引き算の考え方で暮らしを整えるとうまくいく
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。
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なにおれ。1991年生まれの30歳。月6〜8万円の生活費で暮らしている倹約家ミニマリスト。「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトに、「ブログ」「Twitter」「Kindle」で情報発信。
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先日、こんなツイートをしました。
ミニマリスト界隈ではよくいわれることですが。
「暮らしは足すことよりも、引くことを考えるとうまくいくかもよ」という話を掘り下げてみたいなあ、と。
引き算の考え方で暮らしを整える
たとえば、「おしゃれになりたい」という人がいたとしましょう。
その場合、雑誌で見つけたおしゃれな服を買いたくなったり、新しい化粧品を買いたくなったりするかもしれません。
ですが、まずやるべきことは、新しくものを買い足すのではなく、「いま持っているものを減らすこと」です。
なぜならば、多すぎる選択肢はむしろ邪魔になるからです。
自分のクローゼットにかかった服を想像してみてください。
クローゼットに50着くらい服がかかっていたとして、自分に似合っていると思う本当にお気に入りの服は10着だけしかないとしましょう。
このとき、本当にお気に入りの服だけでコーディネートを組めたらいいですが、実際にはそれほどお気に入りではない服も含めてコーディネートを考えてしまうものです。
これではおしゃれになれないですよね。
大好きなハンバーグ定食に、嫌いなミックスベジタブルが入っているようなものです。
どれだけ新しい服を買い足したところで、お気に入りではない服をコーディネートに混ぜてしまうといまいちになります。
それならいっそのこと、最初から10着しか服を持たなければいいわけです。
すると、すべての組み合わせがベストのコーディネートになります。
そして、新しく買い足す服も、それらのベストなコーディネートを元にしてなにを買うかを考えるので、結果的によりおしゃれになっていきます。
これは服に限った話ではありません。
たとえば、料理を上達したいのなら、調理器具や調味料などは減らしたほうがいいです。
いっそのこと、「フライパンひとつ、片手鍋ひとつ、調味料はさしすせその5種類だけ」くらいまで絞ったほうが良いくらいです。
作れる料理の幅は減るかもしれませんが、実際にはそれだけの道具があれば十分にいろいろな料理は作れます。
むしろ、選択肢が減るので調理にあれこれと悩まくなり、料理をする機会そのものが増えて料理の腕も上達するでしょう。
ダイエットでも同じです。
ダイエット器具は全部捨ててしまって、「運動のためにやることは歩くだけ」と極端に選択肢を絞ってしまっほうが行動のハードルが下がってうまくいきます。
なぜものを捨てられないのか
基本的には、「もったいない」という感情が邪魔をするからです。
特に、買った値段が高ければ高いほど、このもったいないという感情がものを捨てる壁になります。
ですが、ものの価値は買値で決まるわけではなく、「いま自分自身がどのような価値をそのものに感じているか」です。
たとえば、買値が3万円のものでも、いまそれを3,000円でも買わないと思うのであれば、そのものはもう3,000円の価値も持っていません。
そして、先にも説明してきた通り、価値のないものはむしろ邪魔になります。
なので、自分が望んでいることほど、引き算の考え方を用いたほうがうまくいくと思います。
***
ものを買うとお金が減りますが、持っているものを売ればお金は増えます。そして、足すよりも引くほうがを望むことがうまくいく。
そう考えると、「まず買う」という発想がいまいちな選択であることが、なんとなく理解できるのではないでしょうか。
おわり。
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