『新しいきみへ』
『新しいきみへ』という漫画を読んだ。「タイトルが良いな」と思いながらずっと気になっており、遂に手を伸ばしてみた。
人付き合いに苦手意識がある自分にとっては、「そこにいる相手に声をかけてみる」という選択が持つ「可能性の輝き」を感じる作品だった。思い返すと、話しかけるか迷って話しかけることができた時は、大抵僕と相手の可能性は良い方向に進んだ気がする。もちろん、勇気がなくて話しかけられなかった時もある。話しかけられなかった相手は、そのままその人自身の人生に去って行ってしまった。
人に積極的に話しかけるほうが絶対に良いとは思わない。しかし、『新しいきみへ』を読むと、誰かに話しかけることで、相手を救うこともあるし、自分が救われることもあるのだと思わせてくれる。
それと、女性キャラがみんな可愛かった。二次元のキャラを可愛いと感じる感覚からそろそろ卒業したほうが良い気もするが、「可愛い」には中々抗えないらしい…。