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NHKアーカイブス

日本が、イギリス、アメリカを奇襲攻撃した1941年12月8日から昨日で83年たちました。

このような節目の日を迎えるたびに、戦争を2度と繰り返さないと願う国民の良心による歯止めが今もこの国にしっかりと効いているのか確かめたい気持ちになります。

そしてあの時、どうして戦争に向かっていったのか、あの頃の雰囲気はどうだったのか、どうして戦争をだれも止めることが出来なかったのか、知りたくなります。

NHKはラジオ放送開始からおよそ90年、テレビ放送開始から60年余りの間に作られた番組や台本、番組にかかわる記録、番組を作るための素材などを保存、活用、公開する機能を担った「NHKアーカイブス」と呼ばれる施設を持っています。

そしてインターネット上でNHKが保存している映像から約3万本のダイジェスト動画を見ることができるようになっているそうです。

アジア・太平洋戦争についても多くの映像資料が公開されています。私はいつもこのような映像ばかり見ているわけではありませんが、このような節目のタイミングでこのライブラリーを訪れて、戦争について考えたいと思っています。

いろいろ言われるNHKですが、このような貴重な映像をアーカイブスとして残してほしいと思いますし、政治的圧力や偏った商業主義、極端な利益追求などに左右されずに質の高い映像を作り続けていってほしいと思います。その機能を担保するための仕組みは国民全体で考えていくべきことだと思います。


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