地味ですが意外に役立つフォネティック・コード (欧文通話表)
休暇旅行から南国に戻ってきました。
アクシデントもありましたが、思い出深い旅行となりました。直前のアレンジとなり、やや効率の悪い移動もありましたが、ややこしい移動も特に問題なくスムーズにこなせて良かったと思います。またいつか、この旅行については note で記して行けたらと思っています。
さて、旅行中のアクシデントでポリスレポートを作成してもらうことになりましたが、電話対応での作成でした。
自分の名前や住所、その他もろもろの情報をスペルミスなく伝えるのは、電話口ではなかなか難しい時があります。この時役に立つのがフォネティック・コード (欧文通話表) です。
むかし雑音が多く音声品質の悪い無線で情報を伝達していた時代、欧文を一文字ずつ正確に相手に伝えるために生まれたのがフォネティック・コード (欧文通話表) です。
南国でもそうですが、無線世代ではない若い人でも電話で応対してくださる担当者の方々の多くは意外とこのフォネティック・コードを使いこなしている印象があります。相手になじみのない日本人の名前や会社名のスペルを伝えるときや、アルファベットの羅列を相手に伝える際に重宝しています。英語の発音のあやしい私でも、このフォネティック・コードを使って説明するとたいてい問題なく正しくスペルが伝わります。よく使われるのは以下のようなコードです。
例えば「NHK」であれば、「エヌ・エイチ・ケイ。エヌ、ノベンバー。エイチ、ホテル。ケイ、キロ。」などと伝えれば私のつたない英語の発音でもほぼ相手に拾ってもらえます。
このフォネティック・コードはアマチュア無線で自分のコールサインを相手に伝える際にもよく使われます。覚えていたのがこんなところで役立ちました。
実は、和文のフォネティック・コード (和文通話表) というものもあります。これもアマチュア無線ではよく使われますが、私は普段の生活の中ではあまり使ったことはありません。別にこれにこだわらなくても「あいうえおのア」とか「うしろのウ」とかでも日本人どうしならなんとかお互いに通じてしまいますからね。