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【4年生・8期生】 2023年5月23日 第5回 卒論の進捗報告

こんにちは
南後ゼミ4年のY.Uです!
もう1回目の卒論の進捗報告も終盤に差し掛かりました。ゼミ生の発表を聞いて、同じ都市論ゼミなのに全員の興味ある分野は各々違っていて面白いな~って感じることが多かったです。次回の発表も6月下旬ごろにあるので、また発表の準備して臨めるようにしたいですね。

そして、今回は第5回の卒論進捗報告です!

【活動報告—卒論進捗発表—】

1. M.Tさん
『田園都市線の過去・現在・未来から考える郊外の在り方』


M.Tさんは田園都市線の過去から未来という時間軸をもとに、郊外の在り方を研究しようとしています。
この発表に基づいて、「郊外」という言葉の範囲、過去と現在をどのように分けるのか等の議論が活発に行われました。
確かに、郊外をどう定義するかは人によって違うのかもしれないし、文献によってもまちまちで、ここら辺難しいよなーと個人的には思いました。
M.Tさんは現時点で既にさまざまな文献にあたっており、きちんと文章化ができているので見習いたいですね。

2. M.Mさん
「外国映画から見る東京」

M.Mさんは、外国映画の分析を通して、東京はどのように表象されているのかについて研究を進めようとしています!
新聞、雑誌、スマホやテレビ等さまざまなメディアがありますが、映画というメディアは見た人にどのように情報を伝達するのか。そこでの場所性や物語性はどのように影響するのか、分析結果がとても気になる研究です。
先生のフィードバックにもありましたが、ステレオタイプの生産に関する研究や過去の映画のオマージュとの比較を通して今後どのような分析がされるのか、次回の発表が楽しみです!


【最近読んだ本】

私が最近読んだ本は
斎藤孝さんの『原稿用紙10枚を書く力』です!

斎藤孝『原稿用紙10枚を書く力』、大和書房、2004年


いきなり原稿用紙10枚書けって言われたら困りますよね。400字詰め原稿用紙10だとして、計4000文字。普段文章を書く習慣がない人からしたら地獄のように思われますが、斎藤孝さんはそんな人に向けて原稿用紙10枚分の文章を書くコツを丁寧に教えてくれる内容になっています。

斎藤孝さんはプロローグにて、原稿用紙10枚というのは10キロの長距離を走ることと一緒で、スポーツのようなものだと語ります(斎藤孝 2004, p.13-5)。はじめは尻込みしてしまうかもしれませんが、量をこなすこと、そして闇雲に文章を書きだすのではなく、ある程度内容を構築してから書いていく重要性を説いています。

社会学には関係ないかもですが、これから研究も進んでいくので、もしよければと思い、今回紹介しました。

次回はGDZや本制作の話し合いを行う予定です!お楽しみに~

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