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終戦記念日に思うこと

今日は終戦記念日
今年はいつも以上に平和に対して敏感になった年だった。
国旗を半旗にしながら平和について、今、何をすべきか考えた。
6月8日 沖縄全戦没者追悼式で朗読された小学校2年生の平和の詩
8月6日 広島平和式典での小学校6年生による平和への誓い
おとなたちの声よりも子どもの声のほうがぐっと心に刺さった。
世界では今こうしている間にも戦争の中にいる人々がいる。自分の、大切な人の命の危険に怯えている人がいる。
そんな中、日本では語り部がご高齢となり、この世を去られていっている。沖縄、広島、長崎ではその悲惨な体験から、平和な世の中があってこその学校教育だと、戦後ずっと平和教育に力を入れて教育にあたっている。
絵を見て戦争の怖さを感じ、抱きついた母のぬくもりをもって平和を感じ「こわいをしってへいわがわかった」と語る沖縄の2年生
「今度は私達の番だ」と語り部たちの声を引き継ごうとする広島の6年生
沖縄や広島、長崎だけに任せていていいのだろうか? こんな感性を持った子どもたちを育てるにはどうしたらいいのだろうか?
最近はICTを活用した個別最適化された教育を行うにはどうしたらよいだろうか
と考えることが多かったが、平和な社会という土台があっての教育という当たり前のことについて考えさせられた。
戦争体験者の声を聞くことができた世代が、戦争体験者が去られたあとにその声を伝え続けること、この課題に対する解決を学校教育を要としながら社会で担わなくてはならない。

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