#023 見えない壁を可視化するー「東京家賃地形(仮)」
こんにちは!
『Tokyo Scope 2023』広報チームです
本誌では毎年、特集テーマとは別に
学生の興味関心から出発したコラムも掲載しています
6月初旬の全体会議では、3つのアイデア案が提案されました
今回はラスト、3つ目のプレゼンを紹介します
↓ ↓ 前回はこちら ↓ ↓
東京家賃地形(仮)
東京の内側に入り込む難しさを、
同家賃の物件を線で繋いだ等高線で表現することを目指すコラムです
発案者の石垣さん曰く、
引越しを検討していたとき、東京の中心・山手線の内側と外側とで家賃が大きく変わることに改めて気付かされた経験から、
「家賃」という見えない壁が東京を分っているのではないかと感じたことに起因するアイデアだそうです
等高線を引く手順は以下の通りです
大学生のペルソナを決め、
求める物件の条件(広さ・間取り・築年数…)を定める同家賃の点をつなぐ(等高線作成)
それをもとに、3Dグラフィックで作図 or 模型を作成する
この過程や成果物を、コラムとして掲載していく予定です
学生からのコメント
この発表に対し、学生からは
ある程度広域の調査が必要になるかもしれない
「谷」「山」「丘」など地形を表すことばを使って格差を表現すると面白そう
どのような形態のものを「物件」と定義して地図に落とし込むのか気になりました(分譲?賃貸?とか)
調査した地域の実際の地理(等高線)と比べてみると面白いと思いました
などの意見が集まりました
家賃が東京を分かつのでは?という視点がおもしろいですね
これをどのように紙面に表現するのかが気になるところです!
コラムの紹介も一周しましたが、いかがだったでしょうか?
これからも進捗は定期的に更新予定です。お楽しみに!
記・澤井雅治(南後ゼミ8期)/伏田茉莉香(南後ゼミ9期)