「注意資源」から考える凡人の時間の使い方

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先日、こんなツイートをしました。


「注意資源」という存在を自覚できると、時間の使い方が変わってくると思います。


天才と凡人の差とは

天才と凡人の差ってなんなのか。


それは、「注意資源の絶対量の差」だとか。


(なにかの本で読んだと思うのですが、本のタイトルは忘れてしまいました)


「注意資源?なんやねん、それ」って感じだと思います。


注意資源というのは、"1日の中で使えるバッテリーの残量" のようなものとイメージしてください。


注意資源が満タンであれば、それだけ多くのことに注意(集中力)を向けられます。


作業を並列(マルチタスク)にもこなせるし、1日でたくさんのことを処理できるし、動き回れます。


逆に、この資源が枯渇すると注意がなにも向かなくなります。


つまり、なにも手につかなくなります。言い換えれば、「1日の終わり」ですね。


そして、この注意資源の絶対量は努力では増やせないといいます。


だから、天才と凡才には決定的な差があるわけです。


凡人はしょぼいバッテリーを積んでいて、天才は技術が結集したバッテリーを積んでいるようなイメージでしょうか。


数字で言い換えれば、天才は100のバッテリー残量を持っていて、凡人は30しか残量を持っていないみたいな。


そして、この残量は努力では増やせないので、凡人は一生30のままです。


注意資源が「30」しかないのに、朝の身支度に「5」消費して、通勤で「10」消費して、会社の仕事で「20」消費したら、もはやマイナスで無理やり体を動かすみたいな。


それでは家に帰ってからなにかをやろうなんて無理な話です。


凡人は注意資源を節約しよう

だからこそ、注意資源の絶対量が少ない凡人のとるべき戦略はひとつしかありません。


「注意資源を節約」するんです。


天才はドバドバと注意を注いでもバリバリ動けてますが、凡人が同じことをするとすぐにバッテリー切れで1日が終わってしまいます。


で、そのためのミニマリズムです。選択と集中ともいいます。


まあ、呼び方や概念はなんでもいいです。


要するに、「無駄なことに注意が使われることを極力減らし、優先度の高いことは注意資源が残っているうちにやろう」と。


そういうことです。


部屋のものを捨てたり、車の運転をやめたり、テレビやスマホを見ないようにしたり、マルチタスクをやめたり。


「注意力を必要とすることは手放そう」と考えればわかりやすいと思います。


もし、仕事終わりでバッテリー切れ(注意資源が枯渇)してしまっているのなら、さっさと寝てしまったほうがいいことも分かります。


その代わり、朝早く起きます。


朝一の注意資源がMAXの状態で、優先度の高いことにバッチバチに注意を向けるんんです。


凡人はそうやって自分の理想を実現していくしかないんじゃないのかな、と思います。


おわり。


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