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子ども向けの本で発見!「学び直し」の意外な近道


先日、必要な本だけを残したら、まさに自分を表現する本棚になったと記事に書いたのですが、その本棚の中に漢文や漢詩の本があります。読破したものは、恥ずかしながら1冊もありません。

漢字がずらっと並んでいるのを美しいと思うし、読み下し文を声に出したときのリズム感も好きだし、風景が思い浮かんで楽しいので、確かに好きなのですが、なんせページを進めることができない。

なんでだろうと考えたときに、私には難しすぎるんだと分かりました。
私は頭がいい人に憧れているので、つい小難しい本を買ってしまいます!
それを一生懸命読もうとするのですが、自分には難しくてなかなか理解できない。

そんな時に「ドラえもんのように、もっと優しく教えてほしい!」と思ったのがきっかけで、子ども向けの漢詩や漢文の本を読むようになり、これが効果てきめんでした。

最初に手にした本
国土社『時をこえるうた 漢詩』

子ども向けの本で学ぶことで感じたメリット

1. 最初の一歩への抵抗がなくなる

子ども向けの本なので文字が大きいのですが、それだけで難易度が下がったように感じ、どんどん読み進めることができます。難しめの本を買って理解できずに挫折するよりも、簡単でもまずは一通り学んだ方が、次のステップの勉強に繋がるので、ぜひ子ども向けの本を読むことを試してほしいです。

2. 図解やイラストが豊富で理解がしやすい

図解やイラストがあるとイメージをつかみやすいので、理解が深まります。
上記の漢詩の本では、詩に詠まれた風景がイラストにしてあったり、作者と子どもの会話形式になっていたりするので、親しみをもって詩に接することができました。

3. 基礎をしっかり学べる

子ども向けの本とはいえ、基礎をしっかり学べます。勉強もスポーツもそうだと思うのですが、土台(基礎)がしっかりしていると、内容がレベルアップしてもつまづきにくく、より高みを目指すことができるように思います。

子ども向けの本コーナーへ行ってみよう

本屋さんや図書館に行っても、子ども向けのコーナーに足を運ぶことがなかったため、幅広いテーマが子ども向けに出版されているのを初めて見ました。大人向けでは敷居が高そうなテーマも、子ども向けなら気軽に挑戦できます。勉強を始めようと思っていることがあれば、ぜひ子ども向けの本にも目を通してみてください。

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