ゴールから考える
よく、ビジネスの話や、自己啓発で聞く言葉なんですが、
ゴールを決めて、そこへ行くための道筋をたてよう、という話です。
やっと家族優先でなく自分中心でいい生活になったばかりで、最近までゴールを決める生活をしていませんでした。
あ、もう好きなことしていいんだ、それなら今やってることを出来るだけやり尽くしたいから、ちゃんと計画を立ててみようか。
そこへ、たまたま今節絶好調のヴィッセル神戸の大迫の話がTVで流れていました。
ストライカーは常にゴールネットを揺らすために、いい位置に立つ。
でも当然相手は大迫がゴールを狙うことなど知っているわけで、相手を惑わせるための位置取りしてることもあるんだって。
つまり、相手の穴やスキを狙っていると、ゴールチャンスに巡り合いやすい。そして体のコンディションも良いのですぐに反応出来る、と言っていました。
なるほどねえ。
とりあえず、わたし最近気づいたんですが、わたしのショップに来てお気に入り登録してる人の大半が同業者だったのよ。
お客様じゃないの。
つまりゴールを狙ってる作家さんがわたしのところにいっぱい来てるっていう状態、だったんです。
で、今わたしは作品が売れていません。
ってことは、今の作品より先にゴールがある。
自分の作品が同業者の目印になって、お客様の取り合い状態になってたわけで。
これが売れたから、と同じ作品を他の人に用意されたら一点ものの意味がなくなってしまう。
フェイントやトリックをかけて、違う作品を売ってしまう方がいい、ってことだな。
ちょうど違う作品を作ろうと、ラフ画を描いたら身内で大ウケ。もう絶対これ作るわ。
かなりシュールなやつです。
2017年頃作ってたやつに似てる。
正統派は今、売れてないって気づいちゃった。前の記事でも書いたけど、かわいいだけでは面白くないし、誰でも出来る。
周りの作家さんはかわいいをゴールと勘違いしてる。その前に、そこから抜け出そう。
もともとアレルギー体質のため、飼われてる哺乳類が苦手なんです。やっと、本音が言えました。。
あとは、嫌われがちないきものが割と好きなこともあるし、へんないきものを作る理由しかないです。
へんないきもの作家、として再スタートするには、まあ1年くらいかかりそうですが、ぼちぼちやっていきます。。
長く手仕事をしているので、こういうのはブームが時々変わることは知っています。
それでも生き残るために、時々路線を変えるのです。
極めつつ変える、というのか。
人形は嗜好品なのでかなりゴールが変わりやすい。でも、必ずブームを起こしている方がいらっしゃいます。
なので、絶対にどこかにゴールはある。
今わたしが自由になった、というのもゴールが変わった合図なのかもしれない。