七田都夜

「ななたとよ」と申します。自由に書いたり消したりを経て、現在シナリオ学校に通いながらぐだぐだアルバイト生活。物書きの仕事をマイペースに目指している者です。よろしくお願いいたします。

七田都夜

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マガジン

  • 完璧にならない、私の日常。

    個人的な備忘録です。 くだらないことをつらつら書いてみます。

  • 映画

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最近の記事

優しさ連鎖に巻き込まれ。

「ああ、小さい頃からよくテレビで見ていたあの子、俳優さんがもう主演を張っているんだな~。やはりキャリアも長いからそういうのも相まって……」と、テレビ画面の年齢をふと見る。「あれ? 同い年?」となる。そういえば、私はもうすぐ30代だ。心はまだ10代で止まっているのに、私の背番号はいつの間にか大台に乗り始めている。 そんな事を悠長に思っていたが、周りは結婚や出産などという声がそういえばよく聞こえてくる。私にそういう風はまだ吹いていないようだが、そろそろ考えなくては。でも、私は柔

    • 映画「銀河鉄道の父」〈感想〉

      映画の感想です。 以下、ネタバレもあると思いますので、 見たくないという方はスルーしてくださいm(__)m ↓↓ 少し前にアマゾンプライムにて視聴しました。 なんというか…… こういう温かい家族が描かれたものを見たのは、ずいぶん久しぶりな感覚がありました。 おそらく時代的なモノもあるかと思いますが、サザエさんのような、ジタバタとしているけれど、いつもどこか温かさがあって。色々小言や喧嘩があっても、そこにある安心感、家族じゃないのに『帰りたくなるような』……そんなものを最

      • 第三話 奪い奪われの価値

        声を手に入れた女は、無言でとあるところに僕を連れて行った。それは、しばらく使われていない古びた家屋で、今にも壊れそうなところだったが、生活感があるので、どうやらこの女は此処で暮らしているのだろう。 女の子の声で淡々と話す女に、時々違和感を感じる。腐りきった僕に絶えず「遊ぼう」と声をかけてくれていた、あの親戚の女の子。ただでさえこの理解が追いついていないのに、その声で色々と言われると、益々何がなんだか分からなくなってくる。和道の人間が亡くなっていっているのに、何で僕は生きてい

        • 第二話 閉ざされた道

          話道の道は、結局僕にとってなんの意味があったのだろう。 あの努力した日々は無駄で、夢や幻でしかなかったのだろうか。 僕は話道師によって変わった人たちを大勢見てきた。 例えばその昔、収拾がつかぬほど人を騙してばかりだった商人がいたが、突然、自分の子供だけを愛でるようになった。もとは自分の子供のために盗みを働いては食料を得ていた商人だったようだが、だんだん騙すことに執着していった結果、子供もほったらかして夜な夜な出掛けて。結局賭博だのなんだのに手を付け、終いには人まで殺しそうな

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        • 完璧にならない、私の日常。
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        記事

          第一話 生まれ持つもの

          ――― 「お前さんは……? 何が目的だ……?」 「我々は、真など要らない」 「何のことだ……?」 「でもアンタには、壮大な価値がある」 ……「その価値を、我々は奪うまで」 ―― あちらに居る商人の顔を見てご覧なさい。顔に大きな傷があるだろう? あの者も、一度は傷付いたことがあるのだ。 そもそも誰もが傷ひとつなく生きることなど、不可能に等しい。 それは、身体の傷だけではない。 今、目を瞑って、そこに浮かんだ人間の頬を叩いてご覧なさい。 どんな顔をしているかい? 泣いてい

          第一話 生まれ持つもの

          週刊少年マガジン原作大賞応募作品/「おしくらまんじゅう」

          あらすじ 応募作品リンク #週刊少年マガジン原作大賞  #連載部門

          週刊少年マガジン原作大賞応募作品/「おしくらまんじゅう」

          わたしは怯えている。

          わたしは単純に、「ドライヤーで髪を乾かす」という、あの作業が嫌い。 いつもお風呂上がりにタオルで髪を巻いたままにしては怒られている。 作動音とともに熱くなるあの感じ、アタリマエのことなのだが、本当に何者にも代え難い、嫌な時間とみなしている。 テレビや声は聞こえなくなるし、その間だけすごく閉鎖されてる感じで、無理やり暑苦しい演説をする人たちの間に閉じ込められたような感覚になる。(例えが非常に悪い) もともと字幕をつける習慣があるので、テレビは音無しでもみれる。そもそも止めてお

          わたしは怯えている。

          正解はあるのだろうか。

          このたび、アルバイト生活をはじめて今年5年目に突入する者です。 収入面はおろか、気持ちも安定していません。そりゃ当たり前ですけど。 なのに、去年はコロナワクチンの副反応でしばらく休むなどしてしまいまして、肉体的精神的にもやられました。 まぁこれは誰のせいでもない、と言えばそうなんですが。 なんかこういうのが続くと、「あー、やっぱり自分って駄目人間なんだなぁ」って、不覚にも思ってしまうんですよねぇ。 これは人間という生き物でいる限り続くのかなぁと思うほか、、 数々の人間がそう

