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気楽に生きたいなら知っておくべき「節約マトリックス」

こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。

● プロフィール
なにおれ。1991年生まれの30歳。月6〜8万円の生活費で暮らしている倹約家ミニマリスト。「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトに、「ブログ」「Twitter」「Kindle」で情報発信。

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先日、こんなツイートをしました。


「節約マトリックス」とは、私が考えた概念で、少ないお金で暮らすために必要なことを可視化したマトリックス図です。


今回はこの節約マトリックスの考え方を紹介します。


節約マトリックスの考え方

まずは、このマトリックス図を見てください。

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縦軸には生活費の分類があって、横軸にはその生活費が自分が他人のどちらに依存しているかが表されています。


結論だけ先にいえば、「自力で基礎生活費をカバーできることが増えれば生きるのが楽になり、自力で娯楽費をカバーできることが増えれば楽しく暮らすためにお金がいらなくなる」ということです。


逆に、他力に基礎生活費が依存すると生きづらくなり、他力に娯楽費が依存していると楽しく暮らすためにお金がたくさんかかります。


なので、このマトリックス図を頭に描き、「自力でできることを増やしていこうぜ!」というのが趣旨です。


基礎生活費と娯楽費を見極める

もう少し詳しく説明します。


まず、生活費は2つに分類することができます。


「基礎生活費」と「娯楽費」です。


「固定費」と「変動費」という考え方が一般ですが、この考え方の欠点は、単純に節約だけが目的になっていることです。


「まずは固定で毎月一定にかかるお金を減らして、変動でかかる分はできるだけ抑えようね」みたいな。


一方で、基礎生活費というのは、「生きていくために絶対に必要な支出」で、娯楽費は、「楽しく暮らすための支出」です。


そして、基礎生活費の中には、「家賃」や「インフラ代」だけでなく、「最低限の食費」「日用品費」「ストレス解消費」なども含まれます。


固定費と娯楽費の考え方と大きく違うのは、ここです。


通常、「食費」や「ストレス解消費」、「日用品費」などは変動費に含まれると思いますが、食費を分類してみると、「生きるために最低限の食事」と「娯楽的に楽しむ食事」の2種類があるはずです。


それを基礎生活費と娯楽費に層別しようねという話。


で、基礎生活費を明確にするとなにがいいかというと、「生きるために最低限のコストが明確になること」です。


たとえば、固定費で月7万円かかっていても、月7万円あれば生きていけるわけではないですよね。実際には食事もしないといけないし、生きるための息抜きのコストだってかかります。


そのため、基礎生活費が明確になれば、生きていくために純粋に必要なお金が計算できるようになるわけです。


そして、娯楽費はあくまで楽しく暮らすためのお金なので、考え方によっては、「基礎生活費+娯楽に必要な分だけ稼げばいい」という発想もできるようになります。


自力と他力を振り分ける

次に、基礎生活費と娯楽費の依存先を考えます。


もう一度、マトリックス図を出します。

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要するに、「それぞれの支出が他人に依存しているのか、自分でカバーできているかを見極めよう」ということです。


他人に依存していることが多ければ多いほど、それはお金がかかっているということです。お金と交換しているわけなので。


逆に、自力でカバーできていることは、お金をそれほど必要としないことになります。


たとえば、基礎生活費の中でも、移動のために公共交通機関を使うのは他力で、自分で歩いて移動するのは自力です。また、もしものときに保険で備えるのが他力で、自分の蓄財で備えるのが自力です。


娯楽費でも同じです。


映画や漫画、スポーツジムなどは他人に依存した楽しみ方で、自分で漫画を描くなどの創作活動や、自宅で自重トレーニングをするのが自力の楽しみ方となります。


いいたいことがそろそろ見えてきたと思います。


自力でカバーできることを増やしていく

やっと本題です。


つまりは、「自力でカバーできることを増やしていけば、少ないお金でも楽しく暮らせるようになる」ということ。


たとえば、「安く家を買ってセルフリノベする」「自分で野菜を育てて、自炊スキルを磨く」「日用品を無駄にせずエコを考える」などができれば、生きるために最低限の基礎生活費が下がり、生きやすくなります。


また、「自分で豪華な料理を作れる」「アウトドアを楽しむ」「気心の知れた友人とパーティーをする」「独学で技術を習得する」など、娯楽費を自力でカバーできれば、楽しく暮らすにもお金がかかりません。


ということで、「気楽に生きたいなら自力でできることを増やそうぜ」という話でした。


おわり。


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