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浪費は分割したほうが豊かさの総力は多くなる

こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。

● プロフィール
なにおれ。1991年生まれの30歳。月6〜8万円の生活費で暮らしている倹約家ミニマリスト。「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトに、「ブログ」「Twitter」「Kindle」で情報発信。

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先日、こんなツイートをしました。


浪費によって豊かさを得たいのであれば、「一度で一気に使ってしまうよりも、小さな浪費を何度かに分けたほうが感じられる豊かさの総力は多くなるよ」という話。


使ったお金と豊かさは比例しない

たとえば、3,000円の高級ランチに行ったとします。その場合に感じる豊かさの得点が、「80点」だったとしましょう。


じゃあ、スシローで1,000円分のお寿司を食べたときの豊かさの得点は、3,000円の1/3のコストだから豊かさも1/3になるかというと、全然そんなことはなくて。


1,000円のスシローでも豊かさは、「70点くらい」に感じると思います。


もっといえば、100円の缶コーヒーでも「50点くらい」の豊かさを感じるかもしれません。


結局のところ、使ったお金と得られる豊かさは比例しません。


数百円の浪費でも50点くらいまでガツンッと上がって、それ以降は使ったお金のわりに感じられる豊かさは鈍化します。


そう考えると、お金は一気に使ってしまうよりも、小さく細切れに使ったほうが感じられる豊かさは多くなります。


1回大きく旅行をするよりも、毎日の暮らしを豊かにしてくれるものに、少しづつお金を使ったほうが豊かさを実感できるかもしれません。


ただし、浪費は慣れるから要注意

小さな浪費を分割したほうがいいといっても、毎日同じような支出をしていると飽きてしまいます。


たとえば、毎日100円の缶コーヒーを買うとか、毎日牛丼を食べに行くとか。


最初のほうは100円で50点の豊かさを感じられていても、それが当たり前になってくるとかぎりなく0点近くまで下がっていきます。


これが「慣れの怖さ」です。


そのため、最も合理的に豊かさを感じる方法は、「小さな浪費を1週間おきなどの頻度ですること」となります。


たとえば、毎日100円の缶コーヒーを飲んでいるとすぐに慣れてしまいますが、毎週土曜日の朝にコンビニで100円のコーヒーを買って近くを散歩するみたいな。


そんな感じの使い方だと、月の支出はたったの400円ですが、得られる豊かさはかなり多く感じられるはずです。


外食も、カフェも、コンビニ飯も、お菓子も、お出かけも同じような理屈になります。


お金は使い方次第で、少ないお金でも十分に豊かさを感じられるわけです。


***


ということで、「一度に使う金額を減らした分、お金の使うタイミングを分散し、且つ、頻度を適度にあけてあげると、少ないお金でも楽しく暮らせるかもよ」という話でした。


これは実際にやってみるとよくわかると思います。


結局のところ、浪費によって得られる快楽は、お金を支払うその瞬間だけだったりします。


そうであれば、小さなお金でも使うタイミングを分割すると、ありふれた日常の中で得られる快楽も多くなるのが想像できるのではないでしょうか。


おわり。


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