クリア後最速インプレッション!桐生一馬の生き様と悲哀にゾクゾクする「龍が如く7外伝 名を消した男」※ネタバレ少なめ
本日発売の「名を消した男」。シリーズファンの私は期待に胸を膨らませて0時から配信したのですが、メガネスーツの桐生さんにゲーム序盤からニヤニヤが止まらない!
本作は「龍が如く6」と「龍が如く7」を繋ぐ外伝です。近江連合&東城会の解散というテーマのもと「7」の主人公である春日一番が知りえなかったもう1つのドラマが展開してきます。個人的に推したいのは、極道たちの想いを乗せた拳と拳がぶつかり合うシーン。これぞ龍如、任侠映画さながらの大迫力!
「龍が如く6」以来の主人公としての桐生さんの姿もそうですが、同じくらい歓喜したのが映像のクオリティの高さ。毛穴やツヤまで描き込まれ、シーンによっては実写なのではと見まがうほど。滑らかで美しいアクションや、これまでのどの作品とも異なるシリアスな物語にもグイグイと引き込まれていきました。
桐生さん視点での春日一番との出会い、今作におけるボスとのバトル、次回作への引きと、まさに見どころ満載の本作。ただしナンバリングタイトルではないのでボリューム自体は少なめです。それでも、"名を消す"という生き方を選んだ彼の苦悩や葛藤といった弱さを描くことで、1人の男の内面を掘り下げた印象深い作品となっていました。
今回はエンディングまで一気に駆け抜けてしまったのですが、正直まだまだ余韻に浸りたい! 今後はシリーズおなじみのサイドストーリーやミニゲーム、闘技場を配信していく予定です。龍如ファンの皆様もぜひ「名を消した男」で桐生一馬の生き様を体験し、そのかっこよさにゾクゾクしちゃってください!
最後にネタバレを避けて書きますが、どうか次回作では会えますように……。