あえて数字からおりる働き方
読書用メモ54
▼タイトル:あえて数字からおりる働き方(2020年7月発行)
▼著者:尾原和啓
西野亮廣エンタメ研究所でいつも西野さんが、尾原さん尾原さん~、尾原さんのオンラインサロンはめっちゃ面白い!とおっしゃるので、では最新の本を買ってみよう、と思って購入しました。なので、初めてこの尾原和啓さんのお考えややっていることを本から知った次第です。
自分のやっていること、しかも言語化しづらく、(言語化できても)伝えづらいことをよく本にまとめたなという印象の本です。わかるけど、行動しづらく、腹落ちしづらい、そんな気もする。とても、モヤモヤする本です。
でも、このモヤモヤは本に対する不満ではありません。自分の中で腹落ちできてないことに対する、大事なことを見落としていないか?という警鐘に近いものです。逆に言うと、読んでスッキリする本は、自己満足止まりで理解できないことを自分の言葉で咀嚼しようともがいているほうが本来あるべき読書術なのだろう(ソワソワするわ~)。
尾原さんが書かれていることは効果が見えにくいけれど確かに正論な気がします。ただ、それを自分に落とし込むことがイメージできず難しい。過去に読んだいろんな本のエッセンスも混じっている。
・「遠くの人とつながって変化に対応する」 物理的な距離のことを主に取り上げているが、それだけではなく、違うものとの化学変化のこともさしていると思われる。
・信頼でつながる時代へ
・「なぜギブが大事なのか」 情けは人のためにならず、的な要素もあり。かつ、単純に自分のために、ということではない。相手のためにも、自分の信頼のためにも、自分の学習のために。
・「たとえそれが自分にとっての信念であっても、相手にとってはそうではないことを知ること」 なるほど。だから自分はいつもイライラしていたのか。
・「振り返りの基本ループ」 あ、すみません、穴があったら入りたい。私のこと言われている。こういう思考の整理、小学校で教えてほしい。
5年後10年後には本に表現しなくてもこの本の内容が人々の当たり前・スタンダードになっているのかな、と思う。今モヤっている自分に焦りを感じつつ、今できることをもがいて食らいついて見つけて実践します。
▼お勧め度:★★★★☆ 自分を一個人として客観視したい人へ。
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