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#019 ルール班 進捗 〜5/12
こんにちは!
『Tokyo Scope 2023』広報チームです
今回から4回に分けて、
今年の「ニュー・ノーマル」特集を構成する4つのコンテンツ案を紹介します
↓ ↓ 前回はこちら ↓ ↓
さて、1周目最後となるのはルール班です!
企画について
「ニュー・ノーマル」という言葉が
以前にも増して用いられるようになった昨今において、
一般に「ルール」と呼ばれるものにも様々な変化が生じています
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「モラル」も加わることも
「いつ、どのタイミングで変容がみられたか」
「A→A’への変容のさま」
「それぞれが与えていた影響」に注目し、
ニュー・ノーマルな東京について分析と考察を加えていきます
紙面のストーリー展開は以下の通りです
《1》ニュー・ノーマルのイメージとして代表的な新型コロナの事例
ここでは、新型コロナウイルスの流行を契機とするルール/マナー/モラルの変化を読み解きます
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コロナ前、コロナ禍の社会とはどのようであるかの総括と、
これから続いていくコロナ後の社会の予想になるかもしれません
《2》変化の速度がとくに速いソーシャルメディアに関する事例
ここでは、曖昧になりがちなSNS上におけるルール/マナー/モラルの境界線や肖像権の問題のような、
主にメディアを介した事例についての調査を行います
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《3》ルールと対置される概念や事例からルールそれ自体の正当性や妥当性
最後に、ルールが想起させる「規制」と対極にある「自由」とのニュー・ノーマルな関係性を探っていきます
「変わっていくこと」と「変わらないこと」の間には、
私たちが生きる社会についての重要な示唆を見つけることができるでしょう
学生や先生方からのフィードバック
この企画案を受けて学生からは、
コロナ禍における対人距離を見るとき、ヒト班の文献と同様に、ホールの(原義的な)ソーシャルディスタンスにも触れられると、よりアカデミックで説得力が増すと思います
マスク着用については(日本において)マナーでありながら、特定の空間ではルールであり、今回の定義を跨いでいます。(それが面白いなと思いつつ)現在では観測が難しいと同時に、花粉症やルッキズムなどコロナ禍の話題を大きく飛び越えてしまうところが、「どこまで書くのか」という点でハードルになるのではないかと思いました
マスク着用の話のような、ルールによって生まれたマナーやモラルがルールが撤廃されても残り続ける例は過去にもあったと思うので、触れられると面白い
SNSの誹謗中傷のような衝突について、
『Tokyo Scope』をあくまでも東京のガイドブックとして考えると、どのように紙面に描かれるのかイメージしづらい「自由や不変との関わり」がどのように地図や地理的な情報と関わっていくか
などの意見が出ました
また先生方からは、
概念的に語ることはいくらでもできるため、詰めていくほどテキストになっていきそう。ビジュアルとしてどのように紙面に組み込んでいけるか
コロナ以前/以後でルールが変質していく中で、
その変化の具体的事例をなるべく集めるといい
(大学生活等でも変化はあった。事例を素朴にどんどん集めるべき)「コロナ後」とはいつから? 「5類」以降?
などの意見をいただきました!
今回はルール班の進捗報告でした!
ざっくりとした構成が決まった今、これからどんな具体的事例が取り上げられていくかが楽しみです
他の班も同様ですが、どう紙面にビジュアル化するのかに注目ですね!
これですべてのコンテンツ班の進捗報告が一周しました。
今後とも定期的にアップしていく予定です!
今後の更新をお楽しみに!
記・澤井雅治(南後ゼミ8期)/伏田茉莉香(南後ゼミ9期)