シャドウの真の姿~キーワード探し~
昨日のシャドウの姿を視ることには成功したものの、シャドウって実は本人にわからないよう、隠れてしまうんです。
なので、事故現場にはたどりついたけど、倒れているわたしA、現場にいた「ネタかぶり」Bがいるだけで、なぜ事故が起きたかわかりません。
そこで優秀な探偵が到着し、現場検証をはじめました。
なぜ、ネタがかぶっても何の問題もないのに、わたしAは倒れてしまったのか。
権利などは問題なし。オリジナル、という概念が今ではそこまで重要ではない、ということもわかった。なのに、なぜコンテストやお祭りで苦しんでいるのだろう。
シャドウはしれっと本体を隠してしまった。
ユングによると、強いシャドウほどうまく隠れて、なかなか表に出てこないんだそうです。だっていつまでもそのままでいたいんだから。
でも、わたしAはそのシャドウは嫌いなんです。だから認めて、赦して手放す必要がある。そのためには、本当のシャドウの正体を見破らないと。
そこで、優秀な探偵は「シャドウは昔はいなかっただろう」とわたしAに問います。
たとえばクリスマス。わたしは、90年代からデジタルイラストを発表していますが、当時はノリノリでクリスマスネタを披露していた。
つまり、シャドウはもっと後に出たものだ。
2008年頃、再びわたしはたくさんベアを作りはじめます。とにかくうまくなりたくて、色々なネタに挑戦していました。当時の作品は去年ほとんど売れてしまったので、特にシャドウになるものは出来ていなかったことがわかりました。
その後、2010年にとらが干支だった時、雑誌に採用されたりと、かなり好調に進んでいましたが、次の年、うさぎがボツになりました。
これがシャドウの元型になった可能性が高いです。
そこから2018年ころ。わたしは、あみぐるみの販売をイベントではじめます。わずかしか売れませんでしたが、売れたものの大半が、お洋服を着た子だったことから、ドレスっ子を中心に作品を展開しはじめます。
わたしは幼稚園時代から、ファッションが大好きで着せ替え(当時は紙でした)や塗り絵に熱中していました。服も最初にセットされているもので飽き足らず、自分で描くようになります。100枚以上は書いたかも。
その後、妹の人形に勝手に服を作って怒られたりしつつも、自作であみぐるみが作れるようになったので、そちらでおしゃれを楽しむように。
中学生くらいの頃は自分でパンツやパジャマなどを作っていて、社会人の頃はワンピース自作なんかをしていましたが、本気で洋裁に目覚めたのは、子供が売ってない服を必要としたからでしょう。
小学生の頃から一般の子が着る服を着ず、そのお気に入りの服が、なんでもゲームで出てきた少年の服だったようで。。売ってないので、わたしが作るようになり、大学に入ったら毎日私服なわけで、もう何枚も縫いました。いまでも、職場にはいていくパンツはわたしの作品です。しゃがんでも背中が出ない。ワークマンがまだ関西になかった時代にわたしは作りました。
ちなみに、製図は編み物教室で覚えました。文化とか、行きたかったなぁ。ベアにお洋服着せてるのは諸説ありますが、洋裁習ってる方が服を着せているケースが多いようです。
まあ、今ってうちの子(ペット)に服着せるのが普通な時代だしなぁ。
そんなこんなで、腕も趣味も上がったところで、ぬいぐるみに服を着せるようになったのです。
ある日イベントに直接伺い、あみぐるみを販売していた時。
会場にあみぐるみを勉強している方がやってきて、わたしの作品を紹介したら、そのうちの一人が、ドレスのスカートをめくったのです(笑)
パンツはいてるかどうか見たかったらしく、、わたしのドレスっ子のスカートめくりいくつもしていました。。
実はあみものをしている方はミシンが苦手な方が多いです。で、わたしは上記の理由により、得意になってしまったわけで、、そこから全部のドレスっ子にパンツをはかせ「安心してください、穿いてますよ」になったというわけです。
たぶん今でも珍しいかもしれません。人形サイズの服はめちゃくちゃ小さく、ミシンがけも本当に難しいです。その上、猫なんかはしっぽもあります。
パンツはちゃんとしっぽが出るように作っています。座ってしっぽが出るように作ってて、手足も動かせるとか、たぶん真似しようにも出来ないかも。
写真には都合上パンツはのせていませんので、買わないとどう作ってるかわからないでしょうね。。
それなのに。。。
わたしは、干支やお題になると、ドレスっ子を作っていなかったのです。
シャドウ、その真の姿があらわになり、わたしAは、orz姿に。。
わたしは、コスチューム用意せずハロウィンに行こうとしてたみたい。
2010年頃からネタですべっていましたが、なんとほとんどスベったネタで、お洋服を着ていなかったのです。
強みであるお洋服を着せていなかったから、スベったことに、今の今まで、気づいていなかったのです。。
思い出せ、はじめてCG(パソコンイラスト)でイベントネタを書いた、楽しかったあの頃を。
自分の持ちキャラに、普通にサンタコスしてなかったかい?
それをなぜ、今イベントでやってなかったんだ?
わたしAの強みであるコスチューム作りが、思う存分発揮できる場所なのに、何をしていたんだ。。
しかも、被ったって楽しいじゃないか。同じコスしてたら、近寄ってハイタッチしてパシャリしてインスタ載せてイェーイじゃない?
コスはわたしの人生の大半を占めるほど、大好きなものだったのに、何故やってないの?
いやー、シャドウってほんと、隠れるのうまいね。いろんな言い訳して隠れてしまう。
大きなシャドウほど、隠れるのがうまい。
「奴は四天王の中でも最弱…」とでも、この間言ってたのか。。
現場からは以上でしたー。
っていうわけで、認めて、赦しました。あとは手放すだけです。
いまだと七夕が近いけど、、もう6日しかないじゃん笑