「高かったから捨てられない」の大きなデメリット
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。
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なにおれ。1991年生まれの30歳。月6〜8万円の生活費で暮らしている倹約家ミニマリスト。「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトに、「ブログ」「Twitter」「Kindle」で情報発信。
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先日、こんなツイートをしました。
「よしっ、断捨離をしよう!」と決意したとき、タダでもらったものや用途がダブっているものはなんとか捨てられても、最後まで立ちはだかるのが「買値が高かったもの」です。
今回は、高かったものを捨てないことのデメリットと対処法を紹介します。
高かったものを捨てないデメリット
たとえば、3万円で買ったコートやバッグ。5万円で買ったソファなどありますよね。
こういった買値が高かったものって、「いまはそれほど気に入っていないけど使えないわけじゃないし、高かったから捨てるのはもったいない」となりがちです。
それがひとつやふたつくらいならまだいいです。
ですが、そうやって捨てれないものが増えてくると、暮らしはどんどん縛られていきます。
たとえば、高くて捨てられないソファを中心に部屋のインテリアを組み立ててしまったり、高くて捨てられない服に合わせた服を買ってしまったり。
値段が高かっただけに、悪い意味で無視できない存在になってしまいます。
会社組織でいえば、元部長の声の大きなおじさんに足を引っ張られるみたいな。そんな感じです。
さっさと手放してしまえば、現時点での本当にお気に入りのものを中心に暮らしを設計できるのですが、高かったものがそれを邪魔してしまうわけです。
これが、高かったものを捨てないことの最大のデメリットになります。
買値が高かったものの価値
「じゃあ、どうすれば高かったものを捨てられるようになるのか」というのが問題です。
まず考えるといいことは、「買値が高かったものは本当に価値があるのか」ということです。
どれだけ買値が高かったものでも、「その値段に見合うだけの価値があると思ったのは、買い物をした当時だけ」ということを見逃してはいけません。
たとえば、3年前に買った3万円のカバンは、その当時に3万円の価値があると思っただけにすぎません。
現時点で、「そのカバンを3,000円でも買わない」と思うのであれば、それは3万円の価値はもうすでになく、3,000円以下の価値しかありません。
買値に騙されていけません。
あくまで、主観的に現時点での価値を判断して、手放すかどうかを判断するといいです。
また、減価償却という観点から考えても、客観的な価値は目減りしています。
会計上では、資産は時間が経つにつれてその価値が減っていくという考え方をします。
たとえば、パソコンであれば4年で資産価値はゼロ円になります。
つまり、数年前に買ったものというのは、客観的にはすでに資産価値がなくなっているかもしれません。
客観的に価値のないものと知れば、意外とすんなり捨てられるかもしれません。
メルカリに出品して放置する
「それでも捨てられない」というのなら…
「とりあえずメルカリに出品して放置する」
これがおすすです。
どうせ捨てられないわけなので、とくに焦っているわけでもありません。
なので、メルカリで納得のいく価格で出品しておいて、何ヶ月でも放置しておけばいいです。
で、一度写真を撮って出品してしまえば価格を変えるのは数秒もあればできます。
なので、たまに価格をちょこっといじっていれば、いずれは値下げ交渉が入るでしょう。
あとは、適当な妥協点で価格を交渉して手放すだけです。
これなら買値が高かったものでも損した気分になりません。
また、実質的にかかったお金も減るのでコスパがよくなるし、買い替えが必要なのであれば、得られて収益で新しいものを買ってもいいもしれません。
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ということで、「買値が高かったものは選択肢を狭めるからさっさと手放したほうがいい。主観的と客観的の2つの観点で価値を見て捨てるかを判断し、どうしても捨てられないならメルカリで出品して放置がおすすめ」という話でした。
ちなみに、私の場合は、買値が3万円くらいのものからは「メルカリで出品して放置作戦」をよくやっていますね。
まあ、これはすでにものが限りなく少ない状態で過ごしているからできるので、ものが大量に溢れている状態では、買取業者にまとめて引き取ってもらったり、さっさと捨ててしまったほうがメリットは大きいと思います。
おわり。
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