          正解はあるのだろうか。

          わたしはまだ大丈夫。

          こんなこと言いたくはありません。 けれど、どうしても言ってしまいます。 誰かと勝手に比べて、自分を勝手に棚にあげて、それから自分を高めるため、あの人よりかは大丈夫だと言う。 人様を使うなんて、まだまだ人間的にちいさいなと思います。 自信はいつも無いです。だから不審な動きになるんですよね。別に何もするつもりは無いんですよ、ただ挙動不審になってしまうんです。 そもそも自分を棚にあげられるほどの代物は、そうそう見つかりません。 みんな凄くて、才能あって、もう妬みしかないんです。

          わたしはまだ大丈夫。

          映画「十二人の死にたい子どもたち」〈感想〉

          映画の感想です。 以下、ネタバレもあると思いますので、 見たくないという方はスルーしてくださいm(__)m ↓↓ つい昨日、みました。前に何度かみたはずで、映画館にも足を運んでみたはずなんですけど。みても全く思い出せなかったんですよね。なんででしょうか……っていうくらい、本当に重みのある、作品としてすごく見応えある作品だなと思いました。 死と生っていうのは相反しているけど、どっちにも転べるだけに、人間って色々迷うんだろうなと思います。でも、その期間っていうのは人それぞれ、

          映画「十二人の死にたい子どもたち」〈感想〉

          テキトーの深み。

          先日、とある動画内で言っていた言葉に引っかかりまして。 「『適当』っていうのは、『適当に当分するってことだから、それができるっていうのは、ある意味すごいことなんですよ』って。 別にハウツー的な動画では無かったし、まさかそんな言葉を聞けるなんて思いもよらない感じだったんですけど。でも、今確認したらどこで言ってたのかってくらい分からなくて諦めました……そんなに長い動画でもないのに、見つけられないなんて、まさか幻聴でしょうか。内容が生き霊憑いてるか的な動画だけに、かなーり今ビビっ

          テキトーの深み。

          キラキラ

          電車に揺られて帰る、制服姿のイケメン君。 「あー。 あんな素敵な子と、恋する世界線もあったのかなぁ」……なんて、ふわふわと妄想してしまう帰り道の日常は、もはや恒例行事だ。 私はもう20歳を颯爽と華麗に過ぎた。せっかくお酒も飲めるようになったが、そんな楽しみも謳歌していないことを気付いていないフリも、大人「だから」してみる。きっと今頃、同級生たちはサークルの飲み会などに勤しんでいるんだろうか。あ、これはまったくもって美談でもなく、むしろ駄目な大人への階段を駆け上がっているのは

          日常

          暗黒と呼ぶ学生時代を今、思い出してみても、ロクな思い出がない。勉強も、部活も、何も打ち込んでこなかった。おかげさまで今もその名残が残っていて、何をやっても中途半端です。日本社会にこんな大人が、申し訳が立ちません。 そんなわたしが高校の時、一緒に過ごしていたある人の話をします。その人は、唯一同じ中学だったということしか共通点がなく、そこまで深い関係ではなかったけど。あるクラスメイトを介して、いわば一人挟んでの関係というか。仲が良いとか、そんな風じゃなく、まぁ同中だしみたいな。

          ビビりを超えてます。

          予想通りの結果に。はい、もう約2ヶ月ほど放置しておりました。 あれほど連続で更新すると言っていたのに…。 本当に自分が長続きしない人だなと実感します。 最近は映画やドラマをみたりしています。もはや私の通年行事ですが。 いつも思いますけど、面白いものって本当に絶えず生まれてきますよね。 なんかもう自分が創らなくたってもういいのかなぁって思う日がほぼ毎日なくらい、本当に毎回うおーっと唸ることが、そう思わせていただく作品が多いです。(こんな奴に評価されたくないかもですけどね。汗)

          ビビりを超えてます。

          重たい十字架を。

          時々ふと思い出す、学生時代の記憶。 思い出すほど、あんまりいい思い出ではありません。 キラキラもしてないし、なんだかずーっとトゲトゲとしていて。周りにもたくさん迷惑かけましたし、楽しかったといえばまぁそうなのかもですが、基本的に暗かったです。暗黒時代でした。 たまに、あのときのことをまだ引きずりながら生活していかないといけないのかなーと思うときがあります。 コンプレックスとかトラウマのきっかけになっているのかもしれませんけど、あのときに迷惑かけた人たちにいまの幸せをみられ

          重たい十字架を。

          タイトル、つけてみました。

          眠いです。なんかずっと眠い眠い言ってる気が。 本当にもう寝ます。 あ。今、マガジンの記事をざーっとみて思い付くままにタイトルをつけてみました。全然記事と内容違うじゃーんとかあるかもですけど。あくまでこれはわたしの備忘録ですので。タイトルはなんか分かりやすく色分けされた…処方箋?恐ろしくいい例えが思い付きませんけど。 とりあえずそんな堅苦しく、また根気強く、さらにむちゃくちゃな眼力でタイトルをみていただかなくてもいいかなーと。そんな感じです。 完璧にならない、私の日常。って

          タイトル、つけてみました。