「好きなこと」から始めてみようか。

こんばんは吉田です。

さて、小説家、または文筆家になりたいワタクシですが、

社会に出て十年以上経つ人でもあります。

そんな中でも「仕事辞めて文章で食っていけるようになりてぇ」と友人たち前にビール片手に言うと、結構言われるのが

「お前今の仕事好きでしてんじゃないの?」

という一言だったりします。しかもそういう人間に限って

「俺は今の仕事嫌いだけど頑張ってるのにお前ときたら…」

的なオーラだしてたりします。


そういう人に聞きたいんですけど、そういう人たちって、今自分が働いてる会社に、なんて言って雇われたんですかね?

「俺、お宅の会社嫌いだけど、金のために入りたいと思ってます」

とでも言ったんでしょうか?言ってないですよね。きっと

「御社の将来性が…」

とか

「御社と社風と自分がマッチ…」

とか言ってたんだと思うんですよ。


僕がここで言いたいのはですね

「ほぼ全ての仕事は(建前はどうであれ)ほぼ自分の意思で選んでる」

ってことなんです。だから逆に言えば

「それがどれだけ好きだろうと好きでなかろうと、辞めたいとかいうのは個人の自由だし、次にやりたいことを見つけるのも個人の勝手」

だと思うんですよ。むしろ、それ以上に好きなものが見つかるってことは、すごくいいことなんじゃないかと思うんです。それが例え三十過ぎた人の人生にふと現れた光であったとしても。


とはいえ「好きなものを仕事にする」っていうのは結構罠も多くてですね。

前述の友人の言った通り、僕は今の仕事は「好きだと思って始めた仕事」なんですよ。資格とかもいる仕事なのですが。


でも「好きなものを仕事にしている」っていうのは、雇う方からしたら、人質にしやすい要素だと思うんです。

「え、君好きなことしてるよね?だから給料低くてもいいよね?」

「君好きなこと仕事にしてるから、休日出勤いけるよね?」

的なことを、ここまで直接的に言われなくても、結構匂わされたりします。

まさに「好きの搾取(逃げ恥)」


でも例えばここでいきなり僕の前に

「原稿料クソ安いけど名前が載る文芸誌のお仕事」

とか、舞い込んできたら、僕はほいほい受けてしまいそうな気もします。

結局何が言いたいのかというと

安定した文章の仕事ができるようになりたい。

ってことなんだと。

そのためにもっとこれから努力しなくちゃなと思うわけです。

うーん、雑文。

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