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「ピーターと狼」、坂本九さんのナレーションを思い出す
昨日、ソノシートの世界音楽全集の話題に触れた後、もう一つ、小さいころの記憶として忘れられないレコードを思い出しました。
セルゲイ・プロコフィエフさんが作曲した「ピーターと狼」というナレーションの入った交響的物語です。
私の家にあったレコードは、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団演奏、坂本九さんナレーションのレコードでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1664286914223-UGYeZUeogz.jpg)
坂本九さんのナレーションが軽快で楽しくて、何度も聞いていました。交響曲を楽しむというよりも、坂本九さんのナレーションを楽しんでいたのだと思います。
しかし、メロディーも覚えやすくて、いまでも口ずさむことができる楽しく美しいものでした。
「ピーターと狼」はいろいろな人のナレーションで録音されているようですが、坂本九さんのインパクトが強すぎたのと、こればかり聞きすぎたので、他の人のナレーションがなかなか受け入れられず、困りました。
坂本九さんと言えば、NHKで1973年から1975年まで放送された連続人形劇「新八犬伝」のナレーションも忘れられません。
歌手としてももちろんですが、本当に子供たちの心を掴むのが上手な、素晴らしい語り手だったなと思います。
坂本九さんが1985年の日航機の事故で亡くなられたときは大変ショックを受けました。
坂本九さんの語りが今でも耳に残っています。