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ONE PIECEと人心

ここ半年くらい思っていることについて書こうと思う。
ワンピースなどの少年マンガについてだ。



日本国民の多くが知っていて、熱くなったり涙したりするマンガ、ワンピース。

あと5年ほどで連載が終わると聞いた時、私はその感動のフィナーレを国民と共に迎えたいと思い、夏からマンガを読み始め、アニメを見始めた。
他のアニメも色々と忙しいので、今現在、夏ほどのペースで見ることはできていないが、ドレスローザへ向かっているところだ。



そんなワンピースから学べることはたくさんある。

夢を追いかける素晴らしさ。
友達や仲間を信じる気持ち。
家族や恩人への愛や感謝。
困っている人を助けること。
悪いことを悪いと言えること。
強固な信念を持つこと。
自分の欠点を認めること。
等々。

そして多くの人がこのような要素に感動していることだろう。
ファンに聞くと、素晴らしい名言がゴロゴロと出てくる。



しかし、日本で犯罪はなくならない。

ワンピースを読んでいる人、見ている人は日本中に山ほどいて、犯罪者の中にもワンピースが好きだという人は必ずいるだろう。

そんな人が敵サイドの心の醜さ、主人公サイドの心の美しさ、この両方に触れながらよくも犯罪など思いついたものだな、と思う。
ピュアな心を育むマンガ、ワンピースを読んだ人が犯罪を起こすわけがないんだ。



きっとワンピースに限らず、ナルトやスラムダンク、最近だと鬼滅の刃や呪術廻戦などの少年マンガに感化されている人ってたくさんいると思う。
これらのマンガ全てからそれぞれ学べることがたくさんあって、どれも人として成長させてくれる物語だと思う。

しかし、犯罪どうこうに限った話ではなく、マンガを読みながら、アニメを見ながら、涙を流すのに一回寝て起きた頃には忘れて、いつも通りの生活を送ってしまう。

物語やキャラクターだけじゃなくて、そのピュアな心も単行本の中やテレビの中からは出てこないんだろうなあ。
と悲しくなる。



そして、少年マンガの主人公が敵と戦うことになったとき、十分に弱い部分を見せたところで、強い気持ちでそれらに打ち勝っていく。

それができないから人はファンタジーで勇気を補給して、勝手に勇者になった気でいるだけ。
マンガの中の話であって、現実には直結しない。
現実世界でできたら苦労しないよ、人間。

まあその強い気持ちって主人公が持つ夢や目標がエネルギー源なんだよね、あんなに純粋に自分の気持ちを信じれるってすごいことだと思う。
いやはや、心のピュアさ、若さって本当に大切だね。
いつまでも持ち続けたい。
teenager forever だ。

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