ウィキペディア日本語版「文化庁」によると、文化庁は、
とあります。
文化庁は毎年3月、「文化に関する世論調査」を発表しています。
この世論調査を読み解くことは、なかなか難しいのですが、「文化芸術の鑑賞活動」に限って言うと、この報告書では調査結果概要として次のように述べています。
文化の日に際して、いくつかの新聞は社説や主張を発表しています。
産経新聞の主張では特に文化庁の世論調査には触れていませんが、以下のように文化に触れることを勧めています。
また、日常の小さな文化を発見することも勧めています。
[産経新聞 2024/11/3 05:00]
一方、しんぶん赤旗では文化庁の世論調査結果から以下のようなことを読み取っています。
[しんぶん赤旗 主張 2024年11月3日(日)]
私のイメージでは産経新聞としんぶん赤旗はその主張やスタンスにおいて対極にいるイメージがありますが、文化に触れあうことの大切さを主張しているという点では共通しているようです。
かたや文化を広くとらえて、私たちのまわりの文化に目を向け、関心を持っていくことの大切さを主張し、かたや文化を楽しむ機会や時間が減っていることの原因を分析し、改善をはかるべきとの提案を行っています。
私も文化に触れることの大切さを感じています。さまざまな側面から文化振興を進める提案を出していってほしいと思います。
ところで、文化庁は2023年3月27日に京都に移転したのですね。中央省庁としては明治以降初めての地方移転とのことです。