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帰国休暇
南国は現在夏休みシーズンです。わたしもしばらく夏休みをとり、日本へ一時帰国する予定です。
南国の操業会社は社員に年次有給休暇を完全消化させることを重要視していて、年内に年休をすべて消化するようにとすごい勢いでアナウンスがきます。年内消化がどうしても難しい場合、年を超えた後も期間を限定して、前年に残った年休をすべて消化させるべく、上司と相談して休暇スケジュールを立てるように指導が来ます。当然、上司も部下に休暇を完全消化させることが重要な使命となっています。
一般に、南国、あるいは南国操業会社で働くエキスパットの母国の文化として、休暇を取る権利は非常に大切にされています。また。家族との時間、家族のケアのために使う時間がとても尊重されます。制度としてももちろんですが、どんなに忙しくても家族のための休暇や私用外出については上司や同僚からは積極的にサポートしてもらえます。
日本でも最近はずいぶん変わってきたと思いますが、南国では会社の仕事だけが社員の人生だとは考えられていないのですね。
それにしても、南国に赴任してからまとめて数週間の休暇を取ることが当たり前になってしまったので、1週間程度の休暇ではそれほど長い休暇と思わなくなっている自分がいます。日本の会社員生活に戻るのは大変そうです。
今回はコロナが流行り始めてから初めての日本への一時帰国休暇になります。日本への入国する際のコロナ関連の制限や手続きは、一時期よりだいぶ緩和されたりオンライン化されたり簡略化が進んだと思います。
一方で、現在コロナ感染者が非常に増えているため、日本での行動も自主的に慎重にならざるを得ないと思っています。せっかくの機会ですが、親、親戚、友人に会うことも国内旅行に行くことも慎重に判断しようと思っています。はやくコロナが終結することを祈るばかりです。
日本は南国に比べると涼しい国だという印象をずっと持っていましたが、最近のニュースを聞くと、日本も南国に負けないぐらい暑くなっている印象です。むしろ室内のエアコン普及率などの点で、日本のほうが体感的に暑く感じる機会が多いのではないかと思っています。
コロナや熱中症で体調を崩さないように十分気を付けたいと思います。