#026 「TSUTAYA」の都内撤退店舗をマッピングしてみた【モノ班6月進捗】
こんにちは!
『Tokyo Scope 2023』広報チームです
各メインコンテンツの6月分の進捗をお届けしています
今回はモノ班です!
「TSUTAYA」のリサーチ
モノ班では、サブスクとシェアリングサービスを軸に
所有と共有をめぐる意識の〈ニュー・ノーマル〉を調査しています
↓ ↓ 5月分の進捗はこちら ↓ ↓
サブスクリプション・サービス
モノ班は、まずサブスクのリサーチを開始しました
音楽、映画を筆頭に、服、香水、花、家具など、
現代日本には数多くの「サブスクリプション・サービス」が存在しています
国の調査によると、
「何か一つでもサブスクを利用したことがある人」は、
若者を中心に全体の約33%にもなり、
これからますます増えていくことが予想されています
「サブスク」とは?
さて、そもそも急激に身近になった「サブスク」とは何なのでしょう?
髙橋らは、以下のように定義しました
つまり、原義的なsubscription(定期購読)とは少し異なり、
定額を支払えば商品やサービスを自由に利用できるサービスということです
従来の感覚であれば、
自由な利用は自ら所有しているモノにのみ行えるはずです
所有や共有に関する意識が変わってきていることを示しているのかもしれません
「TSUTAYA」に注目
このようにサブスクサービスが群雄割拠する〈ニュー・ノーマル〉な現在を捉えるにあたり、
モノ班は「TSUTAYA」に注目します
映画、音楽、漫画などのエンタメと人々とのタッチポイントでありながら、
サブスクサービスの流行により、大きな影響を受けているであろうことが理由です
そこで、まずレンタルサービスを実施している「TSUTAYA」を対象に
閉店・撤退した店舗(=赤)と現存する店舗(=青)でマッピングを試みました
この分布を見て、どのようなことが見えてくるでしょうか?
学生からは
現存する店舗より撤退した店舗の方が多い
店舗数が人口と比例している可能性
世田谷区南西部から足立区北東部に走る撤退店舗のホットライン
店舗の立地が鉄道駅に依存している場合と幹線道路に依存している場合
などの意見が挙がりました
(分析については、次回以降の進捗noteをご期待ください!)
終わりに
このように、具体的な事例から
サブスクとシェアリングサービスを取り巻く
所有と共有の意識について紐解いていく予定です
マッピングという形で情報を視覚化することで、いろいろな事象が見えてきますね
生徒がこれをみてどのような分析をしたのか?
独自のおもしろい気づきがあるとよいですね!
来週もコンテンツ進捗を更新予定です
お楽しみに!
記・澤井雅治(南後ゼミ8期)/伏田茉莉香(南後ゼミ9期)