裏金非公認にも2000万円
自民党派閥の裏金事件で非公認となった候補が代表の党支部にも、党本部から総選挙公示直後に政党助成金2000万円が振り込まれていたことを日本共産党の機関紙「赤旗」が報じました。
[しんぶん赤旗 2024年10月23日(水)]
他のマスコミもこの件に関して、報道を開始しました。
[東京新聞 2024年10月23日 19時04分 (共同通信)]
[時事通信 2024年10月23日19時46分]
[読売新聞オンライン 2024/10/23 20:55]
私はこの報道にあまり驚いていません。なぜならこれまで明らかになってきたこの政党の体質を端的に物語っているからです。本当に変われない政党なのだということを改めて、そして、もう十分すぎるほど確認できました。
ただ、さらっと国民を欺くようなことが平気でできてしまうその政党としての倫理観には強い憤りを感じています。
裏金は私たちの暮らしを直接悪化させるものではないと軽視する声もあるようですが、この国民の信頼や期待を平気で踏みにじる体質が、この政党の行動原理や政策決定に一貫して流れていることが、わたしは非常に問題だと思っています。
旧統一協会問題も、原発問題も、大企業優遇税制も、軍拡も、この政党の政策の根っこには国民よりも大切にしたい金銭的・人的支援や、利権や、しがらみがつねに中心にあることを認識せざるを得ません。
マスコミも裏金問題に関しては一党の機関誌にすっぱ抜かれて後を追うばかりですが、この問題を一過性のスキャンダルのように扱うのではなく、この政党の体質を作り出す背景であったり、これまでこの政党の打ち出してきた政策の合理性や効果の深い検証であったり、報道のプロとしての意地を見せてほしいと思います。
[共同通信 2024年09月09日 15時39分]
報道機関も相当の危機感を感じたほうが良いと思います。