークの役割って?
はじめに
精神障害者のリハビリテーションをしている身としてはこのテーマはとても重要なことです。特に精神保健福祉士の業務には「訓練」も明記されています。精神保健福祉士法において「地域相談支援の利用に関する相談その他の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行うこと(相談援助)を業とするものをいう」と規定されています。これは社会福祉士にはないことなので
精神保健福祉士のソーシャルワーカージェネレーション
精神保健福祉士の支援として最近聞いたPSWの支援の仕方。詳しい話はできないが、ざっくり言えばこんな話・・・
A「制度を利用したいと家族が言ってきたのでその制度を利用させたい」
B「この制度を利用するとすれば家族間トラブルにもなる可能性があるので家族からの依頼があるからと言って動くわけにはいかない。本人はどう思っているのか、どう考えているのか?制度を使うにしてももっといろいろな方法をとってからにし
MHSW(メンタルヘルスソーシャルワーカー)という名前は本当に時代にマッチングできるのか?
MHSWという呼び名とPSWPSW(Psychiatric Social Worker)は日本では「精神保健福祉士」や精神障害者の支援にかかわるソーシャルワーカーのことを指しています。
それが今回公益社団法人日本精神保健福祉士協会が「MHSW(Mental Health Social Worker)」に英語表記部分の名称を変更しようという動きが出ています。
これはPsychiatricはいわゆ