時空を超える自己:存在の無限展開
誕生わたしはどこから生じるか
それまでは物質の延長でしかなく、物理、化学、生物学的な反応を示す物体であった。
環境に大きく左右される物体から変化して、次第に環境と隔った部分で環境とは独立に振る舞う反応が多くなってくる。
その結果、環境を総合的に捉えることができるようになり、光の刺激を一連の像として広げ、そこに音や匂いがマッピングされ、その情報を眺めながら過ごす。
長い時間を漂いながら、次第に解像度を増していく情報の景色に、自分という存在を自己の感覚器で認識しはじめることが