バレーボール日本男子3位決定で思い出す1977年ワールドカップ
ポーランドで行われていたバレーボールネーションズリーグ2023ファイナルラウンド。日本男子チームが3位決定戦でイタリアに勝って3位となりました。イタリアは世界ランク3位で昨年の世界バレーで優勝しているとのことですから、強豪を相手に本当にすごいことだと思います。おめでとうございます。
今日のTBSニュースでは日本が世界大会(五輪、世界バレー、ワールドカップ、ネーションズリーグ)で表彰台にあがるのは、1977年のワールドカップで銀メダルを獲得して以来、46年ぶりとなったと伝えていました。
[TBS NEWD DIG 2023年7月24日(月) 02:00]
私は普段それほどバレーボールを意識して見ていないのですが、1977年に日本で開催されたバレーボールワールドカップはなぜかとても印象に残っています。女子大会は1977年11月8日から15日に、男子大会は11月17日から29日に開催され、女子は日本が優勝、男子はソ連が優勝し日本は2位でした。
当時私は中学生でした。秋のすこし肌寒くさわやかな季節に大会が行われていたことを覚えています。
その頃学校ではクラス対抗のバレーボール大会があり、ワールドカップに影響された私たちは放課後や休日にも集まってバレーボールの練習をするなど、多感で面倒くさがりの少年たちにしては珍しく、クラスのバレー部員の指導を受けながらみんな熱く燃えていました。当時強かった日本バレーボールの影響恐るべしです。
テレビ中継も一生懸命見ていました。女子の白井貴子選手、男子の田中幹保選手など、バレーボールに詳しくない私でも大会期間中何度も目にして、その活躍が心に焼き付いています。
そしてもう一つ。ワールドカップ中継の合間に良く流れていたCMが、フマキラーの「カダン」。その何となく物悲しくも耳に残るメロディーがとても印象的で、今でも近所のホームセンターの園芸コーナーに行くと思わず脳内再生どころか、口ずさんでしまいそうになります。このCMのおかげで花の虫と病気の名前を覚えました。
1977年のワールドカップで銀メダルを獲得して以来46年ぶりの男子バレーボールメダル獲得のニュースを聞いて、1977年のバレーボールワールドカップとフマキラー「カダン」、そしてその頃さわやかな秋空の下行われた中学校のクラス対抗バレーボール大会を思い出してしまいました。