あなたの話はなぜ「通じない」のか
読書用メモ75
▼タイトル:あなたの話はなぜ「通じない」のか(2006年12月発行)
▼著者:山田ズーニー
以前、著者の「伝わる・揺さぶる!・文章を書く」(2001年11月発行)を読んで、とても面白かったので別の本も数冊借りてみた。その時読書用メモはさぼって書かなかったので(おい!)どんなふうに面白かったのか振り返るのが難しい。ただ、その本で例に出されていた高校生の小論文がめちゃくちゃうまくなっていて、書くって、伝えるって、こういうことか!と違いを突き付けられた衝撃だけが残っている。
で、今回育休中に自分との対話の本をたくさん読んだのだが、それを今後表現するにあたって、もう一回伝え方の本をいくつかおさらいしよう、と思った。再度信頼ある著者の本を借りたのだ。
もう一つ「おとなの小論文教室。」(2009年2月発行)も借りたが、その感想は読書用メモ76で記載する。
今回読んだ本は私の記憶が正しければ、「伝わる~」に記載があった内容もあり、おさらいもかねていた。例文もたくさんあり、技術習得を目的としても良さそう。
自分としての気づきメモ
・問い(論点) → 意見となぜ 、これが考えること。
・問いの視野を広げる3つの軸(人・世界・歴史)
・自分のメディア力を高めること、共感力と信頼
意見を言うにはまず考えなければならない。著者は考えることは問いを作って答えを出すことの繰り返しだという。私自身問いを持つことと、その質を上げる努力がまだまだ、というか圧倒的に足りない。意識的に訓練するように目に見えるところに「問いを作れ!」と張り出しておくぐらいのことをしないといかん。