濃厚でありつつも、くどくないラーメン
6月の頭、無性にラーメンが食べたい衝動に駆られた。
家に帰る道と反対方向へ車を走らせて、お気に入りのラーメン屋さんへ。
店内の券売機の前でいつも頼む鶏白湯(ぱいたん)の塩ラーメンにするか、たまには冒険するかで迷う。
結局、いつも頼む鶏白湯の塩ラーメンの特選を選んで食券を店員さんに渡す。
5分ほど経って注文したラーメンが目の前に置かれた。
白濁としたスープはポタージュのようだった。
もちもちとした中太麺にどろっとしたスープがよく絡んだ。
調味料に頼った味ではなく、鶏の出汁がしっかりときいたスープ。
濃厚でありつつも、くどいと感じさせない。
塩味だからだろうか。どこかあっさりとしている。
スープを飲むのが止まらず、すべて飲んでいた。
ラーメンのスープは健康に良くないのは承知だ。
しっかりと味がしみた味玉の黄身が口の中いっぱいに行き渡る。
写真では隠れているが、みじん切りの玉ねぎが入っていた。
シャキシャキとした食感がアクセントになった。
私自身は玉ねぎがどちらかと言うと苦手だが、このみじん切りの玉ねぎがないと物足りなさを感じるかもしれない。
薄めの鶏のチャーシューが4枚入っている。
薄めの鶏のチャーシューだからか、ぺろりと食べられた。
全体的にバランスの取れたラーメンだった。