見出し画像

「鼻歌検索」でみつけた懐かしいあのメロディーの曲

小さい頃にどこかで聴いたメロディーがずっと耳に残っていました。ラジオで聴いたのか、レコードだったのか? とにかく、子供の頃から大人になっても何かの拍子にそのメロディーを口ずさんだり、口笛で吹いたりしていました。

そのメロディーは、小さかった頃の晴れた日曜日の朝を思い出させます。今は亡き父親と、自転車でご近所サイクリングに出かけ、おもちゃ屋さんに立ち寄ってプラモデルを買ってもらったあの日を思い出ださせます。

そのメロディーは、小さかった頃、休みに家族で出かけた長瀞のハイキングを思い出させます。明るい日差しが木々の隙間から射しこぼれるさわやかな山道を思い出させます。

ずっと曲名を知らなかったのです。ある日ある時突然思い出しては懐かしく口ずさむメロディーだったので、曲名を調べてみようともせずに過ごしてきました。

少し前に、「鼻歌検索」ができるアプリがあることを知りました。曲名を知らなくても、マイクに向かってメロディーを鼻歌や口笛で吹きこむことによって、曲名を検索してくれるというものです。曲の途中の一部のメロディーでも大丈夫だというのです。

ある時、あのメロディーを思い出し、検索してみることにしました。

結果、2~3曲検索に引っかかりました。一曲ずつYouTubeでその曲を聴くことができます。そしてついに見つけました。

わたしの耳に残っていた懐かしいメロディーは「モッキン・バード・ヒル」でした。

パティ・ペイジさんが歌ったのは1951年ごろだそうですので、生で流行っているときに聴いたわけではありません。それでも有名なスタンダード曲だそうですから、ラジオなどで時々流れていたのを子供ながらに聴いてメロディーを覚えたのでしょう。

1976年にはNHKの「みんなのうた」で上條恒彦さんが日本語版を歌ったそうです。

それにしても、「鼻歌検索」、すごい技術です。

最近はiPhoneやAndroid端末のGoogleアプリでも鼻歌検索できるそうです。

Googleの鼻歌検索は、機械学習を活用し、メロディーのみを学習する仕組みを採用した点が特長だそうです。

わたしにはもう一曲、探している曲があります。洋上リグで仕事をしていた時に、エジプト人のエンジニアがずっと聴いていたオーケストラによる交響曲?なのです。合唱も一部に入っていました。

でも、メロディーがひとかけらも思い出せないのです。多分聴けばこれだとわかると思うのですが。

雰囲気は壮大。ちょっとホルストの組曲「惑星」にも似た雰囲気を感じました。映画「ジュラシックパーク」の「Welcome to Jurassic Park」にも雰囲気が似ていたような気がします。

この曲は洋上リグで聴いた以外は、中東のどこかのテレビ局の何かの番組のオープニングで一度聴いただけなので、あまり有名な曲ではないのかもしれません。中東の人の作曲なのかもしれないと思ったこともありますが、今のところ手掛かりなしです。

いつかもう一度この曲に出合えることを目指して、まずはメロディーの一部でも思い出したいです。そのうち曲の雰囲気だけで検索できるようになるかもしれませんね。楽しみです。

いいなと思ったら応援しよう!