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被爆80年。「世界広報」
昨年は日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。
日本被団協と被爆者が核兵器のない世界に向けて果たしてきた役割、特に核兵器廃絶にむけて、国際社会ではそれまでもっぱら安全保障の観点から行われてきた議論を、核兵器の「非人道性」に目を向けさせ、人道的アプローチに沿った国際的な決議をいくつも成立させ、核兵器禁止条約への流れを作っていったその大きな役割を、日本共産党の機関紙「赤旗」が1月9日の記事で解説しています。
[しんぶん赤旗 2025年1月9日(木)]
安全保障に対するいろいろな考え方があったとしても、核保有国との同盟関係や友好関係が仮に今すぐどうこうできないとしても、核兵器の持つ「非人道性」を最もよく知る日本が、そのことをもって核廃絶の希望を世界に強く訴えることがいったいなんの悪いことがあるのでしょうか? 世界のだれがそれを非難できるというのでしょうか?
長崎原爆被災者協議会が被爆80年にあたり、核兵器廃絶の思いを世界に発信する「世界広報」プロジェクトを立ち上げ、YouTubeで動画を公開し始めました。10年後には原爆被害について語れる人がいなくなってくる。被爆者からの遺言だと受け取ってほしいというプロジェクトリーダーの言葉が胸に突き刺さります。