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転職活動をしているのならミスマッチを防ぐために確認したい3つのフィット

いざ転職活動を始めたけど、転職しないで今の職場に残った方がいいかもしれない。なかなか内定がもらえないけどなぜなんだろう、と思うこともあるのではないでしょうか。

本記事では、転職で年収250万円UPかつフルリモート勤務を実現、採用面接の面接官をしていた経験を基に、応募企業と自分が合うかを確認する3つの観点をお伝えしますので最後までご覧になってみてください。


ミスマッチはなぜ起きてしまうのか

企業側としては長く働いてもらいたいし、求職者としては長く働きたいという前提があるとすると、お互いのミスマッチをどれだけ減らせるかは重要です。

いざ内定をいただいて転職して働き始めたけど

「きいていた話しと違った。こんなはずではなかった。」というケースも少なくない気がします。

なぜこういったミスマッチが起きてしまうのかといえば、双方の確認不足にある気がしています。(ミスマッチ=マッチングミスのことです。)

どんなに事前に確認しても前提や状況が変わってしまうケースもあるので、ミスマッチを完全に防ぐことはできないと思っています。

ただ、そもそも事前に確認している企業や個人がどれだけあるのかというと疑問です。

ミスマッチを防げそうなことをやり尽くしたうえでミスマッチが起きるのはもう仕方ない気がしますが、確認不足でミスマッチが起きるのは後悔に繋がりやすいと思います。

確認したい3つのフィット

ミスマッチを起こさないために、以下の3つがフィットしているか確認してみてください。

カルチャーフィット

カルチャーフィットとは、Culture(文化)と、Fit(適合する)を合わせた造語で、自社の社風や独自の文化に、従業員がうまく適合している状態を指します。

会社のホームページ、会社によってはカルチャーブックを用意しているところもあるので、熟読したうえで自分と合いそうか確認していきましょう。書いてあることがすべてではないので、面接の中で面接官がカルチャーを体現しているのか要チェックです。

疑問点があればオファー面談の中で質問したり、内定が出た後に実際に働いている従業員の方とお話しする機会をいただいてもよいと思います。オフィスに出社する機会があれば、オフィスの雰囲気から感じることを大事にしてください。

スキルフィット

スキルフィットは「業務をこなすうえで必要なスキル・経験を有しているか」を判断するための指標です。「職務能力」を判断する指標とも言えるでしょう。

これまであなたが経験してきたスキル・経験と、募集している求人で求められているスキル・経験がフィットするかどうかです。

募集求人を見た段階で自分が活躍できるイメージがわかなければ、スキルフィットしないケースが多い気がしています。

私自身が面接官をしていた際は、職務経歴書に書いてあることことは本当なのか、再現性はあるのか、かなり細かめにチェックしていました。

自分がかなり背伸びしないといけない環境だとしんどくなりますし、逆に自分の能力を持て余す環境だとスキル向上が望みにくいです。

いい塩梅の環境に身を置けると、スキル向上しながらも貢献できる可能性が高まるでしょう。

ビジョンフィット

ビジョンフィットとは、個人の価値観や目標が組織のビジョンやミッションと一致していることを指します。

組織が中長期で目指していきたい方向と、あなた個人が中長期で目指していきたい方向性が一致しているかどうかです。

ただし、会社のビジョンは途中で変わったりすることも0ではありません。どんなにビジョンフィットを確認しても、状況が変わればビジョンを実現できないこともあります。

あくまで面接段階においてビジョンフィットするかどうかになりますが、要確認していきましょう。ビジョンフィットは会社の中期経営計画や、今後の展望を伺いながら判断していく形になります。

ビジネス観点で行なっている事業がどうなりそうなのか予測することで、ビジョンを実現できそうな前提条件が揃いそうか確認する判断材料になるでしょう。

まとめ

ミスマッチを防ぐために、3つのフィットを確認していきましょう。

カルチャーフィット:企業の社風や独自の文化とあなたの価値観が合うかどうか
スキルフィット:これまであなたが経験してきたスキル・経験と、募集している求人で求められているスキル・経験がフィットするかどうか
ビジョンフィット:個人の価値観や目標が組織のビジョンやミッションと一致していること

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