【七山農家さんFile vol.1♦︎富岡和彦さん(富岡園芸)】
サガテレビで取り上げられて大人気となった新品種の紫陽花『雨のち星』
と『可愛花(かわいか)』
を育てている富岡園芸の富岡和彦さん(57)を取材させていただきました。
富岡さんは生粋の七山育ち。
高校卒業後に愛知で花農家の修行の後花農家に。現在は、紫陽花やベゴニアの栽培を行なっている。
『花はしっかり見ていれば
ちゃんと応えてくれるもの』
紫陽花は、土・堆肥・水・温度で出来上がりの色や質が変わる。
七山の水は青い色が出やすく、薄桃色をねらった結果、紫色の花ができたことも。
「でも、それも面白かっ!」
と豪快に笑う富岡さん。
若い頃から
・ウェイクボード
・ゴルフ
・スノーボード
など…とても多趣味!
「今は釣りやね。船釣り!」
好きな休日の過ごし方は、夜から仲間とイカを釣り、それをエサに鯛やヒラマサ、アラを釣ること。
[一番嬉しかった獲物:10キロ越えのアラ✨]
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『自分がやれるところまで
花をこれからもやっていきたい』
3人の子供たちはそれぞれに違う道を進んでいる。週末に子どもや孫たちが一気に帰ってくるのが、騒がしいけど楽しみ。
「紫陽花をやる楽しさは何ですか?」とたずねると、
「やっぱり新しか品種ができると嬉しかもんね。」と満面の笑みで応えてくれた。
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【富岡さんのこれから】
佐賀あじさい研究会(@saga_ajisai_kenkyukai )の仲間たちと一緒に毎年新しい品種をリリースしていく予定。
「令和7年まではもう決まっとるけん。」と少年のような目をしてこれからの計画をこっそり明かしてくれた富岡さん。
私たちの取材の前に、某有名花店の担当さんが早くも次期の注文にきたそう。
七山で育った紫陽花があなたの近所の庭先を彩っているかも!?
【編集後記】
ガッシリとした体躯からは想像もできない繊細な手仕事から生まれた美しい紫陽花。大きなハウスをいくつも管理しながら、新しい品種づくりに情熱を燃やす姿はとても素敵でした。
富岡さん、ありがとうございました!
記事:野田サユリ
写真:野田宗作
(共に七山地域おこし協力隊)
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